Religio Christiana

キリスト教

黄金の薔薇 Rosa d'Oro

概要

 黄金の薔薇は、四旬節の第4日曜日に教皇から贈られる金の置物。1049年の教皇勅書で初めて言及されたが、この伝統はグレゴリウス1世の在位中に始まったという。

ヌーシャテル伯ルドルフ3世 1316~1334年 ヨハネス22世

ルッカ共和国 1564年 ピウス4世

シエナ大聖堂 1658年 アレクサンデル7世

受領者

フルク4世・ダンジュー1096年ウルバヌス2世
アルフォンソ7世1148年エウゲニウス3世
ルイ7世1163年アレクサンデル3世
ウィリアム1世1182年ルキウス3世
ライモンド・オルシーニ1227年グレゴリウス9世
サン=ジュスト教会、リヨン1244年インノケンティウス4世
サン・ドメニコ教会、ペルージア1304年ベネディクトゥス11世
ヌーシャテル伯ルドルフ3世13??年ヨハネス22世
ルイジ・ディ・ターラント1348年クレメンス6世
ラヨシュ1世1348年クレメンス6世
ニッコロ・アッチャイウオリ1350年インノケンティウス6世
ヴァルデマー4世1362年ウルバヌス5世
アメデーオ6世・ディ・サヴォイア1364年ウルバヌス5世
ジョヴァンナ1世・ダンジオ1368年ウルバヌス5世
サン・ピエトロ大聖堂1369年ウルバヌス5世
ライモンド・オルシーニ・デル・バルツォ1389年ウルバヌス6世
アルベルト5世・デステ1391年ボニファティウス9世
アストッレ1世・マンフレディ1393年ボニファティウス9世
ウゴリーノ3世・トリンチ1398年ボニファティウス9世
カルロ1世・マラテスタ1399年
ニッコロ3世・デステ1410年アレクサンデル5世
シャルル6世1411年ヨハネス23世
ルドヴィーコ・アリドージ1413年ヨハネス23世
ジギスムント・フォン・ルクセンブルク1415年ヨハネス23世
フィレンツェ共和国1419年マルティヌス5世
グイダントーニオ・ダ・モンテフェルトロ1420年マルティヌス5世
ラヌッチョ・ファルネーゼ1434年エウゲニウス4世
ジギスムント・フォン・ルクセンブルク1435年エウゲニウス4世
ヘンリー6世1444年エウゲニウス4世
ポーランド王カジミェシュ4世1448年ニコラウス5世
フリードリヒ3世1452年ニコラウス5世
エレオノーレ・フォン・ポルトゥガル1452年ニコラウス5世
シャルル7世1457年カリストゥス3世
シエナ共和国1459年ピウス2世
ルドヴィーコ3世・ゴンザーガ1477年シクストゥス4世
ジルベール・ド・ブルボン1485年インノケンティウス8世
スコットランド王ジェームズ3世1486年インノケンティウス8世
スコットランド王ジェームズ4世1491年インノケンティウス8世
イサベル1世・デ・カスティーリャ1493年アレクサンデル6世
ヴェネツィア共和国1495年アレクサンデル6世
ゴンザロ・デ・コルドバ1497年アレクサンデル6世
チェーザレ・ボルジア1500年アレクサンデル6世
ポーランド王アレクサンデル1505年ユリウス2世
ポルトガル王マヌエル1世1506年ユリウス2世
アルフォンソ1世・デステ1508年ユリウス2世
ヘンリー8世1512年ユリウス2世
ポルトガル王マヌエル1世1514年レオ10世
ザクセン選帝侯フリードリヒ3世1518年レオ10世
ヘンリー8世1521年レオ10世
ヘンリー8世1524年クレメンス7世
フェデリーコ2世・ゴンザーガ1537年パウルス3世
エルコーレ2世・デステ1543年パウルス3世
カトリーヌ・ド・メディシス1548年パウルス3世
ジョアン・マヌエル・デ・ポルトゥガル1550年ユリウス3世
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂1551年ユリウス3世
メアリー1世1555年ユリウス3世
マリア・エンリケス・デ・トレド1557年パウルス4世
メアリー・スチュアート1560年ピウス4世
アンナ・ヤギェウォ1561年ピウス4世
ルッカ共和国1564年ピウス4世
シャルル9世1572年ピウス5世
フアン・デ・アウストリア1574年グレゴリウス13世
イサベル・クララ・エウヘニア1591年グレゴリウス14世
アンリ4世1592年クレメンス8世
マルガレーテ・フォン・エスターライヒ1598年クレメンス8世
フェルディナンド2世・デ・メディチ1626年ウルバヌス8世
マリーア・マッダレーナ・ダウストリア1628年ウルバヌス8世
ルクレツィア・バルベリーニ1654年インノケンティウス10世
シエナ大聖堂1658年アレクサンデル7世

別表記

 金のバラ、ローザ・ドーロ、Golden RoseRosa Aurea

外部リンク

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 Google Books

参考文献

 『ボルジア家――悪徳と策謀の一族』
 『読む年表・年譜 ルネサンス・フィレンツェ、イタリア、ヨーロッパ』
 『ルクレツィア・ボルジア―ルネッサンスの黄昏』
 『ルネサンスの女たち』
 『ルネサンスの華』
 『The Life of Cesare Borgia

ゲオルギウス Georgius

記念日
4月23日

概要

 ゲオルギウスは、伝説上の戦士聖人、殉教者。小アジアのカッパドキアに生まれ、3世紀末頃パレスティナのリッダで没したと言われる。早くから特にギリシア正教会で崇敬された。西ヨーロッパで一般に知られるようになるのはようやく13世紀頃からである。彼はヴェネツィアをはじめヨーロッパのいくつかの都市の守護聖人で、1222年にはイングランドの、その約1世紀後にはガーター騎士団の守護聖人にもなっている。
 異教を象徴である竜を倒すことによって、女性に擬人化されたカッパドキアの信仰による征服を示した。しかし、『黄金伝説』では犠牲に供せられようとする王の娘を救うため、城壁の外の海岸で竜と戦ったことになり、場所もリビアのシレナとなっている。他の典拠ではペルセウスの冒険が行われた地ベイルートとされている。

持ち物

 鎧、純潔を象徴する白馬、剣、槍、赤い十字の旗

芸術作品

登場

 ヤコポ・ヴァラジーネ著『黄金伝説

別表記

 ゲオルギオス

外部リンク

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教会の旗手 Gonfaloniere della Chiesa

概要

 中世、ルネサンス期の教会の旗手一覧。

期間 教会の旗手 任命した教皇
1372年~137?年 ガレオット1世・マラテスタ
グレゴリウス11世
1377年~1384年 リドルフォ2世・ダ・ヴァラーノ
グレゴリウス11世
1384年~1385年 カルロ3世・ダンジオ
ウルバヌス6世
1387年~1???年 カルロ・マラテスタ
ウルバヌス6世
1403年~140?年 ニッコロ3世・デステ
ボニファキウス9世
1406年~14??年 ラディスラオ1世・ダンジオ
インノケンティウス8世
1412年~14??年 ジャンフランチェスコ1世・ゴンザーガ
グレゴリウス12世
1431年~143?年 ニッコロ・フォルテブラッチョ
エウゲニウス4世
1433年~1434年 ジョヴァンニ・ヴィテレスキ
エウゲニウス4世
1434年~1442年 フランチェスコ1世・スフォルツァ
エウゲニウス4世
1442年~144?年 ニッコロ・ピッチニーノ
エウゲニウス4世
1444年~14??年 ルイ11世
エウゲニウス4世
1455年頃 フランチェスコ1世・スフォルツァ
エウゲニウス4世
1456年~1458年 ペドロ・ルイス・デ・ボルハ
カリストゥス3世
1462年~1468年 フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ
ピウス2世
1474年~1482年 フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ
シクストゥス4世
1484年~1489年 ジョヴァンニ・デッラ・ローヴェレ
インノケンティウス8世
1489年~1496年 ニッコロ2世・オルシーニ
インノケンティウス8世
1496年~1497年 フアン・ボルジア
アレクサンデル6世
1500年~1503年 チェーザレ・ボルジア
アレクサンデル6世
1504年~1508年? グイドバルド・ダ・モンテフェルトロ
ユリウス2世
1509年~1510年 アルフォンソ1世・デステ
ユリウス2世
1510年~151?年 フランチェスコ2世・ゴンザーガ
ユリウス2世
1513年~1516年 ジュリアーノ・デ・メディチ
レオ10世
1516年~151?年 ロレンツォ・デ・メディチ
レオ10世
1519年~15??年 フェデリーコ2世・ゴンザーガ
ユリウス2世
1537年~1547年 ピエル・ルイジ・ファルネーゼ
パウルス3世
1547年~1551年 オッタヴィオ・ファルネーゼ
パウルス3世
1565年頃 ヤコプ・ハンニバル・フォン・エムス
ピウス4世
1567年~15??年 オッタヴィオ・ファルネーゼ
ピウス5世

別表記

 ゴンファロニエーレ・デッラ・キエーザ、ゴンファロニエーレ・デッラ・キェーザ、Gonfaloniere of the Holy Roman Church

外部リンク

 Wikipedia
 Wikipedia

教皇庁 Curia Romana

概要

 教皇庁は、教皇の下に全世界のカトリック教会を統率する組織。

別表記

 ローマ教皇庁、法王庁、Roman Curia

外部リンク

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グアダルーペの聖母 Nuestra Señora de Guadalupe

概要

 グアダルーペの聖母とは、スペインとメキシコの町グアダルーペでみられた聖母マリアの出現のこと。スペインでは13世紀後半から14世紀前半に、メキシコでは1531年12月9日に姿を現したとされる。

英語

 Our Lady of Guadalupe

外部リンク

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コンクラーヴェ Conclave

概要

 コンクラーヴェとは、枢機卿団による教皇選出の会議のことである。

煙突・煙

 コンクラーヴェで3分の2の票数を獲得した枢機卿が新教皇として即位するが、その決定の有無を知らせるために煙が焚かれる。決定なら白い煙、決まらなかった時は黒い煙。

1492年8月6日~11日 アレクサンデル6世

参加者23名

ロドリゴ・ボルジア
ジュリアーノ・デッラ・ローヴェレ
オリヴィエーロ・カラーファ
ジョヴァンニ・バッティスタ・ゼノ
ジョヴァンニ・ミキエル
ジョルジョ・コスタ
ジローラモ・バッソ・デッラ・ローヴェレ
ラッファエーレ・サンソーニ
ドメニコ・デッラ・ローヴェレ
パオロ・フレゴーソ
ジョヴァンニ・デ・コンティ
ジョヴァンニ・ヤコポ・スキアッフィナーティ
フランチェスコ・ピッコローミニ
ジョヴァンニ・バッティスタ・サヴェッリ
ジョヴァンニ・コロンナ
ジョヴァンニ・バッティスタ・オルシーニ
アスカーニオ・マリーア・スフォルツァ
ロレンツォ・チーボ
アルディチーノ・デッラ・ポルタ
アントニオット・パッラヴィチーニ
マッフェオ・ゲラルディ
ジョヴァンニ・デ・メディチ
フェデリーコ・サンセヴェリーノ

非参加者4名

ルイス・フアン・デル・ミラ
ペドロ・ゴンサレス・デ・メンドーサ
André d'Espinay
Pierre d'Aubusson

1503年9月16日~22日 ピウス3世

参加者37名

ジュリアーノ・デッラ・ローヴェレ
ジョルジョ・コスタ
ジローラモ・バッソ・デッラ・ローヴェレ
オリヴィエーロ・カラーファ
アントニオット・パッラヴィチーニ
ロレンツォ・チーボ
フランチェスコ・ピッコローミニ
ラッファエーレ・サンソーニ
ジョヴァンニ・コロンナ
アスカーニオ・マリーア・スフォルツァ
ジョヴァンニ・デ・メディチ
フェデリーコ・サンセヴェリーノ
ジャナントーニオ・サンジョルジョ
ベルナルディーノ・カルバハル
ジュリアーノ・チェザリーニ
ドメニコ・グリマーニ
アレッサンドロ・ファルネーゼ
ルドヴィーコ・ダラゴーナ
フアン・デ・カストロ
ジョルジュ・ダンボワーズ
アマニュー・ダルブレ
ペドロ・ルイス・ランソル
ハイメ・セッラ・イ・カウ
フランチェスコ・ボルジア
フアン・デ・ヴェラ
Ludovico Podocathor
アントーニオ・トリヴルツィオ
マルコ・コルナーロ
ジャンステファノ・フェッレーロ
フアン・デ・ボルハ
フランシスコ・デ・レモリンス
フランチェスコ・ソデリーニ
ニッコロ・フィエスキ
Francisco Desprats
アドリアーノ・ダ・カステッレジ
Jaime de Casanova
フランシスコ・ガルセラン・デ・ロリス

非参加者8名

ルイス・フアン・デル・ミラ
レイモンド・ペラウルド
イッポーリト・デステ
ギヨーム・ブリソンネ
Philippe de Luxembourg
Tamás Bakócz
ピエトロ・イスアレス
メルヒオール・フォン・メッカウ

別表記

 法王選挙

外部リンク

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 The Cardinals of the Holy Roman Church
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三位一体 さんみいったい・さんいいったい

概要

 三位一体とは、キリスト教において父と子と聖霊の3つが1体であるとする教え。

外部リンク

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祝福された剣 stocco pontificio

概要

 祝福された剣は、降誕祭にサン・ピエトロ大聖堂で教皇から、キリスト教世界の擁護を称えてカトリックの君主に贈られた、聖別された剣。聖ペテロがゲッセマネの園でイエス・キリストを守るために剣を使った聖書の物語に由来する。

歴史

 教皇が祝福された剣と帽子を贈る伝統は、教皇からのもう1つの贈り物である黄金の薔薇ほど古くはないが、遅くとも14世紀に遡る。1386年にウルバヌス6世からルッカ共和国のゴンファロニエーレであるフォルティグエッラ・フォルティグエッリに贈られたのが、最初の確実な記録である。しかし、1357年にはすでに贈り物の制作に対する支払いが記録されており、当時から習慣として根付いていたようである。
 マルティヌス5世以降、毎年の剣と帽子の制作に関する詳細な記録が存在するが、受領者は必ずしも分かっているわけではない。ある年に、教皇の名前と日付が入っていたにもかかわらず、評価に値する君主が見つからずに剣が翌年に持ち越されることがあり、その場合、授与した教皇の名前と日付が実際とは異なるということも起こり得る。
 15世紀に入ると、降誕祭にローマを訪れた貴族や王族に剣と帽子を贈る習慣から、キリスト教世界とカトリック教会の利益を守るための褒美や激励として遠方の君主に送るようになる。オスマン帝国に対抗する軍事同盟を推進するためにこの慣習をニコラウス5世は積極的に活用した。

 祝福された剣は全て両手持ちであり、長さは2メートルを超える場合もあった。柄は銀製で、精巧な金の装飾で覆われていた。柄頭には教皇冠とパリウムで囲まれた教皇の紋章が描かれていた。刃は複雑に彫刻されており、教皇の名前と聖別された年が刻まれていた。
 付属の鞘と帯も同様に装飾的で、絹織物で覆われ、宝石が散りばめられ、教皇の紋章が付いていた。
 一方、受取人の紋章は剣に刻まれなかった。これは、教皇自身が信仰の真の擁護者であり、剣を授けられた君主は単に教皇の武器にすぎないという教会の立場に起因する。又は、贈る相手を直前に決定するため、制作の都合上という単純な理由かもしれない。

ストッコ Stocco

 祝福された剣の種類はストッコと呼ばれる、中世の片手剣が進化した、14世紀に欧州に広まった鎧通しである。長さは約1メートルで、特に鍔に近い部分が厚い、三角形または四角形の断面の、非常に尖った刃を持ち、突きや突進の攻撃を行うために設計されたもの。この剣で行う突きの攻撃をストッカーテと呼んだ。

儀式

 降誕祭の前日か当日朝に、ヴァティカン宮殿の私設礼拝堂又はサン・ピエトロ大聖堂の聖具室で、教皇は剣と帽子に聖水を振りかけ、香を三度燃やして聖別。聖堂に到着すると、教皇は短い口上を述べ、贈り物の意義を説明。受領者は教皇の手と履物に接吻し、剣と帽子を身に着ける。朝課が始まる。受領者は帽子を取って従者に渡し、剣を抜いて地面に3度打ちつけ、3度振りかざして鞘に戻す。そして、第5課か、受領者が皇帝の場合には第7課を歌う。朝課が終わると、祝福された剣と帽子を持った侍従に先導され、枢機卿、高位聖職者、教皇侍従、教皇庁大使に続かれ、受領者は帰還する。
 受領者欠席の場合、剣と帽子は祝福された後、祭壇に置かれる。贈り物と教皇の書簡が教皇特使によって発送される。特使が目的地に到着したら、受領者は宿泊地まで護衛するために代表団を派遣。儀式は通常、日曜日又は主要な祝日に街の主要な教会で開催され、黄金の薔薇の場合を参考にした、教皇庁外の式典で対象者に贈呈される。

作品

受領者

スコットランド王ウィリアム1世1202年
?年
インノケンティウス3世
アラゴン王ペドロ2世1204年
?年
インノケンティウス3世
カール4世1347年
1347年
クレメンス6世
ルイ1世・ダンジュー1365年
1365年
ウルバヌス5世
ジャン1世・ダルマニャック1366年
1366年
ウルバヌス5世
ルイ1世・ダンジュー1371年
1371年
グレゴリウス11世
フォルティグエッラ・フォルティグエッリ1386年
1386年
ウルバヌス6世
ジギスムント・フォン・ルクセンブルク?年
1414年
ヨハネス23世
シャルル7世1419年
?年
マルティヌス5世
ルイ3世・ダンジュー1422年
?年
マルティヌス5世
ヴワディスワフ2世・ヤギェウォ1432年
?年
エウゲニウス4世
フィレンツェ共和国1434年
?年
エウゲニウス4世
ヴワディスワフ3世・ヤギェウォ?年
1443年
エウゲニウス4世
フアン2世・デ・カスティーリャ1446年
?年
エウゲニウス4世
フランチェスコ・フォスカリ1449年
1450年
ニコラウス5世
オーストリア大公アルブレヒト6世1450年
1450年
ニコラウス5世
ナポリ王国大使サンタンジェロ伯?年
1454年
ニコラウス5世
ルドヴィーコ・ベンティヴォーリオ1454年
1455年
ニコラウス5世
カリストゥス3世
シャルル7世1456年
1457年
カリストゥス3世
エンリケ4世・デ・カスティーリャ1457年
1458年
カリストゥス3世
ピウス2世
フリードリヒ3世1458年
1459年
ピウス2世
アルブレヒト1世・フォン・ブランデンブルク1459年
1460年
ピウス2世
フィリップ・ル・ボン1460年
1461年
ピウス2世
ルイ11世1461年
1462年
ピウス2世
クリストフォロ・モーロ1462年
1463年
ピウス2世
スカンデルベグ1466年
1466年
パウルス2世
エンリケ4世・デ・カスティーリャ1467年
?年
パウルス2世
フリードリヒ3世1468年
1468年
パウルス2世
マティアス・コルヴィヌス1470年
1471年
パウルス2世
シクストゥス4世
ボルソ・デステ?年
1471年
シクストゥス4世
フィリベルト1世・ディ・サヴォイア1474年
1475年
シクストゥス4世
アルフォンソ2世・ダラゴーナ1477年
1477年
シクストゥス4世
フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロ1480年
1480年
シクストゥス4世
イングランド王エドワード4世1481年
1482年
シクストゥス4世
アルフォンソ2世・ダラゴーナ1482年
1482年
シクストゥス4世
フランチェスコ・ダラゴーナ1484年
1484年
インノケンティウス8世
フェルナンド2世・デ・アラゴン1484年
?年
インノケンティウス8世
イニーゴ・ロペス・デ・メンドーサ1486年
1486年
インノケンティウス8世
ジャン・ヤコポ・トリヴルツィオ1488年
1488年
インノケンティウス8世
ヴィルヘルム1世・フォン・ヘッセン1491年
1491年
インノケンティウス8世
フェデリーコ・ダラゴーナ1492年
1492年
アレクサンデル6世
マクシミリアン1世1493年
1494年
アレクサンデル6世
フェルディナンド・ダラゴーナ1494年
1494年
アレクサンデル6世
フェリペ1世1496年
1497年
アレクサンデル6世
ポメラニア公ボギスラフ10世1497年
1497年
アレクサンデル6世
ルイ12世1498年
1498年
アレクサンデル6世
スコットランド王ジェームズ4世1506年
1507年
ユリウス2世
ウラースロー2世・ヤギェウォ1508年
1509年
ユリウス2世
スイス連邦1510年
1511年
ユリウス2世
ヘンリー8世1513年
?年
レオ10世
ポルトガル王マヌエル1世1514年
?年
レオ10世
フィレンツェ共和国1515年
?年
レオ10世
フランソワ1世1516年
?年
レオ10世
マクシミリアン1世1517年
?年
レオ10世
ポーランド王ジグムント1世?年
1525年
クレメンス7世
カール5世?年
1529年
クレメンス7世
スコットランド王ジェームズ5世1536年
1537年
パウルス3世
ポーランド王ジグムント2世?年
1540年
パウルス3世
フェリペ2世?年
1554年
ユリウス3世
エルコーレ2世・デステ1555年
1558年
パウルス4世
フェリペ2世?年
1560年
ピウス4世
カルロス・デ・アウストリア?年
1563年
ピウス4世
フェルナンド・アルバレス・デ・トレド?年
1566年
ピウス5世
フェルディナンド2世・フォン・ハプスブルク1567年
1568年
ピウス5世
フアン・デ・アウストリア1568年
1571年
ピウス5世
ステファン・バートリ?年
1580年
グレゴリウス13世
フェルディナンド2世・フォン・ハプスブルク1581年
1582年
グレゴリウス13世
アレッサンドロ・ファルネーゼ1585年
1586年
シクストゥス5世
フェリペ3世?年
1591年
グレゴリウス14世
フェリペ3世?年
1594年
クレメンス8世
フェリペ4世?年
1618年
パウルス5世
ポーランド王ヴワディスワフ4世?年
1625年
ウルバヌス8世

外部リンク

 Wikipedia

聖座 Santa Sede

別表記

 Sancta SedesHoly See

外部リンク

 ウィキペディア

テネブラエ Tenebrae

概要

 テネブラエとは、復活祭の前の週の聖木・金・土曜日の3日間に行なう朝課・賛課のこと。キリストの受難と死を記念して行なわれる。
 この儀式では灯された蝋燭が1本また1本と消されていき、残った1番上の1本も最後には消されてしまう。これは使徒たちが磔刑に処されるキリストを見捨てて逃げたことを暗示している。

マインツ大聖堂の燭台

外部リンク

 Wikipedia

天使 

概要

 天使を表すエンジェルという言葉は、ヘブライ語のマラークのギリシア語訳に発し、本来は「神の影の国」を意味したが、後に使者を意味するようになった。

位階

 熾天使
 智天使
 座天使
 主天使
 力天使
 能天使
 権天使
 大天使
 天使

芸術作品

外部リンク

 ウィキペディア

熾天使 してんし

概要

 天使の階級、第1位。ヘブライ語で単数形はセラフ、複数形はセラフィムとなる。

別表記

 セラフ

外部リンク

 ウィキペディア

智天使 ちてんし

概要

 智天使は、天使の一種。偽ディオニシウスに由来する天使の階級では第2位に位置づけられる。
 旧約聖書創世記3章によると、主なる神はアダムエヴァを追放した後、罪のある状態のままで永遠の命を得てしまわないように命の木への道を守らせるためにエデンの園の東に回転する炎の剣とともに智天使を置いたという。また、契約の箱の上にはこの天使を模した金細工が乗せられている。
 エゼキエル書10章21節によれば、4つの顔と4つの翼を持ち、その翼の下には人の手のようなものがある。

芸術作品

別表記

 ケルビム、cherubכרובים

外部リンク

 ウィキペディア

座天使 ざてんし

概要

 天使の階級、第3位。

別表記

 トロウンズ、ソロネ・スローンズ(Thrones)、オファニム(Ofanim)、ガルガリン(Galgalim

外部リンク

 ウィキペディア

主天使 しゅてんし

概要

 天使の階級、第4位。名は「統治」「支配」の意。神の威光を知らしめるため、様々な働きを担うとされる。

持ち物

 笏。

主天使

 ザドキエル、ハシュマル、ヤーリエル、ムリエル。

別表記

 ドミニオンズ、キュリオテテス、DominionsΚυριοτητες

外部リンク

 ウィキペディア

ハシュマル חַשְׁמַל

概要

 ハシュマルは、主天使に属する天使の1体。炎を発する天使。

外部リンク

 ピクシブ百科事典
 Wikipedia

力天使 りきてんし

概要

 天使の階級、第5位。

別表記

 ヴァーチューズ、ヴァーチュース(Virtues)、デュナメイス、デュミナス

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能天使 のうてんし

概要

 天使の階級、第6位。

別表記

 パワーズ

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権天使 けんてんし

概要

 天使の階級、第7位。

別表記

 プリンシパリティーズ

大天使 だいてんし

概要

 天使の階級、第8位。

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ミカエル Michael

位階
大天使

概要

 ミカエルは、旧約聖書の『ダニエル書』、新約聖書の『ユダの手紙』『ヨハネの黙示録』、旧約聖書外典『エノク書』に登場する天使。

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七つの大罪 Septem Peccata Mortalia

概要

 七つの大罪とは、人間を罪に導く可能性があると見做されてきた欲望や感情のことを指し、虚栄、嫉妬、怠惰、憤怒、食欲、色欲、淫蕩の7つとされる。

英語

 Seven deadly sins

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ベリアル Belial

概要

 ベリアルは、ユダヤ教とキリスト教における悪魔の1体。地獄の領域の一部であるシオウルを支配する君主。ベリアルという名前は「無価値」を意味する。

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ベルフェゴール Belphegor

概要

 ベルフェゴールは、ユダヤ教とキリスト教における悪魔の1体。七つの大罪の怠惰と、好色を司る地獄の公爵。
 前身は古代モアブで崇められた神バアル・ペオルであるが、権天使だったとされることもある。
 駐仏大使でもあり、ルーブル美術館を夜中に歩き回るという。

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記載日

 2006年7月15日

更新日

 2023年9月27日