黄金の薔薇 Rosa d'Oro
概要
黄金の薔薇は、四旬節の第4日曜日に教皇から贈られる金の置物。1049年の教皇勅書で初めて言及されたが、この伝統はグレゴリウス1世の在位中に始まったという。
ヌーシャテル伯ルドルフ3世 1316~1334年 ヨハネス22世
ルッカ共和国 1564年 ピウス4世
シエナ大聖堂 1658年 アレクサンデル7世
受領者
フルク4世・ダンジュー | 1096年 | ウルバヌス2世 |
アルフォンソ7世 | 1148年 | エウゲニウス3世 |
ルイ7世 | 1163年 | アレクサンデル3世 |
ウィリアム1世 | 1182年 | ルキウス3世 |
ライモンド・オルシーニ | 1227年 | グレゴリウス9世 |
サン=ジュスト教会、リヨン | 1244年 | インノケンティウス4世 |
サン・ドメニコ教会、ペルージア | 1304年 | ベネディクトゥス11世 |
ヌーシャテル伯ルドルフ3世 | 13??年 | ヨハネス22世 |
ルイジ・ディ・ターラント | 1348年 | クレメンス6世 |
ラヨシュ1世 | 1348年 | クレメンス6世 |
ニッコロ・アッチャイウオリ | 1350年 | インノケンティウス6世 |
ヴァルデマー4世 | 1362年 | ウルバヌス5世 |
アメデーオ6世・ディ・サヴォイア | 1364年 | ウルバヌス5世 |
ジョヴァンナ1世・ダンジオ | 1368年 | ウルバヌス5世 |
サン・ピエトロ大聖堂 | 1369年 | ウルバヌス5世 |
ライモンド・オルシーニ・デル・バルツォ | 1389年 | ウルバヌス6世 |
アルベルト5世・デステ | 1391年 | ボニファティウス9世 |
アストッレ1世・マンフレディ | 1393年 | ボニファティウス9世 |
ウゴリーノ3世・トリンチ | 1398年 | ボニファティウス9世 |
カルロ1世・マラテスタ | 1399年 | |
ニッコロ3世・デステ | 1410年 | アレクサンデル5世 |
シャルル6世 | 1411年 | ヨハネス23世 |
ルドヴィーコ・アリドージ | 1413年 | ヨハネス23世 |
ジギスムント・フォン・ルクセンブルク | 1415年 | ヨハネス23世 |
フィレンツェ共和国 | 1419年 | マルティヌス5世 |
グイダントーニオ・ダ・モンテフェルトロ | 1420年 | マルティヌス5世 |
ラヌッチョ・ファルネーゼ | 1434年 | エウゲニウス4世 |
ジギスムント・フォン・ルクセンブルク | 1435年 | エウゲニウス4世 |
ヘンリー6世 | 1444年 | エウゲニウス4世 |
ポーランド王カジミェシュ4世 | 1448年 | ニコラウス5世 |
フリードリヒ3世 | 1452年 | ニコラウス5世 |
エレオノーレ・フォン・ポルトゥガル | 1452年 | ニコラウス5世 |
シャルル7世 | 1457年 | カリストゥス3世 |
シエナ共和国 | 1459年 | ピウス2世 |
ルドヴィーコ3世・ゴンザーガ | 1477年 | シクストゥス4世 |
ジルベール・ド・ブルボン | 1485年 | インノケンティウス8世 |
スコットランド王ジェームズ3世 | 1486年 | インノケンティウス8世 |
スコットランド王ジェームズ4世 | 1491年 | インノケンティウス8世 |
イサベル1世・デ・カスティーリャ | 1493年 | アレクサンデル6世 |
ヴェネツィア共和国 | 1495年 | アレクサンデル6世 |
ゴンザロ・デ・コルドバ | 1497年 | アレクサンデル6世 |
チェーザレ・ボルジア | 1500年 | アレクサンデル6世 |
ポーランド王アレクサンデル | 1505年 | ユリウス2世 |
ポルトガル王マヌエル1世 | 1506年 | ユリウス2世 |
アルフォンソ1世・デステ | 1508年 | ユリウス2世 |
ヘンリー8世 | 1512年 | ユリウス2世 |
ポルトガル王マヌエル1世 | 1514年 | レオ10世 |
ザクセン選帝侯フリードリヒ3世 | 1518年 | レオ10世 |
ヘンリー8世 | 1521年 | レオ10世 |
ヘンリー8世 | 1524年 | クレメンス7世 |
フェデリーコ2世・ゴンザーガ | 1537年 | パウルス3世 |
エルコーレ2世・デステ | 1543年 | パウルス3世 |
カトリーヌ・ド・メディシス | 1548年 | パウルス3世 |
ジョアン・マヌエル・デ・ポルトゥガル | 1550年 | ユリウス3世 |
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂 | 1551年 | ユリウス3世 |
メアリー1世 | 1555年 | ユリウス3世 |
マリア・エンリケス・デ・トレド | 1557年 | パウルス4世 |
メアリー・スチュアート | 1560年 | ピウス4世 |
アンナ・ヤギェウォ | 1561年 | ピウス4世 |
ルッカ共和国 | 1564年 | ピウス4世 |
シャルル9世 | 1572年 | ピウス5世 |
フアン・デ・アウストリア | 1574年 | グレゴリウス13世 |
イサベル・クララ・エウヘニア | 1591年 | グレゴリウス14世 |
アンリ4世 | 1592年 | クレメンス8世 |
マルガレーテ・フォン・エスターライヒ | 1598年 | クレメンス8世 |
フェルディナンド2世・デ・メディチ | 1626年 | ウルバヌス8世 |
マリーア・マッダレーナ・ダウストリア | 1628年 | ウルバヌス8世 |
ルクレツィア・バルベリーニ | 1654年 | インノケンティウス10世 |
シエナ大聖堂 | 1658年 | アレクサンデル7世 |
別表記
金のバラ、ローザ・ドーロ、Golden Rose、Rosa Aurea
外部リンク
参考文献
『ボルジア家――悪徳と策謀の一族』
『読む年表・年譜 ルネサンス・フィレンツェ、イタリア、ヨーロッパ』
『ルクレツィア・ボルジア―ルネッサンスの黄昏』
『ルネサンスの女たち』
『ルネサンスの華』
『The Life of Cesare Borgia』
ゲオルギウス Georgius
- 記念日
- 4月23日
概要
ゲオルギウスは、伝説上の戦士聖人、殉教者。小アジアのカッパドキアに生まれ、3世紀末頃パレスティナのリッダで没したと言われる。早くから特にギリシア正教会で崇敬された。西ヨーロッパで一般に知られるようになるのはようやく13世紀頃からである。彼はヴェネツィアをはじめヨーロッパのいくつかの都市の守護聖人で、1222年にはイングランドの、その約1世紀後にはガーター騎士団の守護聖人にもなっている。
異教を象徴である竜を倒すことによって、女性に擬人化されたカッパドキアの信仰による征服を示した。しかし、『黄金伝説』では犠牲に供せられようとする王の娘を救うため、城壁の外の海岸で竜と戦ったことになり、場所もリビアのシレナとなっている。他の典拠ではペルセウスの冒険が行われた地ベイルートとされている。
持ち物
鎧、純潔を象徴する白馬、剣、槍、赤い十字の旗
芸術作品
登場
ヤコポ・ヴァラジーネ著『黄金伝説』
別表記
ゲオルギオス
外部リンク
教会の旗手 Gonfaloniere della Chiesa
概要
中世、ルネサンス期の教会の旗手一覧。
別表記
ゴンファロニエーレ・デッラ・キエーザ、ゴンファロニエーレ・デッラ・キェーザ、Gonfaloniere of the Holy Roman Church
外部リンク
教皇庁 Curia Romana
概要
教皇庁は、教皇の下に全世界のカトリック教会を統率する組織。
別表記
ローマ教皇庁、法王庁、Roman Curia
外部リンク
グアダルーペの聖母 Nuestra Señora de Guadalupe
概要
グアダルーペの聖母とは、スペインとメキシコの町グアダルーペでみられた聖母マリアの出現のこと。スペインでは13世紀後半から14世紀前半に、メキシコでは1531年12月9日に姿を現したとされる。
英語
Our Lady of Guadalupe
外部リンク
コンクラーヴェ Conclave
概要
コンクラーヴェとは、枢機卿団による教皇選出の会議のことである。
煙突・煙
コンクラーヴェで3分の2の票数を獲得した枢機卿が新教皇として即位するが、その決定の有無を知らせるために煙が焚かれる。決定なら白い煙、決まらなかった時は黒い煙。
1492年8月6日~11日 アレクサンデル6世
参加者23名
ロドリゴ・ボルジア
ジュリアーノ・デッラ・ローヴェレ
オリヴィエーロ・カラーファ
ジョヴァンニ・バッティスタ・ゼノ
ジョヴァンニ・ミキエル
ジョルジョ・コスタ
ジローラモ・バッソ・デッラ・ローヴェレ
ラッファエーレ・サンソーニ
ドメニコ・デッラ・ローヴェレ
パオロ・フレゴーソ
ジョヴァンニ・デ・コンティ
ジョヴァンニ・ヤコポ・スキアッフィナーティ
フランチェスコ・ピッコローミニ
ジョヴァンニ・バッティスタ・サヴェッリ
ジョヴァンニ・コロンナ
ジョヴァンニ・バッティスタ・オルシーニ
アスカーニオ・マリーア・スフォルツァ
ロレンツォ・チーボ
アルディチーノ・デッラ・ポルタ
アントニオット・パッラヴィチーニ
マッフェオ・ゲラルディ
ジョヴァンニ・デ・メディチ
フェデリーコ・サンセヴェリーノ
非参加者4名
ルイス・フアン・デル・ミラ
ペドロ・ゴンサレス・デ・メンドーサ
André d'Espinay
Pierre d'Aubusson
1503年9月16日~22日 ピウス3世
参加者37名
ジュリアーノ・デッラ・ローヴェレ
ジョルジョ・コスタ
ジローラモ・バッソ・デッラ・ローヴェレ
オリヴィエーロ・カラーファ
アントニオット・パッラヴィチーニ
ロレンツォ・チーボ
フランチェスコ・ピッコローミニ
ラッファエーレ・サンソーニ
ジョヴァンニ・コロンナ
アスカーニオ・マリーア・スフォルツァ
ジョヴァンニ・デ・メディチ
フェデリーコ・サンセヴェリーノ
ジャナントーニオ・サンジョルジョ
ベルナルディーノ・カルバハル
ジュリアーノ・チェザリーニ
ドメニコ・グリマーニ
アレッサンドロ・ファルネーゼ
ルドヴィーコ・ダラゴーナ
フアン・デ・カストロ
ジョルジュ・ダンボワーズ
アマニュー・ダルブレ
ペドロ・ルイス・ランソル
ハイメ・セッラ・イ・カウ
フランチェスコ・ボルジア
フアン・デ・ヴェラ
Ludovico Podocathor
アントーニオ・トリヴルツィオ
マルコ・コルナーロ
ジャンステファノ・フェッレーロ
フアン・デ・ボルハ
フランシスコ・デ・レモリンス
フランチェスコ・ソデリーニ
ニッコロ・フィエスキ
Francisco Desprats
アドリアーノ・ダ・カステッレジ
Jaime de Casanova
フランシスコ・ガルセラン・デ・ロリス
非参加者8名
ルイス・フアン・デル・ミラ
レイモンド・ペラウルド
イッポーリト・デステ
ギヨーム・ブリソンネ
Philippe de Luxembourg
Tamás Bakócz
ピエトロ・イスアレス
メルヒオール・フォン・メッカウ
別表記
法王選挙
外部リンク
三位一体 さんみいったい・さんいいったい
概要
三位一体とは、キリスト教において父と子と聖霊の3つが1体であるとする教え。
外部リンク
祝福された剣 stocco pontificio
概要
祝福された剣は、降誕祭にサン・ピエトロ大聖堂で教皇から、キリスト教世界の擁護を称えてカトリックの君主に贈られた、聖別された剣。聖ペテロがゲッセマネの園でイエス・キリストを守るために剣を使った聖書の物語に由来する。
歴史
教皇が祝福された剣と帽子を贈る伝統は、教皇からのもう1つの贈り物である黄金の薔薇ほど古くはないが、遅くとも14世紀に遡る。1386年にウルバヌス6世からルッカ共和国のゴンファロニエーレであるフォルティグエッラ・フォルティグエッリに贈られたのが、最初の確実な記録である。しかし、1357年にはすでに贈り物の制作に対する支払いが記録されており、当時から習慣として根付いていたようである。
マルティヌス5世以降、毎年の剣と帽子の制作に関する詳細な記録が存在するが、受領者は必ずしも分かっているわけではない。ある年に、教皇の名前と日付が入っていたにもかかわらず、評価に値する君主が見つからずに剣が翌年に持ち越されることがあり、その場合、授与した教皇の名前と日付が実際とは異なるということも起こり得る。
15世紀に入ると、降誕祭にローマを訪れた貴族や王族に剣と帽子を贈る習慣から、キリスト教世界とカトリック教会の利益を守るための褒美や激励として遠方の君主に送るようになる。オスマン帝国に対抗する軍事同盟を推進するためにこの慣習をニコラウス5世は積極的に活用した。
剣
祝福された剣は全て両手持ちであり、長さは2メートルを超える場合もあった。柄は銀製で、精巧な金の装飾で覆われていた。柄頭には教皇冠とパリウムで囲まれた教皇の紋章が描かれていた。刃は複雑に彫刻されており、教皇の名前と聖別された年が刻まれていた。
付属の鞘と帯も同様に装飾的で、絹織物で覆われ、宝石が散りばめられ、教皇の紋章が付いていた。
一方、受取人の紋章は剣に刻まれなかった。これは、教皇自身が信仰の真の擁護者であり、剣を授けられた君主は単に教皇の武器にすぎないという教会の立場に起因する。又は、贈る相手を直前に決定するため、制作の都合上という単純な理由かもしれない。
ストッコ Stocco
祝福された剣の種類はストッコと呼ばれる、中世の片手剣が進化した、14世紀に欧州に広まった鎧通しである。長さは約1メートルで、特に鍔に近い部分が厚い、三角形または四角形の断面の、非常に尖った刃を持ち、突きや突進の攻撃を行うために設計されたもの。この剣で行う突きの攻撃をストッカーテと呼んだ。
儀式
降誕祭の前日か当日朝に、ヴァティカン宮殿の私設礼拝堂又はサン・ピエトロ大聖堂の聖具室で、教皇は剣と帽子に聖水を振りかけ、香を三度燃やして聖別。聖堂に到着すると、教皇は短い口上を述べ、贈り物の意義を説明。受領者は教皇の手と履物に接吻し、剣と帽子を身に着ける。朝課が始まる。受領者は帽子を取って従者に渡し、剣を抜いて地面に3度打ちつけ、3度振りかざして鞘に戻す。そして、第5課か、受領者が皇帝の場合には第7課を歌う。朝課が終わると、祝福された剣と帽子を持った侍従に先導され、枢機卿、高位聖職者、教皇侍従、教皇庁大使に続かれ、受領者は帰還する。
受領者欠席の場合、剣と帽子は祝福された後、祭壇に置かれる。贈り物と教皇の書簡が教皇特使によって発送される。特使が目的地に到着したら、受領者は宿泊地まで護衛するために代表団を派遣。儀式は通常、日曜日又は主要な祝日に街の主要な教会で開催され、黄金の薔薇の場合を参考にした、教皇庁外の式典で対象者に贈呈される。
作品
受領者
スコットランド王ウィリアム1世 | 1202年 ?年 | インノケンティウス3世 |
アラゴン王ペドロ2世 | 1204年 ?年 | インノケンティウス3世 |
カール4世 | 1347年 1347年 | クレメンス6世 |
ルイ1世・ダンジュー | 1365年 1365年 | ウルバヌス5世 |
ジャン1世・ダルマニャック | 1366年 1366年 | ウルバヌス5世 |
ルイ1世・ダンジュー | 1371年 1371年 | グレゴリウス11世 |
フォルティグエッラ・フォルティグエッリ | 1386年 1386年 | ウルバヌス6世 |
ジギスムント・フォン・ルクセンブルク | ?年 1414年 | ヨハネス23世 |
シャルル7世 | 1419年 ?年 | マルティヌス5世 |
ルイ3世・ダンジュー | 1422年 ?年 | マルティヌス5世 |
ヴワディスワフ2世・ヤギェウォ | 1432年 ?年 | エウゲニウス4世 |
フィレンツェ共和国 | 1434年 ?年 | エウゲニウス4世 |
ヴワディスワフ3世・ヤギェウォ | ?年 1443年 | エウゲニウス4世 |
フアン2世・デ・カスティーリャ | 1446年 ?年 | エウゲニウス4世 |
フランチェスコ・フォスカリ | 1449年 1450年 | ニコラウス5世 |
オーストリア大公アルブレヒト6世 | 1450年 1450年 | ニコラウス5世 |
ナポリ王国大使サンタンジェロ伯 | ?年 1454年 | ニコラウス5世 |
ルドヴィーコ・ベンティヴォーリオ | 1454年 1455年 | ニコラウス5世 カリストゥス3世 |
シャルル7世 | 1456年 1457年 | カリストゥス3世 |
エンリケ4世・デ・カスティーリャ | 1457年 1458年 | カリストゥス3世 ピウス2世 |
フリードリヒ3世 | 1458年 1459年 | ピウス2世 |
アルブレヒト1世・フォン・ブランデンブルク | 1459年 1460年 | ピウス2世 |
フィリップ・ル・ボン | 1460年 1461年 | ピウス2世 |
ルイ11世 | 1461年 1462年 | ピウス2世 |
クリストフォロ・モーロ | 1462年 1463年 | ピウス2世 |
スカンデルベグ | 1466年 1466年 | パウルス2世 |
エンリケ4世・デ・カスティーリャ | 1467年 ?年 | パウルス2世 |
フリードリヒ3世 | 1468年 1468年 | パウルス2世 |
マティアス・コルヴィヌス | 1470年 1471年 | パウルス2世 シクストゥス4世 |
ボルソ・デステ | ?年 1471年 | シクストゥス4世 |
フィリベルト1世・ディ・サヴォイア | 1474年 1475年 | シクストゥス4世 |
アルフォンソ2世・ダラゴーナ | 1477年 1477年 | シクストゥス4世 |
フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ | 1480年 1480年 | シクストゥス4世 |
イングランド王エドワード4世 | 1481年 1482年 | シクストゥス4世 |
アルフォンソ2世・ダラゴーナ | 1482年 1482年 | シクストゥス4世 |
フランチェスコ・ダラゴーナ | 1484年 1484年 | インノケンティウス8世 |
フェルナンド2世・デ・アラゴン | 1484年 ?年 | インノケンティウス8世 |
イニーゴ・ロペス・デ・メンドーサ | 1486年 1486年 | インノケンティウス8世 |
ジャン・ヤコポ・トリヴルツィオ | 1488年 1488年 | インノケンティウス8世 |
ヴィルヘルム1世・フォン・ヘッセン | 1491年 1491年 | インノケンティウス8世 |
フェデリーコ・ダラゴーナ | 1492年 1492年 | アレクサンデル6世 |
マクシミリアン1世 | 1493年 1494年 | アレクサンデル6世 |
フェルディナンド・ダラゴーナ | 1494年 1494年 | アレクサンデル6世 |
フェリペ1世 | 1496年 1497年 | アレクサンデル6世 |
ポメラニア公ボギスラフ10世 | 1497年 1497年 | アレクサンデル6世 |
ルイ12世 | 1498年 1498年 | アレクサンデル6世 |
スコットランド王ジェームズ4世 | 1506年 1507年 | ユリウス2世 |
ウラースロー2世・ヤギェウォ | 1508年 1509年 | ユリウス2世 |
スイス連邦 | 1510年 1511年 | ユリウス2世 |
ヘンリー8世 | 1513年 ?年 | レオ10世 |
ポルトガル王マヌエル1世 | 1514年 ?年 | レオ10世 |
フィレンツェ共和国 | 1515年 ?年 | レオ10世 |
フランソワ1世 | 1516年 ?年 | レオ10世 |
マクシミリアン1世 | 1517年 ?年 | レオ10世 |
ポーランド王ジグムント1世 | ?年 1525年 | クレメンス7世 |
カール5世 | ?年 1529年 | クレメンス7世 |
スコットランド王ジェームズ5世 | 1536年 1537年 | パウルス3世 |
ポーランド王ジグムント2世 | ?年 1540年 | パウルス3世 |
フェリペ2世 | ?年 1554年 | ユリウス3世 |
エルコーレ2世・デステ | 1555年 1558年 | パウルス4世 |
フェリペ2世 | ?年 1560年 | ピウス4世 |
カルロス・デ・アウストリア | ?年 1563年 | ピウス4世 |
フェルナンド・アルバレス・デ・トレド | ?年 1566年 | ピウス5世 |
フェルディナンド2世・フォン・ハプスブルク | 1567年 1568年 | ピウス5世 |
フアン・デ・アウストリア | 1568年 1571年 | ピウス5世 |
ステファン・バートリ | ?年 1580年 | グレゴリウス13世 |
フェルディナンド2世・フォン・ハプスブルク | 1581年 1582年 | グレゴリウス13世 |
アレッサンドロ・ファルネーゼ | 1585年 1586年 | シクストゥス5世 |
フェリペ3世 | ?年 1591年 | グレゴリウス14世 |
フェリペ3世 | ?年 1594年 | クレメンス8世 |
フェリペ4世 | ?年 1618年 | パウルス5世 |
ポーランド王ヴワディスワフ4世 | ?年 1625年 | ウルバヌス8世 |
外部リンク
聖座 Santa Sede
別表記
Sancta Sedes、Holy See
外部リンク
テネブラエ Tenebrae
概要
テネブラエとは、復活祭の前の週の聖木・金・土曜日の3日間に行なう朝課・賛課のこと。キリストの受難と死を記念して行なわれる。
この儀式では灯された蝋燭が1本また1本と消されていき、残った1番上の1本も最後には消されてしまう。これは使徒たちが磔刑に処されるキリストを見捨てて逃げたことを暗示している。
マインツ大聖堂の燭台
外部リンク
天使
概要
天使を表すエンジェルという言葉は、ヘブライ語のマラークのギリシア語訳に発し、本来は「神の影の国」を意味したが、後に使者を意味するようになった。
位階
熾天使
智天使
座天使
主天使
力天使
能天使
権天使
大天使
天使
芸術作品
外部リンク
熾天使 してんし
概要
天使の階級、第1位。ヘブライ語で単数形はセラフ、複数形はセラフィムとなる。
別表記
セラフ
外部リンク
智天使 ちてんし
概要
智天使は、天使の一種。偽ディオニシウスに由来する天使の階級では第2位に位置づけられる。
旧約聖書の創世記3章によると、主なる神はアダムとエヴァを追放した後、罪のある状態のままで永遠の命を得てしまわないように命の木への道を守らせるためにエデンの園の東に回転する炎の剣とともに智天使を置いたという。また、契約の箱の上にはこの天使を模した金細工が乗せられている。
エゼキエル書10章21節によれば、4つの顔と4つの翼を持ち、その翼の下には人の手のようなものがある。
芸術作品
別表記
ケルビム、cherub、כרובים
外部リンク
座天使 ざてんし
概要
天使の階級、第3位。
別表記
トロウンズ、ソロネ・スローンズ(Thrones)、オファニム(Ofanim)、ガルガリン(Galgalim)
外部リンク
主天使 しゅてんし
概要
天使の階級、第4位。名は「統治」「支配」の意。神の威光を知らしめるため、様々な働きを担うとされる。
持ち物
笏。
主天使
ザドキエル、ハシュマル、ヤーリエル、ムリエル。
別表記
ドミニオンズ、キュリオテテス、Dominions、Κυριοτητες
外部リンク
ハシュマル חַשְׁמַל
概要
ハシュマルは、主天使に属する天使の1体。炎を発する天使。
外部リンク
力天使 りきてんし
概要
天使の階級、第5位。
別表記
ヴァーチューズ、ヴァーチュース(Virtues)、デュナメイス、デュミナス
外部リンク
能天使 のうてんし
概要
天使の階級、第6位。
別表記
パワーズ
外部リンク
権天使 けんてんし
概要
天使の階級、第7位。
別表記
プリンシパリティーズ
大天使 だいてんし
概要
天使の階級、第8位。
外部リンク
ミカエル Michael
- 位階
- 大天使
概要
ミカエルは、旧約聖書の『ダニエル書』、新約聖書の『ユダの手紙』『ヨハネの黙示録』、旧約聖書外典『エノク書』に登場する天使。
外部リンク
七つの大罪 Septem Peccata Mortalia
概要
七つの大罪とは、人間を罪に導く可能性があると見做されてきた欲望や感情のことを指し、虚栄、嫉妬、怠惰、憤怒、食欲、色欲、淫蕩の7つとされる。
英語
Seven deadly sins
外部リンク
ベリアル Belial
概要
ベリアルは、ユダヤ教とキリスト教における悪魔の1体。地獄の領域の一部であるシオウルを支配する君主。ベリアルという名前は「無価値」を意味する。
外部リンク
ベルフェゴール Belphegor
概要
ベルフェゴールは、ユダヤ教とキリスト教における悪魔の1体。七つの大罪の怠惰と、好色を司る地獄の公爵。
前身は古代モアブで崇められた神バアル・ペオルであるが、権天使だったとされることもある。
駐仏大使でもあり、ルーブル美術館を夜中に歩き回るという。
外部リンク
記載日
2006年7月15日
更新日
2023年9月27日