アイアス Αἴας
- 父
- テラモン
概要
アイアスは、ギリシア神話に登場する男性、英雄。
原典
別表記
大アイアース、Aias、Ajax
外部リンク
アイオロス Αἴολος
- 父
- ヒッポテス
- 妻
- キュアネ
概要
アイオロスは、ギリシア神話における風の神アネモイたちの主。
ヒッポデスの息子。妻はリバロスの娘キュアネ。アイオロスは人間だったが、ゼウスに愛され風の支配者となる。浮島アイオリアの王。洞窟の中に風をたくわえ、意のままに風を操る。
ある時、アイオロスはオデュッセウスの航海を助けるために、西風ゼピュロス以外の風を袋に詰めて与えた。しかし、その袋を財宝だと勘違いした部下たちはその袋を開いてしまい、元のアイオリア島まで吹き戻されてしまった。
題材作品
原典
別表記
アエオルス、Aeolus
外部リンク
アイギス Αιγίς
概要
アイギスとは、ギリシア神話に登場する防具。主神ゼウスのものとも、ゼウスが娘の女神アテナに与えたものともされる。
原典
別表記
アイジス、エイジス、エージス、イージス、Aigis、Aegis
外部リンク
アイドス Αιδώς
概要
アイドスは、ギリシア神話に登場する女神。恥じらい、慎み、敬い、謙虚を司る。
別表記
Aidōs
外部リンク
アイネイアス Αἰνείας
- 父
- アンキセス
- 母
- アプロディテ
- 妻
- クレウサ
- 子
- アスカニオス
概要
アイネイアスは、ギリシア神話およびローマ神話に登場する半神の男性。
アンキセスとアプロディテの息子。イーデーの山中に生まれ、姉であるヒッポダメイアの夫アルカトオスに育てられた。
アキレウスの侵略を契機として、トロイア方の勇将として戦争に参加。ホメロスの叙事詩では常にヘクトルと並び称され、何度もギリシア方を破った。ディオメデスやアキレウスに追いやられたこともあったが、アプロディテやポセイドンの保護を受け命を救われた。神の命に従う敬虔な勇士であったアイネイアスは、トロイア方で唯一、トロイア陥落後における栄光ある未来を保障されていた。
トロイア滅亡後はイーデー山中に退き、または、各地に都市や神殿を建設したと伝えられている。
後に自分たちの起源をギリシア神話に求めたローマ人たちは、神の保護を受けた英雄であり敵であるギリシア方ではないアイネイアスに好意を抱き、彼とローマ建国を結び付けるトロイア滅亡後の物語が創り出された。ホメロスの讃歌に優るとも劣らないウェルギリウスの『アエネイス』に書かれたのもこのためである。
トロイア脱出後、アイネイアスはトラキア、マケドニア、クレタ、デロス、ラコーニア、アルカディア、レウカス島、サキュンストス島、エーペイロスを遍歴し、最終的にイタリアに辿り着きシチリア島に上陸した。
アイネイアスはラティウムの王ラティーヌスの好意を受け娘ラウィーニアを貰い受ける一方、土着のイタリア人との間で戦争が起こったため、神命によりローマに赴きエウアンドロス王の援助を受けた上で応戦する(アエネイスは未完のままここで終わる)。
アイネイアスの子アスカニウスはアルバ・ロンガを建設し、彼の系譜から後にローマの建設者ロムルスを輩出することになる。
原典
ホメロス『イリアス』
ヘシオドス『神統記』
ホメロス風賛歌
ウェルギリウス『アエネイス』
題材作品
別表記
アイネイアース、エイネアス、アエネアス、Aineiās、Aeneas
外部リンク
アウトリュコス Αὐτόλυκος
- 父
- ヘルメス
- 母
- キオネ
- 妻
- アムピテア
- 子
- アンティクレイア
ポリュメデ
概要
アウトリュコスは、ギリシア神話に登場する男性。
ヘルメスとキオネの息子。アポロンとキオネの息子であるピラムモンとは兄弟。アムピテアと結婚し、アンティクレイアという娘をもうける。
アウトリュコスは嘘と盗みの達人で、ヘルメスを信奉し、盗んだ物の姿や形を変える能力を授けられる。
エウリュトスの牝馬であり、シシュポスの家畜であるアミュントルの武器庫に入り様々な物を盗んだ。ヘラクレスが犯人とされるも、シシュポスには徹底的に疑われ、ついに罪を白状。その償いに、アウトリュコスは娘のアンティクレイアを一晩シシュポスに差し出さなければならなかった。
アンティクレイアはラエルテスと結婚するのだが、産まれてきた子供はシシュポスの子ではないかと疑われた。アウトリュコスは、その孫にオデュッセウスと名付けた。「憎しみの犠牲」という意味である。
名の意味
狼そのもの
原典
別表記
Autolykos
外部リンク
アガメムノン Ἀγαμέμνων
- 父
- アトレウス
- 母
- アエロペ
- 妻
- クリュタイムネストラ
- 子
- オレステス
イピゲネイア
エレクトラ
概要
アガメムノンは、トロイア戦争におけるギリシャ軍の総大将。勝利後、国元へ帰るが妻と浮気相手の謀略によって殺される。
原典
ホメロス『イリアス』
ホメロス『オデュッセイア』
アイスキュロス『オレステイア』
別表記
Agamemnon
外部リンク
アキレウス Ἀχιλλεύς
- 父
- ペレウス
- 母
- テティス
- 子
- ネオプトレモス
概要
アキレウスは、トロイア戦争でギリシャ軍に参戦する。鬼神の如き戦いを見せるが、唯一の弱点である踵をパリスに撃ち抜かれて死ぬ。
原典
別表記
アキレス、Achilles, Akhilleus, Achilleus
外部リンク
アグライア Αγλαΐα
- 父
- ゼウス
- 母
- エウリュノメ
- 夫
- ヘパイストス
概要
アグライアは、ギリシア神話に登場する女神。アプロディテの侍女である三美神カリテスの末妹で典雅と優美を司る。原義は輝き。
原典
別表記
アグライエー、Aglaia
外部リンク
アケロオス Ἀχελῷος
- 父
- オケアノス
- 母
- テテュス
- 子
- セイレーン
概要
アケロオスは、ギリシア神話に登場する河神。ギリシア北西部にある、アケオロス河の河神。ヘラクレスと、美女デイアネイラを巡って競い合い、破れた。毎年春になると、その怒りを思い出し洪水を起こすという。また、カリロエの父であるともいわれる。
原典
別表記
Achelous
外部リンク
アケロン Αχέρων
- 子
- アスカラポス
概要
アケロンは、ギリシア神話に登場する男神、川の神。
アケロン川
ギリシア神話に登場する川。嘆きの川、苦悩の川。
アヘロンタス川
ギリシア北西部のイピロス地方を流れる実在する川。
外部リンク
アスクレピオス Ἴκαρος
- 父
- アポロン
- 母
- コロニス
- 権能
- 医
概要
アポロンの息子にして医者の神。ケイロンに養育される。医術を学び、死者を蘇らすほどの腕前となった。しかし、人間がこの技術を習得することを恐れたゼウスにより殺される。
アスクレピオスの杖
医者の神アスクレピオスは、しばしば蛇の姿で表された。世界保健機構のマークに、杖に蛇が巻きついた紋章が採用されている。
ヘルメスの持つカドゥケウスの杖と混同されるが、杖に巻きついた蛇の数が異なる。1匹がアスクレピオスの杖で、2匹がカドゥケウスの杖である。
別表記
アスクレーピオス、アイスクラピウス、アイスクラーピウス、Asklepios、Aesculapius
外部リンク
アタランテ Αταλάντη
- 父
- イアソス
- 子
- パルテノパイオス
概要
アルカディア王イアソスの娘。父王は息子を欲していたために生れ落ちてすぐ山に捨てられたが,雌熊によって乳を与えられて保護される。この熊は狩猟の女神アルテミスの化身だったとも言われ,事実アタランテはアルテミスの養い子に相応しい弓の腕と誰にも劣らぬ俊足を備えて美しく成長した。
この頃,有名なカリュドンの怪物猪が現れ,アタランテはカストルとポリュデウケス、テセウス、イアソンなどの名だたる英雄たちに交じってこの猪狩りに参加,メレアグロスと共にこれを倒した。しかしメレアグロスはこれが原因で不幸な死を遂げる。
またアキレウスの父親ペレウスに格闘技試合で勝つなど,勇名を馳せた。
その後両親に再会し,結婚を勧められたが,メレアグロスの悲惨な最期のこともあってか,彼女はこれに合意しなかった。それでも後を絶たない求婚者たちを退けるため,アタランテは求婚者たちに,彼女自身との徒競走を条件付ける。アタランテが負ければ結婚するが,求婚者が負ければ死ななければならないという過酷なものであったが,それにもかかわらず多くの若者がこれに挑み,そして空しく命を落としていった。最後にヒッポメネスという青年が現れたが,彼は自分だけの力で勝とうとはせず,アプロディテに祈りをささげて守護を求めた。女神は応じて彼に3個の黄金の林檎を贈り,ヒッポメネスはこれを懐にして勝負に挑んだ。アタランテが俊足を飛ばして彼を追い抜こうとするたび,ヒッポメネスは黄金の林檎を転がし,アタランテがこれに気を取られて拾っている隙に勝利をものにした。
だがこの若夫婦は,アプロディテのおかげで結ばれたのにもかかわらず,女神に礼をするのを忘れてしまった。女神はこれを憤り,2人が太母神キュベレに無礼をなすように仕向けた。キュベレはこの2人を獅子に変じて自らの戦車を引かせたという。
別表記
アタランテー、Atalanta
外部リンク
アテナ Ἀθηνᾶ
- ローマ神話
- ミネルウァ
- 父
- ゼウス
- 母
- メティス
- 子
- エレクトニオス
概要
アテナは、ギリシア神話に登場する戦いの女神で、オリュンポス十二神の1柱。
系譜
アテナを身ごもったメティスをゼウスが飲み込み、自ら頭から産んだ。
ゼウスの額をプロメテウスが砕き、その中から生まれた。
題材作品
原典
別表記
アテーナー、アテネ、アテーネー、ミネルヴァ、ミネルワ、トリトゲネイア、Αθηνη、Athena、Pallas、Minerva
外部リンク
アドニス Άδωνις
- 父
- キニュラス
- 母
- ミュラ
概要
アドニスは、シリアを起源とし、ギリシア神話に組み込まれた神。「Adon」は、フェニキア語で「主」という意味。キプロス島パフォスのキニュラス王とその娘ミュラの近親相姦によって生まれた絶世の美少年。
ミュラが祭礼を怠ったのを怒ったアプロディテは、ミュラを父親であるキニュラスに恋するように仕向けた。そしてキニュラスを騙し、娘と交わらせたのである。それを知ったキニュラスはミュラを殺そうとしたが、彼女は逃げ出してしまう。
哀れに思った神々は彼女をミルラ(没薬)の木に変え、そこから生まれてきたのがアドニスである。そのあまりの美しさに、アプロディテとペルセポネが争い、神々の仲裁によって、アドニスは1年の3分の1ずつを彼女たちと過ごし、残りの3分の1を自由に過ごしていいと決められた。
しかしある時、アドニスはアプロディテと野を駆けている最中、猪に突かれて死んでしまった。嘆き悲しんだ彼女は、アドニスの血からアネモネの花を咲かせ、毎年4月だけ彼が蘇るように神々に頼んだという。
題材作品
別表記
Adonis
外部リンク
アトラス Ἂτλας
- 父
- イアペトス
- 母
- クリュメネ
- 子
- マイア
タユゲテ
ステロペ
メロペ
ケライノ
アルキュオネ
エレクトラ
カリュプソ
ヒュアス
概要
アトラスは、ゼウスとティタン神族の戦いで敗れ、天を支える罰を与えられた巨神。
原典
別表記
アトラース、Atlās、Atlas
外部リンク
アプロディテ Ἀφροδίτη
- ローマ神話
- ウェヌス
- 父
- ウラノス
- 夫
- アレス
- 子
- アンテロス
ポボス
デイモス
ハルモニア
ヘルマプロディトス
エリュクス
ロードス
プリアポス
ペイト
カリテス
アイネイアス
概要
アプロディテは、ギリシア神話に登場する愛、美、性欲、豊穣の女神で、オリュンポス十二神の1柱。
ローマ神話で同一視されるウェヌスは元来「魅力」を意味し、囲まれた菜園の女神であった。
ウラノスの男性器が切り取られて海に投げ込まれたところに生じた泡から生まれた。穏やかな風に促されて、帆立て貝の貝殻に乗ったまま浜辺に漂着し、キプロス島のパフォスに上陸した。同地は古代におけるアプロディテ信仰の中心地の1つとされた。
系譜
ホメロスはゼウスとディオネの娘としている。
ヘパイストスを夫とされることもある。
持ち物
凱旋車を引くつがいの鳩又は白鳥。海から生まれたことを想起させる帆立て貝の貝殻、海豚。愛を燃え立たせる魔法の帯や火のついた松明、燃える心臓。彼女の血で染まった赤い薔薇。常緑灌木で、永遠の愛を表すミルテ。
従者
慎みのアプロディテ
古代の聖像形式に由来し、片腕をわずかに曲げて掌で局所を隠し、もう一方の腕は折り曲げて胸にあてがう立ち姿。
アプロディテ・ウラニア Ἀφροδίτη Οὐρανία
母なくして海の中から生まれたウラノスの娘である天上のアプロディテのことで、永遠、神聖なるものの観照から生ずる愛を象徴し、反対の性質を持つアプロディテ・パンデモスと対比される。プラトンの『饗宴』の愛の性質についての対話の中で語られている。
15世紀フィレンツェの人文主義者たちの見解によれば、2柱のウェヌスはどちらも美徳を表し、現世のウェヌス(Venus Vulgaris)は天上のウェヌス(Venus Coelestis)へと向上する過程の段階とされた。
アプロディテ・パンデモス Ἀφροδίτη Πάνδημος
ゼウスとディオネの娘である地上のアプロディテのことで、物質界に見い出される美及び生殖力の根源を意味している。
ウェヌス・ゲネトリクス Venus Genetrix
「母なるウェヌス」の意。母性と家庭生活の女神としての名称である。ローマ建国伝説に登場するため、よく崇拝を受けた。トロイア戦争で敗れたアイネイアス一家は母ウェヌスの助けで脱出し、最終的にローマに辿り着き、子孫ロムルスが建国。そのアイネイアスを祖とするユリウス氏族に属するユリウス・カエサルは紀元前46年に壮大な神殿を彼女に捧げている。残念ながら像は失われ、神殿も一部が現存するのみである。
帝政期にも盛んに祭儀が行われ、9月26日が祝祭日だった。この名前はまたアプロディテ及びウェヌスの像の1つの図像学的な類型に付随する。プリニウス著『博物誌』によると、軽いが纏わりつくキトン又はペプロスが左肩から垂れ下がって左胸を露出させ、顔を覆い、女体の輪郭を隠さぬよう装飾的に彫られている。パリスの審判で勝った林檎を左手に持って描かれ、右手は彼女の頭を覆うように動いた。
題材作品
添え名
原典
ヘシオドス『神統記』
ホメロス『イリアス』
オウィディウス『転身物語』
別表記
アフロディテ、アフロディテー、アプロディーテー、ヴィーナス、ビーナス、キュテレイア、Aphrodite、Afhrodite、Venus、Venere
外部リンク
アポロン Ἀπόλλων
- 父
- ゼウス
- 母
- レト
- 子
- アスクレピオス
概要
説明、予言、弓、医療と音楽の神。のちに太陽神も兼ねると考えられた。フォイボス(その意味は光り輝く)・アポロンともいう。ゼウスとレトの息子であり、アルテミスと双子の兄弟でもある。
聖地はパルナッソス山のデルポイであり、そこでアポロンの巫女が予言を告げる。ただし、運命を定めているわけではない。
弓が巧みで、黄金の弓で様々な怪物、人間を屠っている。
医術の神である反面、疫病の神でもあり、気に食わない人間達には、疫病の矢をばらまいた。
音楽と歌の神であり、調和のとれた音楽を司る。そして、ムーサイを従えている。
性格は、狡猾で不実なところがある。しかし、妙なところで間が抜けてる。そのせいか、ギリシャ神話中で最も女性に振られたり、裏切れた話が伝わっている。
アポロンの弓
ギリシアの太陽神アポロンが持つ弓。この弓矢は太陽の光を表し、どんなに遠くの敵にも必ず命中し致命傷を与えることができる。また、同じ矢で傷の治療をも行うことができたという。
題材作品
原典
別表記
アポローン、Apollon、Apollōn、Apollo
外部リンク
アマゾン Ἀμάζων
概要
アマゾンはギリシア神話に登場する、女性のみで構成される部族。実在した母系の、戦闘を得意とする狩猟民族をギリシア人が誇張した姿と考えられている。複数形ではアマゾネス。
アレスとハルモニアを祖とし、カウカソス、スキュティア、トラキア北方、アナトリアなどの黒海沿岸、北アフリカに住み、女王がこれを統治していた。
男が彼女たちの社会の成員となることは決して許されなかった。しかし、血筋を絶やさぬためには他部族の男と交わい、生まれた子どもからは女児のみが選ばれ、男児は父親のもとに送り返されるか、その場で命を絶たれるかであった。
ヘラクレス
ヘラクレスの12の功業のうち第9番目は、アマゾンの女王ヒッポリュテの帯を取ってくるというものだった。
その命を受けるや、ミケーネから船でアナトリアのテミスキュラへ向かった。やがてヘラクレスが港に到着すると、ヒッポリュテに歓迎され、帯を与えることを諾われた。
しかし、夫ゼウスと人間の女性との間に生まれた不倫の息子ヘラクレスを、彼が誕生する以前から深く妬み憎んでいた女神ヘラが、アマゾンに姿を変え、来航したギリシア人が女王ヒッポリュテをさらっていこうと画策していると触れ回った。これを聞いたアマゾンは武器を取り、大挙して港へ押しかけた。
ヘラクレスは早計にも、これはアマゾンが仕掛けた罠だったのだとみなすや、ヒッポリュテと自分を取り囲んでいたアマゾンとをすべて打ち破ってしまい、帯を持って帰路についた。
別表記
アマゾーン、亜馬森、アマゾニス、Amazon、Ἀμαζονίς、Amazonis
外部リンク
アラクネ Ἀράχνη
- 父
- イドモーン
概要
アラクネは、ギリシア神話に登場するリュディアの少女。機を織ることが上手で、自分の腕前は技芸の女神アテナよりも上だと自慢した罰で蜘蛛にされた。 蜘蛛(アラクネ)の習性を説明するための神話である。
別表記
Arachne
外部リンク
アリアドネ Ἀριάδνη
- 父
- ミノス
- 母
- パシパエ
- 夫
- ディオニュソス
概要
アリアドネは、ギリシア神話に登場する女性。原義は、純粋な女、とりわけて潔らかに聖い娘。
物語
クレタ島のミノス王の娘アリアドネは、テセウスに恋し、道標となる糸玉を彼に与えて彼が迷宮から脱出するのを助けた。ところが、テセウスはアリアドネをナクソス島に置き去りにしてその恩を仇で返した。そこへディオニュソスがやってきて彼女を救った。ディオニュソスがアリアドネの宝石をちりばめた冠を取って、天に投げ上げると、冠座になった。アリアドネはすぐにディオニュソスの慰めを受け入れ、2人はほどなく結婚した。
原典
ヘシオドス『神統記』
ホメロス『オデュッセイア』巻11-324-5
大ピロストラトス『エイコネス』1:15
カトゥルス『詩集』64
オウィディウス『転身物語』8:176-182
オウィディウス『祭暦』3:459-516
題材作品
別表記
アリアンナ
外部リンク
参考文献
『西洋美術解読事典』
アルクメネ Ἀλκμήνη
- 父
- エレクトリュオン
- 母
- アナクソ
- 夫
- アムピトリュオン
ラダマンテュス - 子
- ヘラクレス
イピクレス
概要
アルクメネは、ギリシア神話に登場する女性。
原典
別表記
アルクメーネー、Alkmene
外部リンク
アルゴス Ἄργος
- 父
- アゲノル
概要
アルゴスは、ギリシア神話に登場する百の目を持つ巨人。
ゼウスの愛人で牝牛に変身したイオをヘラに命じられて見張っていると、羊飼いに扮したヘルメスが来て、葦笛の音色で眠らされ、首を刎ねられてしまう。
題材作品
別表記
Argos、Argus
原典
外部リンク
アルゴ船 Ἀργώ
概要
アルゴ船は、ギリシア神話に登場する巨大な船。
別表記
アルゴー船、アルゴー号、Argo
外部リンク
アルゴナウタイ Ἀργοναῦται
概要
アルゴナウタイは、ギリシア神話においてコルキスの金羊毛を求めてアルゴ船で航海をした英雄たちの総称。
別表記
アルゴナウテース、アルゴナウタエ、Argonautai、Ἀργοναύτης, Argonautēs、Argonautae
外部リンク
アルテミス Ἄρτεμις
- ローマ神話
- ディアナ
概要
アルテミスは、ギリシア神話に登場する狩猟と貞潔の女神で、オリュンポス十二神の1柱。
題材作品
別表記
ダイアナ、Artemis
外部リンク
アレス Άρης
- ローマ神話
- マルス
- 父
- ゼウス
- 母
- ヘラ
- 妻
- アプロディテ
- 子
- ポボス
デイモス
ハルモニア
概要
アレスは、ギリシア神話に登場する戦いの男神で、オリュンポス十二神の1柱。
題材作品
別表記
アレウス、Arēs、’;Άρευς、Areus、Ares
外部リンク
アンテロス Αντέρως
- 両親
- アレス×アプロディテ
アイリアノス:ポセイドン×ネリテス
概要
アンテロスは、ギリシア神話に登場する「返愛」の神。愛と求愛を嘲弄する者を処罰し、報われぬ愛の復讐も司る。翼をもつ愛の神々エロテスの1柱。
孤独だった兄弟エロスに遊び相手として与えられたとされ、発展があるのならばその愛は報われるべきであるという解釈が成り立つ。
持ち物
エロスと酷似しているが、長い髪と蝶の羽の姿で描かれる。金の棍棒か鉛の矢で武装している。エロスと一緒に、アプロディテやそのお付きの女神と共に描かれる。
パウサニアス
アテナイ人メレスは、在住の外国人ティマゴラスから愛の告白を聞いた時、大きな岩の上から身を投げるように嘲って命令した。彼が死んでいるのを見て、メレスは悔い改めて同じ岩から飛び降りた。
この冷たく拒絶された愛を記念し、アンテロスの祭壇が外国人たちによってアテナイに建てられた。
プラトン
『パイドロス』において、プラトンは感情の本質を、他者への大きな愛の結果だと説明する。美に触発された愛する者は、神の愛で満たされ、見返りに愛された者の魂が愛で満たされる。その結果、愛する者は恋人と恋に落ちるが、友愛としてしか語られない。2人が離れている間の苦痛と、一緒にいる時の慰安は、愛する者が感じる心の鏡像であり、それがアンテロスまたは返愛なのであるとプラトンは言う。
ルネサンス
ルネサンス期に入ると、エロスとアンテロスの存在は、官能的愛と徳との対立として誤って解釈されることが多かった。前置詞άντίを「代わりに」ではなく「反して」と捉え、愛の互恵性を約束する神を徳の純粋性を表す擬人像に変えてしまったのである。
題材作品
原典
ピエトロ・カプレット『アンテリキ』
バッティスタ2世・フレゴーソ『アンテロス』
別表記
アンテロース、Anterōs、Anteros
外部リンク
参考文献
『イコノロジー研究』
アンドロメダ ανδρομεδα
外部リンク
アンピオン Ἀμφίων
- 父
- ゼウス
- 母
- アンティオペ
- 妻
- ニオベ
概要
アンピオンは、ギリシア神話に登場する男性。
別表記
アムピオン、アムピーオーン、アンピーオーン、Ampion
外部リンク
アンブロシア ἀμβροσία
概要
アンブロシアは、ギリシア神話に登場する神々の食べ物。
原典
外部リンク
イアソス Ἴασος
- 父
- リュクルゴス
- 子
- アタランテ
在位
別表記
イーアソス、イアシオス、Iasios、Iasus
外部リンク
イアソン Ἰάσων
- 父
- アイソン
- 妻
- メデイア
- 子
- メデイオス
概要
イアソンは、ギリシア神話に登場する男性。
原典
別表記
イアーソーン、ジェイソン、Iason、Jason
外部リンク
イオ Ἰώ
- 父
- ペイレン
- 子
- エパポス
概要
イオは、ギリシア神話に登場する女性。ゼウスの恋人であり、白い牝牛に姿を変えられてギリシアからエジプトまで各地を彷徨った。牝牛繋がりからか、エジプト神話のイシスと同一視されることもある。
系譜
ペイレン、河神イナコス、イアソスを父親とする説がある。
題材作品
原典
アイスキュロス『縛られたプロメテウス』
オウィディウス『転身物語』1巻588-600、639-663
外部リンク
イオラオス Ἰόλαος
- 父
- イピクレス
- 母
- アウトメドゥーサ
- 妻
- メガラ
- 子
- レイペピレ
概要
イオラオスは、ギリシア神話に登場する男性。
別表記
イオラーオス、Iolaos、Iolaus
外部リンク
イカロス ᾽Ιάμβλιχος
- 父
- ダイダロス
- 母
- ナウクラテ
概要
イカロスは、ギリシア神話に登場する男性。
題材作品
別表記
イーカロス、イカルス、Ikaros、Icarus
外部リンク
イクシオン ᾽Ιξίων
別表記
イクシーオーン、Ixion
外部リンク
イピゲネイア Ἰφιγένεια
- 父
- アガメムノン
- 母
- クリュタイムネストラ
概要
イピゲネイアは、ギリシア神話に登場する女性。
原典
別表記
Iphigeneia
外部リンク
ウラニア Οὐρανία
- 父
- ゼウス
- 母
- ムネモシュネ
概要
ウラニアは、ギリシア神話に登場する女神、ムーサイの1柱。
別表記
ウーラニアー、Urania
外部リンク
ウラノス Ουρανός
- ローマ神話
- カエルス
- 母
- ガイア
- 妻
- ガイア
- 子
- オケアノス
コイオス
クレイオス
ヒュペリオン
イアペトス
テイア
レア
テミス
ムネモシュネ
ポイベ
テテュス
クロノス
概要
ウラノスは、ギリシア神話に登場する天空の男神。
原典
別表記
ウーラノス、ウラヌス、Ouranos
外部リンク
エイレネ Εἰρήνη
- ローマ神話
- パクス
概要
エイレネは、ギリシア神話に登場する平和を司る女神。ホライの1柱。
別表記
Pax
外部リンク
エウテルペ Εὐτέρπη
- 父
- ゼウス
- 母
- ムネモシュネ
概要
エウテルペは、ギリシア神話に登場する女神、ムーサイの1柱。
題材作品
別表記
Euterpe
外部リンク
エウプロシュネ Ευφροσύνη
- 父
- ゼウス
- 母
- エウリュノメ
概要
エウプロシュネは、ギリシア神話に登場する女神。アプロディテの侍女である三美神カリテスの1柱で歓喜と祝祭を司る。古代ギリシア語で「喜び」を意味する。
原典
別表記
エウフロシュネ、エウプロシュンネー、Euphrosyne
外部リンク
エウリュステウス Εὐρυσθεύς
- 父
- ステネロス
- 母
- ニーキッペー
- 妻
- アンティマケー
- 子
- アドメーテー
アルキュオネー
アレクサンドロス
イーピメドーン
エウリュピオス
メントール
ペリメーデース
別表記
Eurystheus
外部リンク
エウリュディケ Ευρυδίκη
- 夫
- オルペウス
概要
エウリュディケは、ギリシア神話に登場する森の木のニュンペー。
別表記
エウリュディケー、Eurydíkê、Eurydice
外部リンク
エウロペ Εὐρώπη
概要
エウロペは、ギリシア神話に登場する女性。テュロスの王女。
エウロペに一目惚れしたゼウスが、白い牡牛に姿を変え、彼女が侍女と花を摘んでいるところを近づいた。エウロペがその背にまたがると、海を渡ってクレタ島へと連れ去られてしまった。
持ち物
白い牡牛に跨った姿で描かれる。
題材作品
別表記
Europe
外部リンク
エオス Ἠώς
- ローマ神話
- アウロラ
- 子
- メムノン
エマティオン
パエトン
概要
エオスは、ギリシア神話に登場する暁の女神。原義は暁。
原典
別表記
Ēōs、Aurōra
外部リンク
エキドナ Έχιδνα
- 父
- クリュサオル
- 母
- カリロエ
- 夫
- テュポン
- 子
- オルトロス
ケルベロス
ヒュドラ
キマイラ
スピンクス
ネメアの獅子
クリュンヌ
デルピュネ
パイア
金羊毛の番竜
刑場の山鷲
カルキノス
ラドン
タゲス
アガテュルソス
ゲロノス
スキュテス
概要
エキドナは、ギリシア神話に登場する怪物。半分は女で、半分は蛇の姿をしている。
原典
ヘシオドス『神統記』
ヒュギヌス『神話集』
アポロドロス『ビブリオテケ』
パウサニアス『ギリシア案内記』
外部リンク
エニュアリオス Ἐνυάλιος
- ローマ神話
- クイリヌス
概要
エニュアリオスは、ギリシア神話に登場する男神、戦神。古くはアレスの別称にすぎなかったが、ミケーネ時代には独立した神格とみなされるようになった。
系譜
アレスと戦いの女神エニュオ、又はクロノスとレアの間に生れた息子。
原典
ホメロス『イリアス』
アリストパネス『平和』
クセノポン『アナバシス』
アポロニオス『アルゴナウティカ』
プルタルコス『倫理論集』
ポリュビオス『歴史』
パウサニアス『ギリシャ案内記』
フラウィウス・ヨセフス『ユダヤ古代誌』
別表記
エンヤリウス
外部リンク
エピメテウス Ἐπιμηθεύς
- 父
- イアペトス
- 母
- クリュメネ
- 妻
- パンドラ
- 子
- ピュラ
概要
エピメテウスは、ギリシア神話に登場する男神、ティタンの1柱。
原典
別表記
エピメーテウス
外部リンク
エラト Ἐρατώ
- 父
- ゼウス
- 母
- ムネモシュネ
概要
エラトは、ギリシア神話に登場する女神、ムーサイの1柱。
権能
恋愛詩、独唱歌。
持ち物
竪琴
題材作品
別表記
Erato
外部リンク
エリス Ἒρις
- ローマ神話
- ディスコルディア
- 母
- ニュクス
- 子
- ポノス
レテ
リモス
アルゲア
ヒュスミネ
マケ
ポノス
アンドロクタシア
ネイコス
プセウドス
ロゴス
アンピロギア
デュスノミア
アーテー
ホルコス
概要
エリスは、ギリシア神話に登場する不和と争いの女神。
原典
別表記
Eris、Discordia
外部リンク
エリニュス Ερινυς
概要
エリニュスは、ギリシア神話に登場する復讐の女神たち。止まない者アレクト、殺戮の復讐者ティシポネ、嫉妬する者メガイラの3柱。
原典
別表記
エリーニュース、エリニュエス、Erinyes、エリーニュエス(Ερινύες)
外部リンク
エリュシオン Ηλύσιον
別表記
エーリュシオン
外部リンク
エレウシスの秘儀 Ἐλευσίνια Μυστήρια
概要
エレウシスの秘儀は、古代ギリシアのエレウシスにおいて、女神デメテルとペルセポネ崇拝のために伝承されていた祭儀。
外部リンク
エレクトラ Ηλέκτρα
- 父
- アガメムノン
- 母
- クリュタイムネストラ
概要
エレクトラはアガメムノンの娘で、父アガメムノンがトロイ遠征中にアイギストスと情を通じてアガメムノンが帰郷したとき情夫と謀って父を殺した母クリュタイムネストラを、弟オレステスと協力して殺し仇をとる。
原典
別表記
エーレクトラー
外部リンク
エロテス ἔρωτες
概要
エロテスとは、ギリシア神話に登場する愛と性愛を司る有翼の神々のこと。
成員
エロス、アンテロス、ヘディロゴス、ヘルマプロディトス、ヒメロス、ヒュメナイオス、ポトス
別表記
アモレス、Erotes、Amores
外部リンク
エロス Έρως
- ローマ神話
- クピド、アモル
- 妻
- プシュケ
- 子
- 快楽の女神ヘドネ
概要
エロスは、ギリシア神話に登場する男神。タルタロスの次に生じた原初の神々の1柱。名前は愛を意味する。
権能
恋心、性愛、愛、アプロディテの息子兼従者。
持ち物
弓矢、松明。
系譜
親をカオス、アレスとアプロディテ、風の神とニュクス、ゼピュロスとイリス、ポロスとペニアとされることもある。
題材作品
原典
別表記
エロース、アモル、キューピッド、Cupido、Amor
外部リンク
エンデュミオン Ἐνδυμίων
外部リンク
オイディプス Οἰδίπους
- 父
- ライオス
- 母
- イオカステ
- 妻
- イオカステ
- 子
- エテオクレス
ポリュネイケス
アンティゴネ
イスメネ
概要
オイディプスは、ギリシア神話に登場する男性。名前は膨れ上がった足を意味する。
自己成就的予言
テーバイ王ライオスは、子が自分を殺すという神託を受け、生まれた男児オイディプスを捨てる。数年後に出くわし、互いに素性を知らぬまま喧嘩となって、神託どおり息子に殺される。
オイディプスは、両親を殺すことになるから故郷に近寄るなという神託に従い、育て親のもとから旅立つ。そうとは知らず実父を殺し、実母と結婚し、真実を知った彼女は自殺する。
「子に殺される」という社会に対する定義づけ、「両親を殺す」という自己に対する定義づけに基づいて、執った回避行動がその定義づけをもたらすという自己言及的な循環が形成されている。
神託は、神託が下された時点では決定していない未来で、その意味において虚構である。神託がなければ、本来起こらなかったかもしれない結果が生じている。特定の未来に進みつつある現在という虚構を信じたことで、虚構が真実に転化したのである。
原典
アイスキュロス『テーバイ攻めの七将』
ソポクレス『オイディプス王』
ソポクレス『コロノスのオイディプス』
ソポクレス『アンティゴネ』
アポロドロス『ビブリオテケ』
別表記
エディプス、Oedipus
外部リンク
オケアノス ’Ωκεανός
- 父
- ウラノス
- 母
- ガイア
- 妻
- テテュス
- 子
- ステュクス
アケロオス
ラドン
ペイト
エレクトラ
ドリス
カリロエ
ディオネ
カリュプソ
エウリュノメ
ペルセイス
概要
オケアノスは、ギリシア神話に登場する海の男神。ティタンの1柱。
原典
別表記
オーケアノス、オケアヌス、Okeanos、Oceanus
外部リンク
オデュッセウス Ὀδυσσεύς
- 父
- ラエルテス
- 母
- アンティクレイア
- 妻
- キルケ
ペネロペ - 子
- アグリオス
ラティノス
テレゴノス
テレマコス
概要
オデュッセウスは、ギリシア神話に登場する男性、英雄。
原典
ヘシオドス『神統記』
ホメロス『イリアス』
ホメロス『オデュッセイア』
別表記
ウリュッセウス、ユリシーズ、Λαερτιάδης , Odysseus、Ulysseus、Ulysses
外部リンク
オリオン Orion
外部リンク
オルペウス Ορφεύς
- 母
- カリオペ
- 妻
- エウリュディケ
下位項目
別表記
オルフェウス、オルフェ
外部リンク
オルペウス賛歌 Orphic hymns
外部リンク
オルペウス教 Ὀρφικά
外部リンク
オレステス Ὀρέστης
- 父
- アガメムノン
- 母
- クリュタイムネストラ
概要
オレステスは、ギリシア神話に登場する男性。
原典
別表記
オレステース、Orestes
外部リンク
ガイア Γαῖα
- ローマ神話
- テルス
- 夫
- ウラノス
- 子
- ウラノス
ポントス
オケアノス
コイオス
クレイオス
ヒュペリオン
イアペトス
テイア
レア
テミス
ムネモシュネ
ポイベ
テテュス
クロノス
キュクロプス
ヘカトンケイル
ネレウス
タウマス
ポルキュス
ケト
エウリュビア
ピュトン
概要
ガイアは、ギリシア神話に登場する女神、地母神、カオスの次に生じた原初の神々の1柱。
系譜
カオスから生まれたとされることもある。
題材作品
原典
別表記
ガエア、Gaia
外部リンク
カイロス Καιρος
- 父
- ゼウス
概要
カイロスは、ギリシア神話に登場する男神。機会、時機を司る。古典古代において時は永遠と瞬間という2つの側面を持っており、前者はクロノスが、後者はカイロスが担う。額に髪の房が垂れ下がった若者で、この前髪を掴めば時を捕まえることができる。手に持った剃刀の上では天秤が平衡を保っており、物事が未決定の状態にある転換点、決定的な瞬間を表す。踵に翼があり、足を球体に載せている。
題材作品
外部リンク
カオス Χάος
- 子
- エレボス
ニュクス
概要
カオスは、ギリシア神話に登場する神。原初の神々の中でも最初に生じた。名前は大口を開けた、空(から)の空間を意味する。カズム(裂け目)とも呼ばれる。
系譜
原典
別表記
Chaos
外部リンク
カストル Κάστωρ
別表記
カストール、Kastōr、Kastor
外部リンク
カッサンドラ Κασσάνδρα
- 父
- プリアモス
- 母
- へカべ
- 子
- テレダモス
ベロブス
概要
カッサンドラは、ギリシア神話に登場する女性、予言の力を持つトロイア王女。
アポロンに愛され、予言のカを授けられる代りに身をまかせる約束をしたが、能力を持った途端、アポロンの愛が冷めて自分を捨て去ってゆく未来が見えたため、拒絶する。憤慨したアポロンはカッサンドラの力を奪うことはできなかったが、誰もその言葉を信じないようにした。
予言の由来にはもう1つ説がある。双子のカッサンドラとヘレノスが赤ん坊の頃、両親に連れられてテュムプレのアポロンの祭礼に赴き、2人は両親に忘れて帰られ、夜を神域に過す間に蛇に耳を舐められて予言力を得たというのである。
しかしカッサンドラの予言は常に真を得ながら、人々に耳を貸されなかった。パリスが成長して帰ってきた時、彼がトロイア破滅の原因となると説いたが、プリアモスの子であることが判明して、彼は救われた。パリスがヘレネを伴って帰った時も同じであり、木馬を城内に入れることにラオコーンと共に反対するも、アポロンが大蛇を送ってラオコーンとその子どもたちを殺したために、彼女の予見は信じられなかった。アイネイアスその他のトロイア方の人々の運命をも彼女は予言した。
イリオス陥落の際、アテナの神殿で小アイアスに凌辱された。女神の怒りを買った彼は、ギリシアへの航海の途中で溺死させられた。カッサンドラはアガメムノン王の捕虜となり、ミュケナイに連れていかれた。王と自分の運命を知って人々に告げたが信じられず、王妃クリュタイムネストラに王と共に殺された。アガメムノンとの間に双生児テレダモスとベロブスを得たという。
原典
別表記
カサンドラ、アレクサンドラー、Alexandra
外部リンク
カッシオペイア Κασσιόπη
別表記
Kassiopeia
外部リンク
カドゥケウス Κηρύκειον
概要
カドゥケウスとは、ヘルメスの杖のこと。2匹の蛇が絡みつき、先端に一対の翼が付いている。伝令の職標とされ、その通行の安全を保障する。
神話によれば、ヘルメスが地面で争う2匹の蛇に杖を投げつけるや、蛇はその杖に取り付いたという。このことから和解の象徴となり、平和の擬人像の持ち物にもなる。
ヘルメスはクピドの教師役であるところから、カドゥケウスが教師の特性たる雄弁と理性を象徴することがある。
題材作品
別表記
『ホメロス風賛歌』第4番ヘルメス讃歌
別表記
ケリュケイオン、ケーリュケイオン、カードゥーケウス、Kerykeion、Caduceus
外部リンク
ガニュメデス ανυμήδης
- 父
- トロス
- 母
- カリロエ
概要
ガニュメデスは、ギリシア神話に登場する男性。トロイアの伝説上の王トロスの息子で羊飼い。際立った美貌故に、鷲の姿になったゼウスに攫われ、オリュンポス十二神の酌係となった。
題材作品
原典
別表記
ガニュメーデース、Ganymedes
外部リンク
参考文献
『西洋美術解読事典』
カリオペ Καλλιόπη
- 父
- ゼウス
- 母
- ムネモシュネ
- 子
- オルペウス
概要
カリオペは、ギリシア神話に登場する女神、ムーサイの1柱。名前は美声を意味する。
別表記
Calliope
外部リンク
カリスト Καλλιστώ
題材作品
別表記
カリストー、カッリスト、カッリストー、カッリスト、Kallisto、Kallistō、Callisto
外部リンク
カリテス Χάριτες
- ローマ神話
- グラティア、グラティアエ
概要
カリテスは、ギリシア神話に登場する、美と優雅を司る女神たち。三美神と表記されることが多い。単数形はカリス。
カリス
ルネサンスにおける三美神の構図類型
セネカ型
恩恵を与える、受ける、礼を返す行為には優美さが伴っていなければならないとして三美神カリテスと結びつけたのは、紀元前3世紀のアテナイの哲学者クリュシッポスであったという。しかし、クリュシッポスの著作はほとんど現存しておらず、ローマのストア派の哲学者セネカが1世紀に書いた『恩恵施与論』によって伝えられている。
「ある人々の意見では、これら三美神の1柱は恩恵を与える者であり、他の1柱はそれを受け取る者であり、3番目はそれを返す者であるという。これら3人の姉妹は輪になって踊っているが、それというのも、恩恵は手から手へと伝えられていって最後には結局最初の与える者のところに戻ってくるものだからである。そして、この伝達の流れがどこかで途切れると、全体の美しさは、壊されてしまう」
つまり、三美神は3柱の姉妹で手を繋ぎあって輪になっている形で表されるという。
レオン・バッティスタ・アルベルティが1435年9月26日に発表した『絵画論』の第3部には、これを受け継いだ形で次のような記述がある。
「ヘシオドスによれば、アグライア、エウプロシュネ、タレイアと名づけられたこれら3柱の姉妹を描き出す場合には、彼女たちが美しい衣装をベルトで止めた姿でお互いに手を繋ぎあって笑っているように描かれるのが望ましい。その姿は、恩恵を象徴するものである。なぜならば、3柱の姉妹のうちの1柱は恩恵を与え、他の1柱は受け取り、3番目は喜びを与えるからである。これら3つの段階は、いずれも完全な恵みの表れというべきである」
セルウィウス型
4世紀のローマの文筆家セルウィウスは、セネカの説明をさらに補足するような具合に次のように言っている。
「三美神の内1柱が後ろ向きの姿で表され、他の2柱が我々の方を向いているのは、1つの恩恵に対してその倍の報いがあるということを示すためである。美神はあらゆる偽りの姿を否定するから、赤裸の姿を見せなければならない」
というわけで、裸体の女神たちの内2柱は正面を向け、1柱は背面を見せる形で表されるのである。ルネサンスにおいてはこちらの造形表現の方が優勢である。
折衷型
ピエリオ・ヴァレリアーノは1556年にバーゼルで発行された『ヒエログリフィカ』において、セネカ型とセルウィウス型を1つに統合しようと試み、セネカの『恩恵施与論』の中の三美神の理論を紹介した後で、次のように説明を付け加えている。
「・・・・以上述べたところがセネカの説明である。しかし我々はその説明に加えて、さらに次の点も忘れてはならない。すなわち、三美神の1柱は後ろ向きで人々に顔を見せないように描かれるがそれは恩恵を与える者は仰々しく吹聴したりせずにひそかに行うべきだからである。それに対し2番目の美神ははっきりとその顔を正面に向けて見せているが、それは恩恵を受ける者はそのことをはっきりと人々に知らせるべきだからである。そして第3の美神は顔の一方の側だけ見せて他方を見せないようにしているが、これは、恩恵を返す場合、返事ということはなるべく人目に触れぬよう伏せておいて、恩になったということだけは知らせるべきだからである」
題材作品
別表記
カリス、グレイス、グレイシーズ、三美神、Χάρις、Charis、Charites、Grace、Graces、Gratia、Gratiae
外部リンク
カリュプソ Καλυψώ
- 父
- オケアノス
- 母
- テテュス
- 子
- ナウシトオス
ナウシノオス
概要
カリュプソは、ギリシア神話に登場する海の女神、オケアニデスの1柱。名前は覆い隠す者を意味する。
系譜
両親はアトラスとプレイオネ、ネレウスとドリスとする説あり。
原典
アポロドロス『ビブリオテケ』
ディオドロス『歴史叢書』
ヒュギヌス『神話集』
ヘシオドス『神統記』
ホメロス『オデュッセイア』
別表記
カリュプソー、カリプソ、Kalypsó, Kālypsō, Kalypso, Calypso
外部リンク
カリュブディス Χάρυβδις
概要
カリュブディスは、ギリシア神話に登場する怪物。
別表記
Charybdis
外部リンク
カロン Χάρων
別表記
カローン、Charon
外部リンク
キマイラ Χίμαιρα
- 父
- テュポン
- 母
- エキドナ
概要
キマイラは、ギリシア神話に登場する怪物。メス。
別表記
キメラ、キマエラ、Chimaira、Chimera、Chimæra、Chimaera
外部リンク
キュクノス Κύκνος
別表記
Cycnus
外部リンク
キュクロプス Κύκλωψ
- 父
- ウラノス
- 母
- ガイア
概要
キュクロプスは、ギリシア神話に登場する神、怪物。名前は「丸い眼」の意味で、卓越した鍛冶技術を持つ単眼の巨人。アルゲース(落雷・稲妻)、ステロペース(電光・雷光)、ブロンテース(雷鳴)の三兄弟。稲妻を拵え、ゼウスに与えた。
原典
別表記
キュクロープス、キュプロクス、サイクロプス、Cyclops
外部リンク
キュレネ Κυρήνη
別表記
キューレーネー、Kyrene, Cyrene
外部リンク
キルケ Κίρκη
- 父
- ヘリオス
- 母
- ペルセイス
- 夫
- オデュッセウス
- 子
- アグリオス
ラティノス
テレゴノス
概要
キルケは、ギリシア神話に登場する女性、魔女。
題材作品
原典
外部リンク
クリュタイムネストラ Κλυταιμνήστρα
- 父
- テュンダレオス
- 母
- レダ
- 夫
- タンタロス
アガメムノン - 子
- オレステス
イピゲネイア
エレクトラ
概要
クリュタイムネストラは、ギリシア神話に登場する女性。
題材作品
原典
別表記
クリュタイムネーストラー、Klytaimnestra、Clytemnestra
外部リンク
クレイオ Κλειώ
- 父
- ゼウス
- 母
- ムネモシュネ
概要
クレイオは、ギリシア神話に登場する女神、ムーサイの1柱。
題材作品
別表記
クレイオー、クリオ、クリーオー、Κλιώ、Klio、Kleio, Clio
外部リンク
クレイオス Κρεῖος
- 父
- ウラノス
- 母
- ガイア
- 妻
- エウリュビア
- 子
- アストライオス
ペルセス
パラス
概要
クレイオスは、ギリシア神話に登場する男神、ティタンの1柱。名は「天の雄羊」を意味する。
原典
別表記
Crius、Kreios
外部リンク
クレオン Κρέων
- 父
- メノイケウス
- 妻
- エウリュディケ
- 子
- ハイモン
メノイケウス
概要
クレオンは、ギリシア神話に登場する男性。テーバイ王妃イオカステの弟。
ライオス王が何者かに殺害されると、家臣から摂政となって姉イオカステを補佐する。国を脅かすスピンクスの謎を解き明かしたオイディプスが王位に就くと、宰相となる。
原典
アイスキュロス『テーバイ攻めの七将』
ソポクレス『オイディプス王』
別表記
Kreon。Creon
外部リンク
クロト Κλωθώ
別表記
クロートー、Klōthō
外部リンク
クロノス Χρόνος
概要
クロノスは、ギリシア神話に登場する時の男神。古典古代において時間の概念は2つの主要な類型を見い出し、神格化されたものがカイロスとクロノスである。人間の人生もしくは宇宙の進行における転換点となる短い決定的な瞬間を表すカイロスに対し、クロノスは永遠にして無尽蔵な創造の聖なる原理である。
古代の美術作品の中には、砂時計、大鎌、手鎌、松葉杖などを持ち物としておらず、翼の生えた老人でもなかった。しかし同音で綴りの違う農耕神の名クロノスと混同したため、次第に農耕神の特徴を受け継ぎ、時の翁となっていったのである。農耕神クロノスの持ち物である小鎌が大鎌になり、松葉杖はローマの農耕神サトゥルヌスからのものである。尾を咥えた蛇は古代エジプトにおける永遠の象徴で、古代末期の神話作家によって時の翁に与えられた。翼と砂時計を加えたのは、初期ルネサンスの挿絵画家である。
ルネサンス絵画では様々な寓意的行為がそれぞれ具体的に描写されている。例えば、英雄の事績を書物に記録する。時の翁の肩に置かれた書字板に歴史の擬人像が書き込んでいることもある。真実の覆いを取り、潔白を提示する。若さと美を破壊する、などである。人が背負う重荷をさらに増やすこともある。その際、運が良ければ、その人物は子羊を伴った潔白(あるいは信仰)と錨を持つ希望に両側から支えられている。時の翁は最後には生そのものを奪い去る。したがって、死の擬人像と共にいる場合がある。
持ち物
手鎌、大鎌、松葉杖、砂時計、腰布、翼、尾を咥えた蛇
題材作品
別表記
Chronos
関連項目
外部リンク
クロノス Κρόνος
- ローマ神話
- サトゥルヌス
- 父
- ウラノス
- 母
- ガイア
- 妻
- レア
- 子
- ハデス
ポセイドン
ゼウス
ヘラ
ヘスティア
デメテル
概要
クロノスは、ギリシア神話に登場する男神。
権能
大地、農耕。
持ち物
万物を切り裂くアダマスの鎌。
自己成就的予言
子にその権力を奪われるという予言を受けたため、子どもが生まれるたびに食べてしまうが、そのせいで敵対。逃れた末子ゼウスが兄弟を吐き出させ、予言どおり倒される。
題材作品
原典
別表記
Cronus、Kronos、Saturnus、Saturn
外部リンク
ウィキペディア
Barbaroi!
El Arka
Billy and Charlie's Finest Quality Pewter Goods
クロリス Χλῶρις
- ローマ神話
- フローラ
題材作品
別表記
フロラ、Flora
外部リンク
ケイロン Χείρων
- 母
- ピリュラ
概要
ケイロンは、ギリシア神話に登場する、ケンタウロス族の賢者。
イアソンとメデイアの子メデイオスを山で育てた。
原典
別表記
ケイローン、Cheiron
外部リンク
ケクロプス Κέκροψ
別表記
Kekrops
外部リンク
ゲリュオン ηρυών
- 父
- クリュサオル
- 母
- カリロエ
概要
ゲリュオンは、ギリシア神話に登場する三頭の怪物。
原典
別表記
ゲーリュオーン、ゲリュオネウス、Gēryōn
外部リンク
ケルベロス Κέρβερος
- 父
- テュポン
- 母
- エキドナ
概要
ケルベロスは、テュポンから生まれた化け物。50もの頭を持つ恐ろしい犬。または、3つの頭に背筋から尾にかけて蛇が生えている。
冥界の王ハデスの愛犬。日本ではしばしば「地獄の番犬」と呼ぶが、地獄という概念がないためこの呼称は不適切である。
ケルベロスはステュクス川の冥界側に鎖で繋がれている。それは生者がハデスの地に入ってこれないように、死者が冥界から逃げ出さないように見張るためである。捕まった者はケルベロスに食べられた。
そのためかは定かではないが、古代エジプトでは凶暴な犬に墓場の番をさせたと言う。
題材作品
原典
外部リンク
ケンタウロス Κένταυρος
概要
ケンタウロスは、ギリシア神話に登場する人間の上半身と馬の身体の半人半獣の種族の名称。イクシオンを父とする。ケンタウロス族の大半は、粗暴で大酒のみで好色である。原型としては、テッサリアの平原で馬に乗って牛を追う、原始的でおそらくは野蛮な牧童の存在が考えれる。この地域は古代における馬の飼育の中心地だった。ルネサンスの人文主義者にとって、ケンタウロスは人間の半ば獣である下位の本性の形象化で、ミネルウァに象徴される高位の英知と対置されることもあった。しかし、アキレウスの師ケイロンという例外も存在する。
ラピタイ族とケンタウロスの戦い
平和を愛するテッサリアの民ラピタイ族が、彼らの王ペイリトオスとヒッポダメイアの婚礼を祝っていた。ケンタウロスも招かれたが、ほどなく酒に酔って無作法を働き始める。その1人で泥酔したエウリュトスが花嫁を攫おうとしたことから間もなく戦いが起こり、酒杯であれテーブルの脚であれ鹿の角であれ、手あたり次第のものが武器にされた。血や脳みそが至るところに飛び散った。結局、客として居合わせたペイリトオスの友人テセウスの活躍などにより、ケンタウロスは撃退される。古代及びルネサンスにおいて、この主題は野蛮に対する文明の勝利の象徴と考えられた。
題材作品
原典
別表記
ケンタウロイ、Centaur
外部リンク
ウィキペディア
Barbaroi!
Fantapedia~幻想大事典
YouTube - ゲームさんぽ /ライブドアニュース
コキュトス κωκυτός
別表記
Cocytus
外部リンク
キアネ Κυανη
概要
キアネは、ギリシア神話に登場するナイアス。ハデスがペルセポネを誘拐するのを止めようとし、ハデスに流体に変えられてしまう。
原典
別表記
Kyane、Cyane
外部リンク
ゴルゴン Γοργών
- 父
- ポルキュス
- 母
- ケト
概要
ゴルゴンは、ギリシア神話に登場する雌の怪物。ステンノ、エウリュアレ、メドゥーサの三姉妹。
原典
外部リンク
コレ Kore
外部リンク
ザグレウス Ζαγρεύς
概要
ザグレウスは、ギリシア神話における密儀宗教のオルペウス教に登場する少年又は少年神。
外部リンク
サテュロス Σάτυροι
概要
サテュロスは、ギリシア神話に登場する半人半獣の男性、自然の精霊。
ディオニュソスの従者に含まれ、ディオニュソスの原初の形から山羊に似た特徴、つまり毛むくじゃらの足、蹄、尾、髭面、角などを受け継いでおり、この点でパンに似る。額にはディオニュソスに捧げられた植物である蔦の冠を戴く。
題材作品
別表記
Satyros、Satyrus、Satyr
外部リンク
サルペドン Σαρπήδων
- 父
- ゼウス
- 母
- ラオダメイア
概要
サルペドンは、ギリシア神話に登場する男性、小アジアのリュキア地方の王。トロイア戦争にて、パトロクロスの手にかかって戦死した
系譜
両親はゼウスとフェニキア王アゲノルの娘エウロペ、クサントスとラオダメイアともされる。
原典
アポロドロス『ビブリオテケ』
ディオドロス『歴史叢書』
ヒュギヌス『神話集』
ピロストラトス『英雄が語るトロイア戦争』
ヘロドトス『歴史』
ホメロス『イリアス』
外部リンク
サルモネウス Σαλμωνευς
別表記
サルモーネウス、Salmoneus
外部リンク
シシュポス Σίσυφος
別表記
シーシュポス、シジフォス、シシュフォス、Sisyphus
外部リンク
シルウァヌス Silvanus
別表記
シルヴァヌス、シルウァーヌス
外部リンク
シレノス Σειληνοί
概要
シレノスは、ギリシア神話に登場する半人半馬の種族。
題材作品
別表記
シーレーノス、セイレーノス、Silenus
外部リンク
ステネボイア Sqeneboia
別表記
アンテイア(`Anteia, Anteia, Antia)、Stheneboia, Stheneboea
外部リンク
ステュクス Στύξ
- 父
- オケアノス
- 母
- テテュス
- 夫
- パラス
- 子
- ゼロス
ニケ
クラトス
ビア
概要
ステュクスは、ギリシア神話に登場する女神、オケアニデスの長姉。冥界に流れる川で、神々でさえも恐れ、ステュクスの名に誓った。
原典
別表記
Styx
外部リンク
ステントル Στέντωρ
別表記
Stentor
外部リンク
スピンクス Σφίγξ
- 父
- オルトロス
- 母
- エキドナ
概要
スピンクスは、ギリシア神話に登場する雌の怪物。獅子の身体、人間の女性の顔と乳房のある胸、鷲の翼を持つ。
系譜
原典
別表記
スフィンクス、獅子女、Sphinx
外部リンク
参考文献
『イコノロジー研究』
セイレーン Σειρήν
- 父
- アケロオス
別表記
Siren
外部リンク
ゼウス Ζεύς
- ローマ神話
- ユピテル
- 父
- クロノス
- 母
- レア
- 妻
- メティス
テミス
エウリュノメ
デメテル
ムネモシュネ
レト
ヘラ - 子
- ホライ
モイライ
カリテス
ペルセポネ
ムーサイ
アポロン
アルテミス
ヘベ
アレス
エイレイテュイア
アテナ
ヘパイストス
ヘルメス
ヘラクレス
概要
ゼウスは、ギリシア神話に登場する男神、天空神、オリュンポス十二神の主神、神々と人間たちの最高支配者。天体は木星。
持ち物
全宇宙を焼き尽くすことができる程の威力を誇る雷霆。使者とも化身ともされる鷲。
題材作品
原典
アポロドロス『ビブリオテケ』
ホメロス『イリアス』
ホメロス『オデュッセイア』
ヘシオドス『神統記』
ヘシオドス『仕事と日』
アイスキュロス『縛られたプロメテウス』
オウィディウス『祭暦』5:121-124
別表記
ジュピター、ジョーヴェ、Jupiter、Jove、Zeus
外部リンク
参考文献
『西洋美術解読事典』
ゼピュロス Ζέφυρος
- 父
- アストライオス
- 母
- エオス
概要
ゼピュロスは、ギリシア神話に登場する男神、西風の神。
題材作品
原典
別表記
ゼフュロス、ゼフィロス、ゼファー、Zephyros、Zephyr
外部リンク
セレネ Σελήνη
- ローマ神話
- ルナ
- 父
- ヒュペリオン
- 母
- テイア
概要
セレネは、ギリシア神話に登場する月の女神。
持ち物
月、馬、驢馬、白い牡牛。
外部リンク
ダイダロス Δαίδαλος
- 父
- エウパラモス
- 母
- アルキッペ
- 子
- イカロス
概要
ダイダロスは、ギリシア神話に登場する有名な大工、工匠、職人、発明家である。斧、錘、水準器、神像などを発明したとされる。
別表記
Daedalus
外部リンク
タナトス Θάνατος
- ローマ神話
- モルス、レトゥム
- 母
- ニュクス
概要
タナトスは、ギリシア神話に登場する男神、死そのものを神格化した神。眠りの神ヒュプノスと双子の兄弟である。
系譜
夜の女神ニュクスが一柱から生まれた。または幽冥の神エレボスと夜の女神ニュクスの息子。
心理学
死への本能。フロイトの用語。エロスの対義語。
原典
ヘシオドス『神統記』
ホメロス『イリアス』
アイスキュロス『ニオベー』
アイスキュロス『ピロクテーテース』
エウリピデス『アルケースティス』
キケロ『神性について』
ウェルギリウス『アエネイス』
ヒュギヌス『神話集』
外部リンク
参考文献
『ビジュアル大辞典』
ダプネ Δάφνη
- 父
- 河の神ペネイオス
概要
ダプネは、ギリシア神話に登場するニュンペー。名前は月桂樹を意味する。
題材作品
別表記
ダプネー、ダフネ、Daphnē、Daphne
外部リンク
タラッサ Θάλασσα
外部リンク
タルタロス Τάρταρος
- 妻
- ガイア
- 子
- テュポン
エキドナ
概要
タルタロスは、ギリシア神話に登場する男神、ガイアの次に生じた原初の神々の1柱。奈落の神であり、奈落そのものとされる。冥界の最奥にあることから牢獄として扱われた。
系譜
カオスから生まれたとされることもある。
タルタロスに落とされた者たち
ティテュオス
タンタロス
シシュポス
イクシオン
オクノス
ダナイデス
原典
別表記
Tartaros、Tartarus
外部リンク
タレイア Θάλεια
- 父
- ゼウス
- 母
- エウリュノメ
概要
タレイアは、ギリシア神話に登場する女神。アプロディテの侍女である三美神カリテスの1柱で豊かさと開花を司る。古代ギリシア語で「花の盛り」を意味する。
原典
別表記
ターリア、タリエー、Thalia
関連項目
外部リンク
タレイア Θάλεια
- 父
- ゼウス
- 母
- ムネモシュネ
概要
タレイアは、ギリシア神話に登場する女神、ムーサイの1柱。
別表記
Thalia, Thaleia
関連項目
外部リンク
タンタロス Τάνταλος
外部リンク
テイア Θεία
- 父
- ウラノス
- 母
- ガイア
- 夫
- ヒュペリオン
- 子
- ヘリオス
セレネ
エオス
概要
テイアは、ギリシア神話に登場する女神、ティタンの1柱。
原典
別表記
Theia
外部リンク
ディオスクロイ Διόσκουροι
- ローマ神話
- ジェミニ
- 父
- ゼウス
- 母
- レダ
概要
ギリシア神話に登場する双子の兄弟カストルとポリュデウケスを指す言葉。
題材作品
下位項目
別表記
ディオスクーロイ、ディオスクーリー
外部リンク
ディオニュソス Dionysos
- ローマ神話
- バックス
- 父
- ゼウス
- 母
- セメレ
- 妻
- アリアドネ
概要
ディオニュソスは、ギリシア神話に登場する男神。豊穣とブドウ酒と酩酊を司る。
題材作品
原典
別表記
ディオニューソス、バッカス、Dionysus
外部リンク
ディオネ Διώνη
- 父
- オケアノス
- 母
- テテュス
概要
ディオネは、ギリシア神話に登場する女神、オケアニデスの1柱。
系譜
アプロディテの母とする説あり。
原典
別表記
ディオーネー
外部リンク
ティタン Τιτάν
- 構成
- オケアノス
コイオス
クレイオス
ヒュペリオン
イアペトス
クロノス
テイア
レアー
テミス
ムネモシュネ
ポイベー
テテュス
別表記
ティーターン、ティターン、タイタン、ティタネス、Titan、Titanes
外部リンク
ティテュオス Τιτυος
- 両親
- ゼウス×オルコメノス(アポロドロス)
ゼウス×エラレー
オデュッセイア:ガイア - 子
- エウロペ
概要
ティテュオスは、ギリシア神話に登場する男性、巨人。
タンタロス、イクシオン、シシュポスらと共にハデスで責め苦を受ける四大罪人の1人である。
題材作品
別表記
Tityos
外部リンク
ディド Δῑδώ
概要
ディドは、ギリシア神話とローマ神話に登場する女性。
題材作品
別表記
Dido
外部リンク
ティトノス Τιθωνός
概要
ティトノスは、ギリシア神話に登場する男性。
別表記
ティートーノス、Tithonos
外部リンク
デイポボス Δηΐφοβος
- 父
- プリアモス
- 母
- へカべ
概要
デイポボスは、ギリシア神話に登場する男性。
原典
外部リンク
デイモス Δεῖμος
- ローマ神話
- フーガ
- 父
- アレス
- 母
- アプロディテ
概要
デイモスは、ギリシア神話に登場する恐怖の男神。原義は恐慌。
原典
別表記
デイノス、Deimos
外部リンク
テセウス Theseus
- 父
- アイゲウス
- 母
- アイトレ
別表記
テーセウス
外部リンク
テテュス Τηθύς
- 父
- ウラノス
- 母
- ガイア
- 夫
- オケアノス
- 子
- ステュクス
アケロオス
ラドン
ペイト
エレクトラ
ドリス
カリロエ
ディオネ
カリュプソ
概要
テテュスは、ギリシア神話に登場する女神、ティタンの1柱。オケアノスとの間に、3千の息子(河川)と、3千の娘(ニュンペー)を生む。メティス、テュケー、ステュクスも彼らの娘たちである。
原典
別表記
テーテュース
外部リンク
デメテル Δημήτηρ
- ローマ神話
- ケレス
- 父
- クロノス
- 母
- レア
- 夫
- ゼウス
- 子
- ペルセポネ
プルトス
概要
デメテルは、ギリシア神話に登場する女神。
原典
別表記
デーメーテール、Demeter
外部リンク
テュケー Τύχη
- ローマ神話
- フォルトゥーナ
概要
テュケーは、ギリシア神話に登場する運命の女神。
フォルトゥーナ
フォートゥナ。幸運、勝利の女神。
外部リンク
参考文献
『神話への門』
テュポン Τυφών
- 妻
- エキドナ
- 子
- オルトロス
ケルベロス
ヒュドラ
キマイラ
概要
テュポンは、ギリシア神話に登場する、神とも怪物とも言われる巨人。
原典
別表記
テューポーン、テュパオーン、テュポエウス、テュポーエウス、Typhon、Τυφωεύς、Typhoeus
外部リンク
テラモン Τελαμών
- 父
- アイアコス
- 妻
- ペリボイア
- 女
- テアーネイラ
- 子
- アイアス
トラムベーロス
別表記
Telamon
外部リンク
テルプシコラ Τερψιχόρα
- 父
- ゼウス
- 母
- ムネモシュネ
概要
テルプシコラは、ギリシア神話に登場する女神、ムーサイの1柱。名前の意味は踊りの楽しみ。
題材作品
別表記
テルプシコーラ、Terpsichora、Terpsichore、Tersicore
外部リンク
ドリュアス Δρυάς
別表記
ハマドリュアス、ハマドリュアデス、ドリュアデス、ドライアド、ドリアード、Dryas、Δρυάδες、Dryades、Dryad
外部リンク
トロイア Τροία
概要
トルコ、小アジア北西部、ダーダネルス海峡に臨むヒッサルリクの丘にあった古代都市。海陸交通の要地として栄えた。青銅器時代からヘレニズム時代にわたる九層の都市遺跡があり、第六市が最盛期で、トロイア戦争の舞台は第七市Aとされミケーネ文明に属する。19世紀後半、シュリーマンが発掘した。
別表記
トロイ、トロヤ、Troy、Troia
外部リンク
トロイア戦争 Τρωικός πόλεμος
概要
ホメロスの叙事詩「イリアス」にうたわれたトロイアをめぐる攻防戦。トロヤの皇子パリスがスパルタ王メネラオスの妻ヘレネを奪ったことが原因。ギリシア諸国はアガメムノンを総大将に10年間戦い、最後には、兵士を潜ませた木馬を送り込んで城を落とすというオデュッセウスの作戦が成功。
別表記
トロヤ戦争、Trojan War
外部リンク
ナイアス Ναιάς
概要
ナイアスは、ギリシア神話に登場する泉や川のニュンペー。流れ又は流水に由来する名前。
ナイアス
題材作品
外部リンク
ナルキッソス Νάρκισσος
概要
ナルキッソスは、ギリシア神話に登場する男性、美少年。
題材作品
別表記
Narkissos、Narcissus
外部リンク
ニケ Νίκη
- ローマ神話
- ウィクトーリア
- 父
- パラス
- 母
- ステュクス
概要
ニケは、ギリシア神話に登場する勝利の女神。
題材作品
原典
別表記
ウィクトリア
外部リンク
ニュクス Νύξ
- ローマ神話
- ノクス
- 父
- カオス
- 夫
- エレボス
- 子
- アイテル
ヘメラ
モロス
ケール
タナトス
ヒュプノス
オネイロス
モモス
オイジュス
ヘスペリス
モイライ
ケーレス
ネメシス
アパテ
ピロテス
ゲラス
エリス
概要
ニュクスは、ギリシア神話に登場する原初の神で、夜の女神。名前は夜を意味し、夜の神格化である。
系譜
カロンも産んだとされることもある。
題材作品
原典
外部リンク
ニュンペー Νύμφη
概要
ニュンペーは、ギリシア神話やローマ神話に登場する下級女神。特定の場所や地形に結びつく自然神。
ニュンペー
題材作品
別表記
ニュムペー、ニンフ、Nympē、Nymph
外部リンク
ネクタル Νέκταρ
概要
ネクタルは、ギリシア神話に登場する神々の飲み物。
原典
外部リンク
ネメアの獅子 Νεμέος λέων
- 父
- オルトロス
- 母
- エキドナ
概要
ネメアの獅子は、ギリシア神話に登場する獅子。ヘラクレスに殺される。
原典
別表記
Nemean lion
外部リンク
ネメシス Νέμεσις
- 母
- ニュクス
概要
ネメシスは、ギリシア神話に登場する女神。人間が神に働く無礼(ヒュブリス)に対する、神の憤りと罰の神格化。名前は「義憤」の意味。
原典
外部リンク
ネレイデス Νηρηΐς
- 父
- ネレウス
- 母
- ドリス
概要
ネレイデスは、ギリシア神話に登場する海に棲む女神たち、あるいはニュンペーたちの総称。
ネレイス
プロト、エウクランテ、サオ、アンピトリテ、エウドラ、テティス、ガレネ、グラウケ、キュモトエ、スペイオ、タレイア、パシテア、エラト、エウニケ、メリテ、エウリメネ、アガウエ、ドト、ペルサ、デュナメネ、ネサイエ、アクタイエ、プロトメデイア、ドリス、パノペ、ガラテイア、ヒッポトエ、ヒッポノエ、キュモドケ、キュマトレゲ、キュモ、エイオネ、ハリメデ、グラウコノメ、ポントポレイア、レイアゴレ、エウアゴレ、ラオメデイア、プリュノエ、アウトノエ、リュシアナッサ、エウアルネ、プサマテ、メニッペ、ネソ、エウポンペ、テミスト、プロノエ、ネメルテス
題材作品
原典
別表記
ネーレーイス、ネレイス、ネレイド、ネーレーイデス、Nērēïs、Nereid、Nereides、Νηρηΐδες、NērēÏdes
外部リンク
パイドラ Φαίδρα
- 母
- パシパエ
概要
パイドラは、ギリシア神話に登場する女性。
題材作品
別表記
ファイドラ、Phaidrā、Phaedra
外部リンク
パエトン Φαέθων
- 父
- ヘリオス
- 母
- クリュメネ
概要
パエトンは、ギリシア神話に登場する男性。父ヘリオスの凱旋車を駆ろうとした無謀さの故に、人間の限りなき欲望と限りある能力とを示す象徴となった。御し方が分からず、ついに黄道十二宮の蠍座で手綱を手放してしまい、暴走した馬が地球に火を点ける。寸でのところでゼウスが雷電を投げつけて脱線を止め、パエトンは炎に包まれてエリダノス川又はポー川に墜落し、死んでしまう。
彼が持つ盾には角を振り上げたイオが黄金で描き出されている。
原典
題材作品
別表記
パエトーン、ファエトン
外部リンク
パシパエ Πασιφάη
- 父
- ヘリオス
- 子
- アリアドネ
パイドラ
ミノタウロス
概要
パシパエは、ギリシア神話に登場する女性。
別表記
パーシパエー、Pasiphae
外部リンク
ハデス Ἅιδης
- ローマ神話
- プルート
- 父
- クロノス
- 母
- レア
- 妻
- ペルセポネ
概要
ハデスは、ギリシア神話に登場する男神。
題材作品
原典
別表記
ハーデース、アーデース、アイドース、アイドーネウス、Hades、Hāidēs
外部リンク
ウィキペディア
Barbaroi!
YouTube - ゲームさんぽ /ライブドアニュース
YouTube - ゲームさんぽ /ライブドアニュース
パトロクロス Πάτροκλος
概要
パトロクロスは、ギリシア神話に登場する男性、英雄。
原典
別表記
パトロクレース
外部リンク
パノペ Πανόπεια
- 父
- ネレウス
- 母
- ドリス
概要
パノペは、ギリシア神話に登場する海の女神、ネレイデスの1柱。ペレウスに嫁ぐテティスに、ドトとガラテイアと共に付き添った。
原典
別表記
Poenope
外部リンク
パリス Πάρις
- 父
- プリアモス
- 母
- ヘカベ
- 妻
- オイノネ
- 子
- コリュトス
概要
パリスは、ギリシア神話に登場する男性。トロイア王プリアモスの息子だったが、彼を産む時、ヘカベは生まれる子がトロイアの炎上と滅亡をもたらすという夢を見た。そこで占い師の忠告に従って、彼はイデ山中に捨てられて死ぬに任せられたが、羊飼いたちに助けられ育てられた。河神ケブレンの娘でナイアスのオイノネと結婚するが、パリスは彼女を捨てて、スパルタ王妃ヘレネをトロイアに誘拐する。これがトロイア戦争の契機となって、誕生時の予言が成就されたわけである。トロイア陥落後、傷ついたパリスはオイノネのもとに戻る。医術に通じていたにもかかわらずオイノネはパリスの治療を拒んだので、パリスは再びトロイアに運ばれて死んだ。オイノネは心を和らげたが、もはや後の祭りであった。
パリスの審判
ペレウスとテティスの婚宴に神々の内ただ1柱招かれなかった争いの女神エリスは、復讐のため宴席に「最も美しい者に」と記した黄金の林檎を投げ落とす。3柱の女神が林檎を得る権利を主張したが、ゼウスは判定を下すことを拒み、伝令の神ヘルメスに命じてパリスのもとに連れて行かせ、彼に審査させることにする。女神たちはパリスの買収を試み、ヘラは国土と富を、アテナは戦勝を与えるという。パリスは最も美しい女を約束したアプロディテに林檎を手渡した。
題材作品
原典
別表記
アレクサンドロス
外部リンク
参考文献
『ルネサンス精神の深層』
ハルピュイア ἅρπυια
- 父
- タウマス
- 母
- エレクトラ
概要
ハルピュイアは、ギリシア神話に登場する女面女体、鳥の翼と爪を持つ強欲な怪物。
原典
題材作品
別表記
ハーピー、harpy、harpȳia、Harpyia
外部リンク
参考文献
『オーランドー』
ハルモニア Ἁρμονία
- ローマ神話
- コンコルディア
- 父
- アレス
- 母
- アプロディテ
- 夫
- カドモス
- 子
- イノ
セメレ
アガウエ
アウトノエ
ポリュドロス
概要
ハルモニアは、ギリシア神話に登場する調和の女神。
原典
別表記
ハルモニエー、Harmonia
外部リンク
パン Παν
- ローマ神話
- ファウヌス
概要
パンは、ギリシア神話に登場する男神。ギリシアの森と田野の牧神で、アルカディアに住む。ディオニュソスの原初の形から山羊の足を受け継ぎ、尖った耳と角のある山羊に似た顔を持つ。そのためサテュロスと同一視される。長さの違う葦の笛を短い方から順に並べたシュリンクスを発明。
名前の意味
全て
持ち物
シュリンクス
題材作品
別表記
パーン、アイギパーン、山羊のパーン、Pan、Αιγιπαν、Aigipan
外部リンク
パンドラ Πανδώρα
- 夫
- エピメテウス
- 子
- ピュラ
概要
パンドラは、ギリシア神話に登場する人類最初の女性。
プロメテウスが天界から火を盗んで人類に与えたことに怒ったゼウスが、ヘパイストスに命じて作らせた女性で、人類に災いをもたらすために地上に送り込まれた。
原典
ヘシオドス『神統記』
ヘシオドス『仕事と日』(47-105)
別表記
Pandora
外部リンク
ヒアキントス Ὑάκινθος
概要
ヒアキントスは、ギリシア神話に登場する美少年。アポロンに愛され、死後にヒヤシンスになった。
別表記
ヒュアキントス、Hyakinthos
外部リンク
ピグマリオン Πυγμαλίων
- 妻
- ガラテイア
- 子
- パポス
概要
ピグマリオンは、ギリシア神話に登場するキプロスの王で彫刻家。象牙で女の像を作ってこれを恋し、アプロディテがその彫像に生命を与えたという。アポロドロスやオウィディウスの著作中に出る。
なお伝説的なティルスの王に同名の人物があり、彼は妹ディドの夫を殺して財を奪ったという。ウェルギリウスその他により伝わる。
別表記
ピュグマリオン、Pygmalion
外部リンク
ヒュドラ Ὕδρα'
- 父
- テュポン
- 母
- エキドナ
概要
ヒュドラは、ギリシア神話に登場する怪物。名前は水蛇を意味する。
原典
別表記
ヒュドレー、Hydra
外部リンク
ピュトン Πύθων
- 母
- ガイア
概要
ピュトンは、ギリシア神話に登場する巨大な蛇の怪物。
別表記
Python
外部リンク
ヒュブリス ὕβρις
- 両親
- アイテル×ガイア
- 夫
- 戦の神ポレモス
- 愛人
- ゼウス
- 子
- 過度・飽満の神コロス(父は不明)
牧神パン(父はゼウス。しかし、普通パンはヘルメスとペネロペの息子とされる)
概要
ヒュブリスは、ギリシア神話に登場する傲慢の女神。名前の意味は傲慢。
別表記
Hybris
外部リンク
ヒュペリオン Ὑπερίων
- 父
- ウラノス
- 母
- ガイア
- 妻
- テイア
- 子
- ヘリオス
セレネ
エオス
概要
ヒュペリオンは、ギリシア神話に登場する男神、太陽神、光明神、ティタンの1柱。名は「高みを行く者」の意味。
原典
別表記
ヒュペロン、Hyperion
外部リンク
ヒュラス Ὕλας
外部リンク
ファネス Φάνης
概要
ファネスは、オルペウス教によってギリシア神話に持ち込まれた原始神。
題材作品
外部リンク
プシュケ ψυχη
- 夫
- エロス
概要
プシュケは、ギリシア神話に登場する女性。
題材作品
別表記
Psyche
外部リンク
プリアモス Πρίαμος
- 妻
- ヘカベ
- 子
- ヘクトル
パリス
カッサンドラ
ポリテス
概要
プリアモスは、ギリシア神話に登場する男性。
原典
別表記
Priamos
外部リンク
プルトス Πλοῦτος
- 父
- イアシオン
- 母
- デメテル
概要
プルトスは、ギリシア神話に登場する男神。
原典
別表記
プルートス
外部リンク
プレゲトン Φλεγέθων
概要
プレゲトンは、ギリシア神話に登場する冥府に流れる炎の川。ギリシア語で「燃え盛る」という意味。
別表記
プレゲトーン、フレゲトン、ピュリプレゲトン
外部リンク
プロメテウス Προμηθεύς
- 父
- イアペトス
- 母
- クリュメネ
- 子
- デウカリオン
概要
プロメテウスは、ギリシア神話に登場する男神、ティタンの1柱。
ティタン神族とオリュンポス神族が覇権を争った時、後者の側の勝利を予見し、ティタンに属していたにもかかわらずゼウスの味方になり、必勝の策略を教え、その勝利に不可欠な貢献をした。そのため敗れたティタンたちが大地の奥底タルタロスに投げ込まれても、彼だけは神界と人間界を自由に往来することを許された。
ゼウスが人間と神を区別しようと考えた際、プロメテウスは牛の肉と内臓を皮で包んだものと、脂身に巻かれた骨を人間に作らせ、どちらかを神々の取り分として選ぶよう求めた。ゼウスは美味しそうに見える後者を取ってしまい、欺かれたと感じて、人類に火を与えることを拒むことになる。
悲惨な状態にある人類に同情し、天上の火を盗み出してきて地上に運んだため、ゼウスの怒りを買い、コーカサスの岩山の頂に磔にされ、日中大鷲アイトンに肝臓を食われるという極刑に処された。プロメテウスは不死であるため肝臓は夜中に再生し、後にヘラクレスにより解放されるまで3万年もの間この苦患を耐えることになる。
名前の意味
先見の明を持つ者、熟慮する者、神に昇進させた者
系譜
両親はイアペトスとクリュメネ、イアペトスとアシア、イアペトスと女神テミス、ギガス王エウリュメドンとヘラともされる。
妻はクリュメネ、プロノエ、ヘシオネ、パンドラともされる。
題材作品
原典
ヘシオドス『神統記』
アポロドロス『ビブリオテケ』
アイスキュロス『縛られたプロメテウス』
別表記
Prometheus、プロメーテウス
外部リンク
ペイト Πειθώ
- ローマ神話
- スアデラ
- 父
- オケアノス
- 母
- テテュス
概要
ペイトは、ギリシア神話に登場する説得の女神、オケアニデスの1柱。愛においては「誘惑」を、言葉においては「説得」を司る。
系譜
両親はヘルメスとアプロディテ、ディオニュソスとアプロディテとされたりすることもある。破滅をもたらす女神アーテーの娘とされることもある。
ヘルメスや、ゼウスの子アルゴスを夫とする説もある。
題材作品
原典
別表記
Peitho、Peithō
外部リンク
Index of Imaginary Beings
Wikipedia
参考文献
『Eros the Bittersweet』
ペガソス Πήγασος
- 父
- ポセイドン
- 母
- メドゥーサ
概要
ペガソスは、ギリシア神話に登場する有翼の馬。
題材作品
原典
別表記
ペガサス、Pegasus
外部リンク
ヘカベ Ἑκάβη
- 夫
- プリアモス
- 子
- ヘクトル
パリス
カッサンドラ
ポリテス
概要
ヘカベは、ギリシア神話に登場する女性。
原典
別表記
ヘカベー、Hecuba
外部リンク
ヘクトル Εκτωρ
- 父
- プリアモス
- 母
- ヘカベ
- 妻
- アンドロマケー
- 子
- アステュアナクス
概要
ヘクトルは、ギリシア神話に登場する男性、英雄。
原典
別表記
ヘクトール、Hektōr、Hectōr、Hector
外部リンク
ヘスティア Ἑστία'
- ローマ神話
- ウェスタ
- 父
- クロノス
- 母
- レア
概要
ヘスティアは、ギリシア神話に登場する女神、処女神。名前の意味は「炉、暖炉、祭壇」。
題材作品
原典
別表記
ヘスティアー、ヒスティエ、Hestia
外部リンク
ペネロペ Πηνελόπη
- 夫
- オデュッセウス
概要
ペネロペは、ギリシア神話に登場する女性。
原典
別表記
ペーネロペー、Penelope
外部リンク
ヘパイストス 'Ήφαιστος
- ローマ神話
- ウルカヌス
- 父
- ゼウス
- 母
- ヘラ
- 妻
- アグライア
概要
ヘパイストスは、ギリシア神話に登場する男神。
系譜
アプロディテを妻とされることもある。
題材作品
原典
別表記
ヘーパイストス、ヘファイストス、ヴルカヌス、Hephaistos、Hephaestus、Hephestus
外部リンク
ヘラ Ήρα
- ローマ神話
- ユノ
- 父
- クロノス
- 母
- レア
- 夫
- ゼウス
- 子
- ヘベ
アレス
エイレイテュイア
ヘパイストス
概要
ヘラは、ギリシア神話に登場する女神。
題材作品
原典
別表記
ヘーラー、ヘーレー、Hera、Juno、Saturnia
外部リンク
ヘラクレス Ηρακλής
- ローマ神話
- ヘルクレス
- 父
- ゼウス
- 母
- アルクメネ
- 妻
- ヘベ
概要
ヘラクレスは、ギリシア神話に登場する英雄。
題材作品
原典
別表記
ヘーラクレース、ハーキュリーズ、エルコレ、エルキュール、ヘーラクレーエイエース、Hercules、Ercole、Hercule、Hercules、Heracles
外部リンク
ヘリアデス Ηλιαδες
- 父
- ヘリオス
概要
ヘリアデスは、ギリシア神話に登場する太陽神ヘリオスの7人の娘たち。
別表記
ヘーリアデス、Heliades
外部リンク
ヘリオス Ἥλιος
- 父
- ヒュペリオン
- 母
- テイア
- 妻
- ペルセイス
- 子
- キルケ
アイエテス
ヘリアデス
パエトン
パシパエ
概要
ヘリオスは、ギリシア神話に登場する太陽神。
従者
日、月、年、世紀、時間、四季の擬人像
題材作品
原典
別表記
ヘーリオス、エーエリオス、エーエリス、Helios
外部リンク
ペルセウス Περσεύς
- 父
- ゼウス
- 母
- ダナエ
- 妻
- アンドロメダ
- 子
- ペルセウス
アルカイオス
ステネロス
ヘレイオス
メストル
エレクトリュオン
ゴルゴポネ
概要
ペルセウスは、ギリシア神話に登場する半神の英雄。
自己成就的予言
アルゴス王アクリシオスは、孫が自分を殺すという神託を受け、娘ダナエと生まれた男児ペルセウスを捨てる。成人したペルセウスの帰国を知ってアルゴスを逃亡するが、円盤投に出場したペルセウスの円盤が観客席にいたアクリシオスに当たって、神託どおり孫に殺される。
題材作品
原典
別表記
Περσέως, Περσέας、Perseus, Perseos, Perseas
外部リンク
ペルセポネ Περσεφόνη
- ローマ神話
- プロセルピナ
- 父
- ゼウス
- 母
- デメテル
- 夫
- ハデス
概要
ペルセポネは、ギリシア神話に登場する女神、冥界の女王。名前は破壊者を意味する。
題材作品
原典
別表記
ペルセポネー、ペルセフォネ、Persephone、Proserpina
外部リンク
ヘルマプロディトス Ἑρμαφρόδιτος
概要
ヘルマプロディトスは、ギリシア神話に登場する神。
別表記
Hermaphroditos、Hermaphroditus
外部リンク
ヘルメス Ἑρμῆς
- ローマ神話
- メルクリウス
- 父
- ゼウス
- 母
- マイア
概要
ヘルメスは、ギリシア神話に登場する男神。
題材作品
下位項目
別表記
ヘルメース、マーキュリー、Hermes、Mercurius、Mercury
外部リンク
ウィキペディア
ウィキペディア
星の神殿
Barbaroi!
YouTube - ゲームさんぽ /ライブドアニュース
YouTube - 藤村シシン古代ギリシャ
ヘレネ Ἑλένη
概要
ヘレネは、ギリシア神話に登場する女性。
原典
別表記
ヘレネー
外部リンク
ベレロポン Βελλεροφῶν
概要
ベレロポンは、ギリシア神話に登場する男性、コリントスの王。神馬ペガソスに乗ってキマイラを退治した英雄。
原典
ヘシオドス『神統記』
ホメロス『イリアス』
ヒュギヌス『神話集』
アポロドロス『ビブリオテケ』
別表記
ベレロポンテース、ベレロフォン、Bellerophon
外部リンク
ポイボス Φοιβος
別表記
Phoibos
外部リンク
ポセイドン Ποσειδῶν
- ローマ神話
- ネプトゥヌス
- 父
- クロノス
- 母
- レア
- 子
- ポリュペモス
クリュサオル
ペガソス
トリトン
概要
ポセイドンは、ギリシア神話に登場する海と地震の男神で、オリュンポス十二神の1柱。
題材作品
原典
別表記
ポセイドーン、エンノシガイオス、Poseidōn、Neptunus
外部リンク
ポボス Φόβος
- ローマ神話
- フーガ
- 父
- アレス
- 母
- アプロディテ
概要
ポボスは、ギリシア神話に登場する恐怖の男神。原義は敗走。
原典
別表記
Phobos
外部リンク
ホライ Ώρα
- 父
- ゼウス
- 母
- テミス
概要
ホライは、ギリシア神話に登場する季節のニュンペー、又は女神。単数形はホラ。後代、時の象徴となり、hoursという語はホライに由来する。人数は一定しないが、通常3人以上である。
持ち物
花、果実
ホラ
エウノミア、ディケ、エイレネ
題材作品
別表記
ホラ、ホーラ
外部リンク
ポリテス Πολίτης
- 父
- プリアモス
- 母
- ヘカベ
概要
ポリテスは、ギリシア神話に登場する男性。
原典
別表記
ポリーテース、Polites
外部リンク
ポリュヒュムニア Πολυμνία
- 父
- ゼウス
- 母
- ムネモシュネ
概要
ポリュヒュムニアは、ギリシア神話に登場する女神、ムーサイの1柱。
題材作品
別表記
Polyhymnia、Polimnia
外部リンク
ポリュペモス Πολύφημος
- 父
- ポセイドン
概要
ポリュペモスは、ギリシア神話に登場する男性、巨人。名前は「名の知られた」という意味。
原典
別表記
ポリフェムス、Polyphemos
外部リンク
マイナス Μαινάδη
別表記
Maenad
外部リンク
マルシュアス Μαρσυας
概要
マルシュアスは、ギリシア神話に登場するサテュロス。アポロンと音楽を競い敗北した。
題材作品
外部リンク
ミダス Μιδας
概要
ミダスは、ギリシア神話に登場する男性。プリュギアの王。ディオニュソスの従者シレノスに親切にしてやったので、ディオニュソスは返礼に何でも望みをかなえると言った。ミダスは触るものが何でも黄金になることを望むが、まもなく自分の過ちに気づいた。食べ物が皆食べられなくなってしまうからである。ディオニュソスは、リュディアのパクトロス川で身を洗うよう彼に命じた。このためこの川には黄金が含まれるようになったという俗信があり、金満家として名高いクロイソスを最後とするリュディアの王たちの富はこの川に由来したと考えられた。
オウィディウス著『転身物語』
アポロンとパンが音楽競技を行い、山の神トモロスはアポロンを勝者としたが、たまたま居合わせたミダス王はこの決定に異議を唱えたので、アポロンは驢馬の耳を与えてこれに報いた。
題材作品
別表記
Midas
外部リンク
参考文献
『西洋美術解読事典』
ミノス Μίνως
- 父
- ゼウス
- 母
- エウロペ
- 子
- アリアドネ
概要
ミノスは、ギリシア神話に登場する男性、古代クレタ島の王。死者たちの審判者。
ホメロス著『オデュッセイア』
黄金の笏枝を手に座し、群がる亡者の裁判を行っている。
ウェルギリウス著『アエネイス』
死後は弟ラダマンテュス、アイアコスと共に冥界の審問官となった。
ダンテ・アリギエーリ著『神曲地獄篇』
罪人が向かう地獄の階層を、自身に尾を幾度巻くかで示す。
題材作品
外部リンク
ウィキペディア
この世は舞台、人生は登場
YouTube - ゲームさんぽ /ライブドアニュース
参考文献
『神曲』
『西洋美術解読事典』
ミノタウロス Μινώταυρος
- 父
- 白い雄牛
- 母
- パシパエ
別表記
アステリオス、Asterios、Minotaur、Minotauros
外部リンク
ウィキペディア
現代版ギリシア神話
不思議館
Barbaroi!
YouTube - ゲームさんぽ /ライブドアニュース
ムーサイ Μοῦσαι
- 構成
- カリオペ:叙事詩
クレイオ:歴史
エウテルペ:抒情詩
メルポメネ:悲劇
タレイア:喜劇
テルプシコラ:合唱歌舞
エラト:恋愛詩
ポリュヒュムニア:賛歌
ウラニア:天文学
題材作品
別表記
ムサ、ムーサ、ムーサイ、ミューズ、Musa、Mousa、Μου^σαι、Musai、Muse
外部リンク
ムネモシュネ Μνημοσύνη
- 父
- ウラノス
- 母
- ガイア
- 子
- カリオペ
クレイオ
エウテルペ
メルポメネ
タレイア
テルプシコラ
エラト
ポリュヒュムニア
ウラニア
概要
ムネモシュネは、ギリシア神話に登場する女神、記憶神。
原典
別表記
ムネーモシュネー
外部リンク
メゼンティウス Mezentius
- 子
- ラウスス
外部リンク
メデイア Μηδεια
- 父
- アイエテス
- 母
- エイデュイア
- 夫
- イアソン
- 子
- メデイオス
概要
メデイアは、ギリシア神話に登場する女性。
題材作品
原典
別表記
Medeia、Medea
外部リンク
メドゥーサ Μέδουσα
- 父
- ポルキュス
- 母
- ケト
- 子
- クリュサオル
ペガソス
概要
メドゥーサは、ギリシア神話に登場する怪物、ゴルゴン三姉妹の三女。名前は「女王」を意味する。
三姉妹の内彼女だけが不死ではなく、彼女の首をペルセウスが切り取った時に、ポセイドンとの子クリュサオルとペガソスが飛び出した。
題材作品
原典
別表記
メデゥーサ
外部リンク
メネラオス Μενέλαος
- 父
- アトレウス
- 妻
- ヘレネ
- 子
- ヘルミオーネ
概要
メネラオスは、ギリシア神話に登場する男性。
原典
別表記
Menelaos
外部リンク
メルポメネ Μελπομένη
- 父
- ゼウス
- 母
- ムネモシュネ
概要
メルポメネは、ギリシア神話に登場する女神、ムーサイの1柱。
別表記
Melpomene
外部リンク
メレアグロス Μελέαγρος
概要
メレアグロスは、ギリシア神話に登場する男性。
別表記
メレアゲル
外部リンク
モイライ Μοίραι
- 母
- ニュクス
概要
モイライは、ギリシア神話に登場する運命の三女神。クロト、ラケシス、アトロポス。
原典
別表記
Moirai
外部リンク
モルペウス Μορφεύς
別表記
Morpheus
外部リンク
ヤヌス Janus
別表記
ジェイナス、イアヌス、Ianus
外部リンク
ラオコーン Λαοκόων
概要
ラオコーンは、ギリシア神話に登場する男性、神官。
題材作品
別表記
Lāokoōn、Laocoon
外部リンク
レダ Λήδα
概要
レダは、ギリシア神話に登場する女性、女王。
題材作品
別表記
Leda
外部リンク
レテ λήθη
- 母
- エリス
概要
レテは、ギリシア神話に登場する川。名前は忘却、隠匿を意味し、この川の水を飲んだ者は全てを忘れ去る。
原典
外部リンク
レト Λητώ
- ローマ神話
- ラトナ
- 父
- コイオス
- 母
- ポイベ
- 子
- アポロン
アルテミス
概要
レトは、ギリシア神話に登場する女神。
鶉に変身したゼウスとの間に子アポロンとアルテミスを産んだため、ヘラの激しい嫉妬を買う。
原典
別表記
レートー
外部リンク
記載日
2006年6月2日
更新日
2023年12月6日