- 生没
- 1475年3月6日~1564年2月18日
- 出身
- カプレーゼ
- 没地
- ローマ
- 父
- ルドヴィーコ・ブオナッロティ・シモーニ
- 師
- ドメニコ・ギルランダイオ
ベルトルド・ディ・ジョヴァンニ
概要
ミケランジェロは、15世紀から16世紀のイタリアの男性、彫刻家、画家、建築家。
作品
年表
1475年3月6日
アレッツォ近郊カプレーゼに生。
1480年
この頃、フィレンツェに居住。
1480年のカタストに現Via dell'Anguillara 15、Via de' Bentaccordiとの角が父ルドヴィーコ・ブオナッロティ・シモーニの所有であることが記されている。シモーニ家はミケランジェロの時代に、ブオナッロティ家となる。
1488年4月1日
ドメニコ・ギルランダイオの門に入る。
1489年1月初め
この頃ドメニコ・ギルランダイオの門を去る。以後サン・マルコ修道院のメディチ家庭園で彫刻の修行を始める。
1490年1月~1492年
この月?、ロレンツォ・イル・マニーフィコに招かれてメディチ宮殿に住み、ベルトルド・ディ・ジョヴァンニに彫刻を学び始める。
以後ここでマルシリオ・フィチーノ、アンジェロ・ポリツィアーノ、ジョヴァンニ・ピコらと交流。
1494年10月14日
1496年6月26日
初めてローマを訪れる。
1498年~1499年
ローマのサン・ピエトロ大聖堂の「サン・ピエトロのピエタ」制作に着手。
1501年春
フィレンツェに帰る。
1501年8月16日
「ダヴィデ像」制作の契約を結ぶ。
1501年9月13日
「ダヴィデ像」制作着手。
1504年1月25日
「ダヴィデ像」完成し、この日、その設置場所を決定するため、ボッティチェッリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ペルジーノ、フィリッピーノ・リッピ、ジュリアーノ・ダ・サンガッロ、アントーニオ・ダ・サンガッロ・イル・ヴェッキオなどによる設置委員会開かれる。
1504年8月
ヴェッキオ宮殿に壁画「カッシーナの戦」の制作を依頼される。画稿のみ完成。
1505年3月
ユリウス2世にローマに招かれ、教皇の廟墓の制作を依頼される。
1505年4月頃
この頃から?、ユリウス2世の廟墓制作のため8ヶ月に渡りカッラーラで大理石採掘、搬出の監督に当たる。
1506年4月17日
ユリウス2世の関心が自身の廟墓建設からサン・ピエトロ大聖堂改築に移ったことなどで彼と衝突し、直ちにローマを出て、フィレンツェに向かう。
1506年11月
ボローニャに滞在しているユリウス2世に招かれ彼と和解。彼のブロンズ像制作を依頼される。(1507年完成)。
1508年5月~1512年
ユリウス2世の依頼を受けシスティーナ礼拝堂天井画製作に着手。
1516年~1525年
現在ブォナッロティ邸が建っているところに居住。
1520年11月
レオ10世と「メディチ家廟墓」制作の契約を結ぶ。
1524年
クレメンス7世の命によりメディチ家の図書館ラウレンツィアーナ図書館を着工(~1534年)。
1527年5月6日
ローマ劫掠。
1529年1月10日
Nove Ufficiali della Miliziaの委員に選出される。
1529年4月6日
十人委員会は、城塞強化の総指揮官の役を特に設けてミケランジェロにこれを当てる。
1529年9月21日
状況の緊迫化と共にパニック状態に陥りつつあるフィレンツェ市内から、身の危険を覚えて逃亡。
1529年10月20日
追放処分を解かれる。
1529年11月20日
逃亡者は直ちに帰国しなければ追放に処すとの帰国命令が出されるが大部分の者が従わず。この日、ようやくフィレンツェに帰る(1529年11月21日)。
1534年9月23日
トスカーナを後にし、ローマに向かう。以後、ついに戻らず。
1535年9月
パウルス3世によりヴァティカン宮殿の絵画・彫刻・建築制作主任に任命され、システィーナ礼拝堂の「最後の審判」の制作に着手(~1541年)。
1536年
この年頃、ヴィットーリア・コロンナと出会い、友情・愛情に結ばれる。
1538年10月
ヴィットーリア・コロンナのローマ滞在を機に友情・愛情が深まり、以後、両者のプラトニックな交友が、彼女の死まで続く。
1541年
ヴィットーリア・コロンナとのプラトニックな愛情、深く続く。
1541年10月31日
システィーナ礼拝堂壁画「最後の審判」が完成しその除幕式が行われる。
1547年1月18日
ヴィットーリア・コロンナ、ローマで死。打ちのめされる。
1564年2月18日
ローマで死。
肖像
眠れるクピド Cupido Dormiente
- 作者
- ミケランジェロ
概要
「眠れるクピド」は、ミケランジェロ作の失われた彫刻。
1496年、フィレンツェを離れローマにやってきたミケランジェロが、推薦状を持参しラッファエーレ・サンソーニ枢機卿を訪れると、枢機卿は骨董品の収集をミケランジェロに見せた。その中にあった「眠れるクピド」を見つけたミケランジェロは、すぐさま自分の作品であることを主張。ミケランジェロから30ドゥカートで購入したミラノ人バルダッサーレが、細工をして骨董品のように見せかけ、ラッファエーレ・サンソーニに2百ドゥカートで売ったことが判明。激怒したミケランジェロは「眠れるクピド」の返却を求めたが、ラッファエーレ・サンソーニはバルダッサーレが逮捕され、金を取り戻さない限り同意しなかった。しかし、この作品はもはや骨董品収集家としての喜びをもたらさなかったため、ついにはミケランジェロの要求に応える。
ラッファエーレ・サンソーニのような古美術愛好者を欺いた作品を作ったということで、ミケランジェロの名声は波紋のように広がった。「眠れるクピド」を購入したのは当時枢機卿だったチェーザレ・ボルジアで、後にイザベッラ・デステに贈る。
17世紀にイギリスに売られた後行方不明。
題材
別表記
眠れるキューピッド、眠るキュピッド、眠るクピド
外部リンク
大航海時代とルネサンス
JSTOR: The Lost Sleeping Cupid of Michelangelo
Wikipedia
参考文献
『メディチ家』
『ルネサンス宮廷大全』
『ルネサンスの女たち』
『ルネサンスの華』
『The Life of Cesare Borgia』
ケンタウロスの戦い La Battaglia dei Centauri
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1492年頃
- 媒材
- 大理石
- 寸法
- 84.5 cm × 90.5 cm
- 所蔵
- ブォナッロティ邸
- 番号
- inv. 194
概要
「ケンタウロスの戦い」は、ミケランジェロ作の彫刻。
題材
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
サン・ピエトロのピエタ Pietà Vaticana
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1498年~1499年
- 所蔵
- サン・ピエトロ大聖堂
- 注文
- ジャン・ド・ビレール・ド・ラグロラ
概要
「サン・ピエトロのピエタ」は、ミケランジェロ作の彫刻。サン・ピエトロ大聖堂の入って右側すぐの側廊にある。
題材
外部リンク
参考文献
『ボルジア家――悪徳と策謀の一族』
『読む年表・年譜 ルネサンス・フィレンツェ、イタリア、ヨーロッパ』
『ローマ教皇検死録』
『Lucretia Borgia』
ダヴィデ像 David
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1504年9月8日、フィレンツェ
- 媒材
- 大理石
- 高さ
- 434 cm
- 所蔵
- フィレンツェ・アッカデミア美術館
概要
「ダヴィデ像」は、ミケランジェロ作の彫刻。
題材
別表記
ダビデ像
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
ウィキペディア
Art Renewal Center
Web Gallery of Art
参考文献
『イコノロジー研究』
『イタリア・ルネサンスの文化』
『世界の歴史16 ルネサンスと地中海』
『メディチ家』
『読む年表・年譜 ルネサンス・フィレンツェ、イタリア、ヨーロッパ』
『ルネサンス宮廷大全』
男 A Man
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1504~1505年
- 媒材
- ペン素描
- 寸法
- 42 × 28 cm
- 所蔵
- 大英博物館
概要
「男」は、ミケランジェロ作の素描。
別表記
素描Fr. 103、A Man: Study for a figure in Battle of Cascina cartoon
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
参考文献
『イコノロジー研究』
聖家族 Tondo Taddei
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1504~1506年
- 媒材
- トンド形式の大理石浮彫り
- 寸法
- 1068 mm
- 所蔵
- イギリス王立芸術院
概要
「聖家族」は、ミケランジェロ作の彫刻。
別表記
The Virgin and Child with the Infant St John
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
Art Renewal Center
Royal Academy of Arts
Wikimedia Commons
Wikipedia
参考文献
『イコノロジー研究』
瀕死の奴隷 Schiavo Morente
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1513年頃
- 媒材
- 大理石
- 寸法
- 高さ2.15 m
- 所蔵
- ルーヴル美術館
概要
「瀕死の奴隷」はミケランジェロ作の彫刻で、「ユリウス2世の墓」のための大理石群像の1つ。
備考
エルヴィン・パノフスキーは『イコノロジー研究』で、「抵抗する奴隷」にも猿がついていると記述しているが、「抵抗する奴隷」に猿は見当たらず、掲載の図版も「抵抗する奴隷」ではなく「瀕死の奴隷」の部分。
別表記
瀕死の奴隷像、The Dying Slave
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
Flickr
Flickr
HowStuffWorks
Nekoatama's Website
Wikipedia
Web Gallery of Art
参考文献
『イコノロジー研究』
抵抗する奴隷 Schiavo Ribelle
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1513~1515年
- 所蔵
- ルーヴル美術館
概要
「抵抗する奴隷」はミケランジェロ作の彫刻で、「ユリウス2世の墓」のための大理石群像の1つ。
別表記
反抗する奴隷
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
ルーヴル美術館
Art Renewal Center
Web Gallery of Art
参考文献
『イコノロジー研究』
聖コスマスと聖ダミアヌスと聖母像 Madonna e Santi Cosma e Damiano
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1521~1531年
- 媒材
- 大理石
- 所蔵
- メディチ家礼拝堂新聖具室
概要
「聖コスマスと聖ダミアヌスと聖母像」は、ミケランジェロ作の彫刻。
別表記
Medici Madonna, between Sts Cosmas and Damian
関連項目
外部リンク
Art Renewal Center
Web Gallery of Art
参考文献
『イコノロジー研究』
メディチ家霊廟図案
- 作者
- ミケランジェロ
概要
「メディチ家霊廟図案」は、ミケランジェロ作のロレンツォ・デ・メディチの墓とジュリアーノ・デ・メディチの墓のための素描。
第1案(独立のモニュメント) Fr. 48
チョーク素描。
第2案(複棺壁画墓) Fr. 47
チョーク素描、18.8 cm x 26.4 cm。
「上座の墓所」の計画案 Fr. 9a
ペン素描。
「上座の墓所」の計画案 Fra. 9b
ペン素描。
「上座の墓所」の自由構想図 Th. 531a
ペン素描・淡彩。
「上座の墓所」
Anny E. Poppによる復元図『Die Medici-kapelle Michelangelos』。
ジュリアーノ・デ・メディチの墓の自由構想図 Th. 511a
ペン素描・淡彩。
ジュリアーノ・デ・メディチの墓
A. E. Poppによる復元図。
ロレンツォ・デ・メディチの墓
A. E. Poppによる復元図。
最終案 Fr. 55
チョーク素描。
関連項目
ロレンツォ・デ・メディチの墓
ジュリアーノ・デ・メディチの墓
『イコノロジー研究』
外部リンク
AllPosters.com
British Museum
Internet Archive
Internet Archive
Internet Archive
The Art Browser
ロレンツォ・デ・メディチの墓 Tomba di Lorenzo de' Medici
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1524~1531年
- 媒材
- 大理石
- 寸法
- 630 × 420 cm
- 所蔵
- メディチ家礼拝堂新聖具室
概要
「ロレンツォ・デ・メディチの墓」は、ミケランジェロ作の墓。
ロレンツォ・デ・メディチ像
曙
時を表す4体の擬人像の1体。ふっくらと艶やかな肌に、張りのある胸が特徴的な、若く美しい女の像は、1日の始まりを憂いている。
夕
時を表す4体の擬人像の1体。年老いた男が目を伏せ、人生の黄昏を感じながら静かに陽が落ちるのを待っている。
被葬者
別表記
Sera e Aurora、Tomb of Lorenzo de' Medici
関連項目
外部リンク
Art Renewal Center
Art Renewal Center
Art Renewal Center
Art Renewal Center
Web Gallery of Art
Web Gallery of Art
Web Gallery of Art
参考文献
『イコノロジー研究』
ジュリアーノ・デ・メディチの墓 Tomba di Giuliano de' Medici
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1526年~1533年
- 媒材
- 大理石
- 寸法
- 630 × 420 cm
- 所蔵
- メディチ家礼拝堂新聖具室
概要
「ジュリアーノ・デ・メディチの墓」は、ミケランジェロ作の廟墓彫刻。
制作時にジュリアーノ・デ・メディチに全く似ていないという批評があったが、それに対してミケランジェロは「5百年たったら誰もそんなことは言わなくなるだろう」と返したという。
夜
時を表す4体の擬人像の1体。髪飾りに三日月と星をあしらい、その足は眠りを意味する芥子の上に伸びている。悪徳を覆い隠すとしての夜闇を意味する不気味な仮面を傍らに置き、夜行性の鳥である梟が怪しく宿っている。
昼
時を表す4体の擬人像の1体。筋肉が躍動する若い男が、何かに怯えるように虚空を見つめている。
被葬者
別表記
Notte e Giorno
関連項目
外部リンク
Art Renewal Center
Art Renewal Center
Art Renewal Center
Art Renewal Center
Web Gallery of Art
Web Gallery of Art
Web Gallery of Art
参考文献
『イコノロジー研究』
ダヴィデ像 Apollino o David
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1530年
- 媒材
- 大理石
- 高さ
- 146 cm
- 所蔵
- バルジェッロ国立美術館
概要
「ダヴィデ像」は、ミケランジェロ作の未完の彫刻。
題材
別表記
ダビデ/アポロ像、David/Apollo
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
Art Renewal Center
Web Gallery of Art
参考文献
『イコノロジー研究』
シニョーリア広場のための粘土原型 Due Lottatori
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1530年頃
- 媒材
- テラコッタ
- 高さ
- 41 cm
- 所蔵
- ブォナッロティ邸
概要
「シニョーリア広場のための粘土原型」は、ミケランジェロ作の像。
別表記
Two Wrestlers
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
参考文献
『イコノロジー研究』
射手たち Saettatori
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1530年頃
- 媒材
- 赤色チョーク素描、紙
- 寸法
- 32.3 cm × 21.9 cm
- 所蔵
- イギリス王室コレクション
- 番号
- Fr. 298
概要
「射手たち」は、ミケランジェロ作の素描。
別表記
Archers shooting at a herm
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
Philosophy and Literature
Art Scholar
Art Scholar
Art Scholar
Google Arts & Culture
Harvard Art Museum
Royal Collection Trust
Wikimedia Commons
参考文献
『イコノロジー研究』
うずくまる少年 Ragazzo Accovacciato
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1530~1533年
- 媒材
- 大理石
- 高さ
- 54 cm
- 所蔵
- The Hermitage, St. Petersburg
概要
「うずくまる少年」は、ミケランジェロ作の彫刻。
別表記
Crouching Boy
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
Art Renewal Center
Web Gallery of Art
Wikipedia
参考文献
『イコノロジー研究』
キリストの復活 Resurrezione
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1532年頃
- 媒材
- 黒と赤のチョーク
- 寸法
- 幅34.7 cm×高さ24.0 cm
- 所蔵
- イギリス王室コレクション
概要
「キリストの復活」は、ミケランジェロ作の素描。
題材
別表記
The Resurrection
外部リンク
勝利像 Genio della Vittoria
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1532~1534年
- 媒材
- 大理石
- 高さ
- 261 cm
- 所蔵
- ヴェッキオ宮殿
概要
「勝利像」はミケランジェロ作の彫刻で、「ユリウス2世の墓」のための大理石群像の1つ。
別表記
Victory
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
Art Renewal Center
Web Gallery of Art
参考文献
『イコノロジー研究』
ガニュメデスの誘拐 Il Ratto di Ganimede
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1533年頃
- 媒材
- Black chalk
- 寸法
- 19 × 33 cm
- 所蔵
- フォッグ美術館
概要
「ガニュメデスの誘拐」は、ミケランジェロ作の素描。
題材
別表記
The Rape of Ganymede
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
Harvard Art Museum
Web Gallery of Art
参考文献
『イコノロジー研究』
ティテュオス Tizio
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1533年頃
- 媒材
- Black chalk
- 寸法
- 19 × 33 cm
- 所蔵
- Royal Library, Windsor
概要
「ティテュオス」は、ミケランジェロ作の素描。
題材
別表記
Tityus
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
参考文献
『イコノロジー研究』
パエトンの墜落 La Caduta di Fetonte
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1533年頃
- 媒材
- チョーク素描
- 所蔵
- 大英博物館
- 番号
- Fr. 57
概要
「パエトンの墜落」は、ミケランジェロ作の素描。
題材
別表記
The Fall of Phaeton
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
Web Gallery of Art
British Museum
Wikimedia Commons
参考文献
『イコノロジー研究』
パエトンの墜落 La Caduta di Fetonte
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1533年頃
- 媒材
- Black chalk
- 寸法
- 41.3 × 23.4 cm
- 所蔵
- Royal Library, Windsor
- 番号
- Fr. 58
概要
「パエトンの墜落」は、ミケランジェロ作の素描。
題材
別表記
The Fall of Phaeton
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
Web Gallery of Art
Wikimedia Commons
Wikimedia Commons
参考文献
『イコノロジー研究』
パエトンの墜落 La Caduta di Fetonte
- 作者
- ミケランジェロ
- 媒材
- チョーク素描
- 番号
- Fr. 75
- 所蔵
- ヴェネツィア・アッカデミア美術館
概要
「パエトンの墜落」は、ミケランジェロ作の素描。
題材
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
参考文献
『イコノロジー研究』
最後の審判 Giudizio Universale
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1536~1541年
- 媒材
- フレスコ画
- 寸法
- 1370 × 1220 cm
- 所蔵
- システィーナ礼拝堂
概要
「最後の審判」は、ミケランジェロ作の絵画、壁画。元々この壁にはペルジーノの「聖母被昇天」があったのだが、教皇クレメンス7世の依頼により、漆喰が剥がされ、全く新しい作品が仕上がった。
左側には天国へと昇天していく人々が、右側には地獄へと堕ちていく人々が描写されている。しかし、対照的に表されてはおらず、右の人々も左と同じように苦しげである。
再臨したイエス・キリストが死者に裁きを下している。
バルトロマイが持つ皮は聖人自身のものであるはずだが、ミケランジェロの顔である。これは次々注文されて疲労困憊の作者を表しているのだという。
ジョルジョ・ヴァザーリ著『芸術家列伝』によると、完成間近の「最後の審判」を見たパウルス3世は、儀典長に感想を求めた。ビアージオ・マルティネッリは教皇の礼拝堂のような神聖な場所に裸体は相応しくなく、公衆浴場か居酒屋の方が似つかわしかろうと酷評したという。
憤慨したミケランジェロは、儀典長を地獄に堕とすことで復讐する。冥府の裁判官ミノスに扮させ、裸体で、何度身体に巻き付かせるかで地獄の階層を示す尻尾に、愚鈍の象徴である驢馬の耳を付け、さらに悪を表す蛇に性器を噛みつかせている。ダンテ・アリギエーリ著『神曲地獄篇』において、裸体と驢馬の耳と蛇の描写はいないため、画家が独自に加えた要素だと思われる。
ビアージオ・マルティネッリはパウルス3世に抗議したものの却下され、残された。
スケッチ 1534年
別表記
Last Judgment
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
ウィキペディア
サルヴァスタイル美術館
Art Renewal Center
Web Gallery of Art
YouTube - 山田五郎 オトナの教養講座
参考文献
『イコノロジー研究』
『イタリア・ルネサンスの文化』
『世界の歴史16 ルネサンスと地中海』
『メディチ家』
『ローマ教皇検死録』
『ロレンツォ・デ・メディチ暗殺』
『読む年表・年譜 ルネサンス・フィレンツェ、イタリア、ヨーロッパ』
『The Life of Cesare Borgia』
ブルータス胸像 Bruto
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1540年
- 媒材
- 大理石
- 高さ
- 95 cm
- 所蔵
- バルジェッロ国立美術館
概要
「ブルータス胸像」は、ミケランジェロ作の彫刻。
題材
別表記
Brutus
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
参考文献
『イコノロジー研究』
『イタリア・ルネサンスの文化』
ユリウス2世の墓 Tomba di Giulio II
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1545年
- 所蔵
- サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会
概要
「ユリウス2世の墓」は、ミケランジェロと助手作の廟墓彫刻。
モーセ ミケランジェロ制作
第1案(1505年)の復元図 正面
ヘルベルト・フォン・アイネムの復元図
第1案(1505年)の復元図 側面
第2案(1513年)のための設計習作(模写)
ペン素描・淡彩、ベルリン美術館所蔵。Werner Weisbach著『Trionfi』111頁に掲載の図版。
第2案(1513年)の復元図 正面
モーセ像とルーヴル美術館の2体の奴隷像『抵抗する奴隷』『瀕死の奴隷』『勝利像』が本来の位置に描きこまれている。
第2案(1513年)の復元図 側面
『抵抗する奴隷』が本来の位置に描きこまれている。
『ユリウス2世霊廟』のための大理石群像
被葬者
題材
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
ローマより愛をこめて
ART at SUNY Oneonta
British Museum
Internet Archive
Frederic Chordá
SHAFE
The Best Artists
Web Gallery of Art
Web Gallery of Art
Wikipedia
Wikipedia
参考文献
『イコノロジー研究』
聖ペテロの磔刑 Crocifissione di San Pietro
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1546~1550年
- 媒材
- フレスコ画
- 寸法
- 625 × 662 cm
- 所蔵
- パオリーナ礼拝堂
概要
「聖ペテロの磔刑」は、ミケランジェロ作の絵画、壁画。
題材
別表記
Martyrdom of St Peter、Crucifixion of St. Peter
関連項目
『イコノロジー研究』
外部リンク
Art Renewal Center
Web Gallery of Art
Wikipedia
参考文献
『イコノロジー研究』
フィレンツェのピエタ Pietà Bandini
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1547~1553年
- 媒材
- 大理石
- 寸法
- 226 cm
- 所蔵
- サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂付属美術館
概要
「フィレンツェのピエタ」は、ミケランジェロ作の彫刻。
「フィレンツェのピエタ」は4人の人物で構成されている。中央は十字架から降ろされたばかりのイエス・キリストの遺体、上はニコデモ、左はマグダラのマリア、右は未完成のままの聖母マリアである。
関連項目
別表記
Pietà dell'Opera del Duomo
外部リンク
パレストリーナのピエタ Pietà di Palestrina
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1555年頃
- 媒材
- 大理石
- 寸法
- 253 cm
- 所蔵
- フィレンツェ・アッカデミア美術館
概要
「パレストリーナのピエタ」は、ミケランジェロ作の彫刻。
3人の人物で構成されている。中央は十字架から降ろされたばかりのイエス・キリストの遺体、背後は聖母マリア、右はマグダラのマリアである。
題材
外部リンク
ロンダニーニのピエタ Pietà Rondanini
- 作者
- ミケランジェロ
- 制作
- 1552~1564年
- 媒材
- 大理石
- 寸法
- 195 cm
- 所蔵
- スフォルツェスコ城博物館
概要
「ロンダニーニのピエタ」は、ミケランジェロ作の彫刻。最晩年の未完の作品である。
関連項目
外部リンク
夢 Sogno
- 原画
- ミケランジェロ
- 媒材
- チョーク素描
- 番号
- Th. 520
概要
「夢」は、ミケランジェロの原画による模写。
別表記
The Dream
関連項目
『イコノロジー研究』
参考文献
『イコノロジー研究』
子供たちのバッコス祭
- 原画
- ミケランジェロ
- 媒材
- 赤色クレヨン素描
- 番号
- Fr. 187
概要
「子供たちのバッコス祭」は、ミケランジェロの原画による模写。
関連項目
『イコノロジー研究』
埋葬地
別表記
Michelangelo Buonarroti、Michael Angelo
外部リンク
ウィキペディア
Art cyclopedia
Daiko Travelers Club
Firenze_Nei_Dettagli
Treccani.it
Web Gallery of Art
WebMuseum
参考文献
『イコノロジー研究』
『イタリア・ルネサンスの文化』
『性病の世界史』
『世界大百科事典』
『世界の歴史16 ルネサンスと地中海』
『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』
『ボルジア家――悪徳と策謀の一族』
『マキアヴェリ』
『メディチ家』
『メディチ家の人びと』
『読む年表・年譜 ルネサンス・フィレンツェ、イタリア、ヨーロッパ』
『ルクレツィア・ボルジア―ルネッサンスの黄昏』
『ルネサンス宮廷大全』
『ルネサンス精神の深層』
『ルネサンスの女たち』
『ルネサンスの華』
『ルネサンスとは何であったか』
『ローマ教皇検死録』
『ロレンツォ・デ・メディチ暗殺』
『Lucretia Borgia』
『The Life of Cesare Borgia』
記載日
2005年5月29日以前