イエス・キリスト Iesus Christus
題材作品
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キリストの洗礼 The Baptism of Christ
概要
キリストの洗礼とは、イエス・キリストがヨルダン川において洗礼者ヨハネから洗礼を受けた出来事のこと。
題材作品
記述箇所
『マタイによる福音書』
『マルコによる福音書』
『ルカによる福音書』
別表記
イエスの洗礼、Baptism of Jesus
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キリストの変容
概要
キリストの変容とは、その神としての正体を弟子のペテロ、ヤコブそして使徒ヨハネに示した出来事。ガリラヤのタボル山に使徒たちを連れて登り、彼らの目前でその姿を変える。顔は太陽のように輝き、衣は光のように白くなったという。
題材作品
記述箇所
『マタイによる福音書』17章1節-13節
『マルコによる福音書』9章2節-13節
『ルカによる福音書』9章28節-36節
別表記
イエスの変容、主の変容
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キリストの鞭打ち Flagellation
題材作品
最後の審判 יום הדין
概要
最後の審判とは終末論的世界観であり、世界の終焉後に人間が生前の行いを審判され、天国か地獄行きかを決められるという信仰である。
題材作品
別表記
the last judgment
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サロメ Salome
概要
サロメは、新約聖書に登場する女性。おじで義父のヘロデ・アンティパスに祝宴での舞踏の褒美を聞かれ、母ヘロディアの命により洗礼者ヨハネの斬首を求めた。
題材作品
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使徒 Apostolus
概要
使徒とは、イエス・キリストの12人の高弟を指す。
十二使徒
ペテロ
アンデレ
大ヤコブ
使徒ヨハネ
ピリポ
バルトロマイ
トマス
マタイ
アルパヨの子ヤコブ
タダイ
シモン
イスカリオテのユダ
別表記
apostle
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ペテロ Petrus
- 生没
- 1年?~68年
- 出身
- ローマ帝国シリア属州ゴラン高原ベツサイダ
- 没地
- ローマ帝国ローマ、ウァティカヌスの丘
- 祝日
- 6月29日
概要
ペテロは、新約聖書に登場する男性、イエス・キリストに従った使徒の1人。
在位
初代教皇 30年?~68年
年表
64年~68年
ローマ、ウァティカヌスの丘にて、死。
持ち物
鍵。
題材作品
聖遺物
埋葬地
聖ペテロの墓地
別表記
ペトロ
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アンデレ Ανδρέας
- 祝日
- 11月30日
概要
アンデレは、新約聖書に登場する男性、イエス・キリストの十二使徒の1人。ペテロの兄弟。
守護対象
アンデレの頭蓋骨
アンデレの頭部と指の一部と十字架の小片が、亡命してきたソマス・パレオロゴスによってローマにもたらされ、コンスタンティノポリス奪還の約束と引き換えにこれを寄贈。1462年4月12日にその奉献式典が執り行われた。教皇ピウス2世は、コンスタンティノポリス初代総主教アンデレと兄弟の初代教皇ペテロとの再会を祝することで、東西教会の統一を演出し、十字軍実現のための宗教的政治的声明として利用した。ギリシャが解放された暁には返還を約束し、古代の聖遺物箱に収められた顎をピエンツァに送る。
1964年の教皇パウロ6世の決定により、ローマにあった聖遺物はピエンツァ大聖堂に保管されていた古代ビザンティンの聖遺物箱の中に入れて、殉教の地パトラに送り返された。その代わりとして、教皇はピウス2世がサン・ピエトロ大聖堂のためにシモーネ・ギーニに委託した「聖アンデレの聖遺物入れ」聖遺物をピエンツァ大聖堂に寄贈した。返還された遺物は今もパトラの聖アンドレアス教会に特別な骨壺に収められ、11月30日の祭日に信者に披露されている。
題材作品
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大ヤコブ Iacobus Maximus
- 父
- ゼベダイ
- 祝日
- 7月25日
概要
大ヤコブは、ガリラヤの漁夫で十二使徒の1人。ゼベダイの息子で使徒ヨハネの兄弟にあたる。
持ち物
帆立て貝
鳥の奇跡
美しい若者が両親と共にコンポステラへ巡礼の旅をしていた。スペインのある宿屋の娘が彼を誘惑しようと試みるが失敗し、復讐のために銀の杯を出発する若者の袋の中に隠しておく。娘は杯が露見するように図り、若者は盗みの咎で絞首台にかけられる。巡礼の帰途、両親が息子の死を嘆きながら同じ場所に差し掛かると、吊るされたままになっていた若者が口を開き、気を取り直すようにと話しかけた。聖ヤコブが傍らに立って若者の体を支えているのである。驚いた2人はこの知らせを持って裁判官のところへ駆け込むが、たまたま食事をしていた裁判官は「あの男が生きているくらいなら、この皿の焼き鳥だって生きているさ」と返答。この言葉が口にされた途端に、皿の鳥は生き返って舞い上がり、鳴き始めた。若者は無事両親の元に返されたという。
題材作品
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参考文献
『西洋美術解読事典』
使徒ヨハネ Ioannes
- 父
- ゼベダイ
- 祝日
- 12月27日
概要
使徒ヨハネは、新約聖書に登場するイエスの使徒の1人。
著作
題材作品
別表記
福音書記者ヨハネ
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バルトロマイ Bartholomaeus
概要
バルトロマイは、『新約聖書』に登場する男性、イエス・キリストの使徒。
持ち物
小刀。
別表記
ワルフォロメイ、Bartholomew
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トマス Thomas
- 生没
- 1???年~72年12月21日
概要
トマスは、1世紀頃の男性。
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マタイ Matthaeus
概要
マタイは、新約聖書の福音書に登場する男性、イエス・キリストの十二使徒の1人。
著作
『マタイによる福音書』
題材作品
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十字架の道行き Stations of the Cross
概要
十字架の道行きは、イエス・キリストの受難の捕縛から受難を経て復活までの15の場面のこと。
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聖母子 Madonna col Bambino
概要
聖母子は、聖母マリアと幼児イエス・キリストを共に描いたキリスト教、特に西方教会の図像をいう。
題材作品
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聖母マリア Maria
- 父
- ヨアキム
- 母
- アンナ
- 夫
- ナザレのヨセフ
- 子
- イエス・キリスト
題材作品
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洗礼者ヨハネ Ioannes Baptista
- 祝日
- 6月24日
概要
洗礼者ヨハネは、『新約聖書』に登場する男性、古代ユダヤの宗教家、預言者。
題材作品
別表記
バプテスマのヨハネ、洗者ヨハネ、前駆授洗(せんくじゅせん)イオアン、San Giovanni Battista、John the Baptist
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東方の三博士
概要
東方の三博士は、『マタイによる福音書』に登場する3人の男性。
西洋では7世紀からメルキオール、バルタザール、カスパールという名があてられた。
題材作品
英語
The biblical Magi、the Three Wise Men、the Three Kings
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パウロ Paulos
- 生没
- ?~65年?
概要
パウロは、1世紀の男性。
持ち物
巻物、書物、剣。
書簡
ローマの信徒への手紙
コリントの信徒への手紙一
コリントの信徒への手紙二
ガラテヤの信徒への手紙
フィリピの信徒への手紙
テサロニケの信徒への手紙一
フィレモンへの手紙
題材作品
別表記
Paul
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福音書記者 Evangelist
概要
福音書記者は、新約聖書に収められている4つの正典『福音書』の記者。
4名の福音書記者
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ルカ Λουκᾶς
概要
ルカは、新約聖書に登場する男性、福音書記者。
著作
『ルカによる福音書』
『使徒言行録』
持ち物
有翼の牡牛。
題材作品
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ベタニアのマリア Maria Betania
概要
ベタニアのマリアは、新約聖書に登場する女性。
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ヘブライ人への手紙
概要
『ヘブライ人への手紙』は新約聖書の一書。
別表記
ヘブル人への手紙
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辺獄 limbo
概要
辺獄とは、イエス・キリストが死後復活までの間にとどまった場所、及び洗礼を受ける前に死亡した幼児が行く場所のこと。
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マグダラのマリア Maria Magdalena
概要
マグダラのマリアは、新約聖書の福音書に登場する女性。
題材作品
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マルコ San Marco Evangelista
- 記念日
- 4月25日
概要
マルコは、『使徒行伝』のパウロの書簡に登場する男性、福音記者。
著作
『マルコによる福音書』
守護対象
弁護士、ヴェネツィア、エジプト。
題材作品
別表記
Mark the Evangelist
外部リンク
マルタ Martha
概要
マルタは、新約聖書に登場する女性。
別表記
マルファ
外部リンク
記載日
2006年12月28日
更新日
2024年6月6日