——Accopiatori——
アッコピアトーリ
記載日:2006年10月27日以前

概要
 フィレンツェ共和国の三大要職及び正義の旗手選出に当たる行政職。
 通常の仕事は資格審査会議の決定に従って、三大要職に就ける有資格者の名札を適切に袋に入れていくことである。
 シニョーリアは8名のプリオーレ(高官)からなり、内6名は大アルテから、2名は小アルテから選ばれる。選出に当たっては、2種類の袋が用いられる。一般の袋(borsa generale)と、小さな袋(borselino)である。全部で7つの袋が使われる。小アルテから選出される2名は、同一の袋が使われるからである。当然ながら、小さな袋に入れられた場合、選出される確立は高くなる。
 コシモ・イル・ヴェッキオは官職被選出資格名札の管理事務担当に過ぎないアッコピアトーリを自派で固めつつ、これに、被選出資格の審査、資格者の名札の管理、名札からのシニョーリアなど主要官職の委員の抽出までの全過程を実質上、行う権限を持たせていく。これにより、伝統的共和政の形態を残しつつ実質上の独裁体制を築き始めるのである。

関連項目
 ピッティ陰謀事件

参考文献
 『フィレンツェ史』
 『読む年表・年譜 ルネサンス・フィレンツェ、イタリア、ヨーロッパ』
用語
そこそこアレな感じで