Milà

１４３０年以前

カテリーナ・デ・ボルハと結婚。

１４４７年

カテリーナ・デ・ボルハとの結婚証明書作成。

１４４２年６月２日

アルフォンソ５世・デ・アラゴン、ナポリ制圧。

１４４５年４月４日

アルフォンソ５世・デ・アラゴンと母方のおじアルフォンス・デ・ボルジャ枢機卿を仲介。

１４４７年２月２２日

ナポリ王アルフォンソ５世・デ・アラゴンに貸付。

１４５０年？

ローマ到着。

１４５３年１月２３日

アルフォンソ５世・デ・アラゴンに７千ドゥカートを、弟リュイス・ジョアン・デル・ミラがソゴルブ司教区を獲得できない場合には返還されることを条件として、貸し付ける。

１４３２年？

生（１４３０年、１４３３年）。

１４４１年１２月２６日

次男として９歳から母方のおじアルフォンス・デ・ボルジャ枢機卿の後援で聖職者の道を歩み始める。

アルフォンス・デ・ボルジャがアルフォンソ５世・デ・アラゴンから、リュイス・ジョアン・デル・ミラにサンタ・マリア・デ・シャティヴァ教会空位受益者を取り付ける。

１４４３年７月１２日

アルフォンス・デ・ボルジャがエウゲニウス４世から、リュイス・ジョアン・デル・ミラが幼年にも拘らずヴァレンシアの聖堂参事会員に就けるよう特別許可を求める。

１４４７年８月８日

サンタ・マリア・デ・シャティヴァ教会聖堂参事会員及び聖歌隊長に任命される。

１４４８年４月

ニコラウス５世の勅書により、ヴァレンシア大聖堂司教座聖堂参事会員に就任。

１４４９年６月

ヴァレンシア王国総督フアン・デ・アラゴンに妨害されていたが、アルフォンソ５世・デ・アラゴンの介入により、ヴァレンシア大聖堂司教座聖堂参事会員に着任。

１４５０年８月２２日

ニコラウス５世の勅書に、ヴァレンシアに居住する若い剃髪者として記載され、リェイダ大聖堂で空席となった司教座聖堂参事会員の候補者であることが述べられている。

リェイダの聖堂参事会員を候補者であるマヌエル・デ・モンスアールと争い、代理人のフランセスク・コル・デ・サンクを通じて、ニコラウス５世の勅書を送る。

１４５０年９月３０日

アルフォンス・デ・ボルジャがリュイス・ジョアン・デル・ミラのために、アルフォンソ５世・デ・アラゴンの同意を得てニコラウス５世からサンタ・マリア・デ・シャティヴァ教会聖堂参事会長を得る。

ヴァレンシアの聖堂参事会員の職を母方の従兄弟ロドリゴ・ボルジアに譲る。

１４５０年１０月１４日

アルフォンス・デ・ボルジャ、教皇庁判事ベルナト・ロヴィラ、医師ペレ・クリメントを教皇庁における代理人に指名。

聖堂参事会員兼総代理アントニ・ボウと司教座事務員ハウメ・サラをヴァレンシア教区における代理人に指名。

法学博士フアン・デ・アルタヴィット、聖堂参事会員兼総代理ラモン・ロッセル、聖堂参事会員のジョアン・セカステラとヴィセント・ソペイラ、受益者のペレ・カルドーナをリェイダ教区における代理人に指名。全員が親戚である。

１４５０年１０月２７日

リェイダの居住免除された聖堂参事会員を獲得。

アルフォンス・デ・ボルジャによって指名されたヴァレンシアとカタルーニャの代理人を通じて収入を受け取る。

１４５０年？

ローマに移住。

ガスパーレ・ダ・ヴェローナの私立学校に入学。

１４５１年１月２１日

リェイダの聖堂参事会員に就任。

１４５１年１月２６日

リェイダの聖堂参事会員に就くための、２０リブラを支払う。

１４５？年

ボローニャ大学で法を学ぶ。

ロドリゴ・ボルジアがボローニャ大学に入学。

１４５３年１月２９日

アルフォンス・デ・ボルジャは王推薦のバルセロナの聖職者であるベレンゲル・デ・ソスにヴァレンシアの聖堂参事会長とリュイス・ジョアン・デル・ミラが所有していたヴァレンシア大聖堂司教座聖堂参事会員を譲り、代わりにアルフォンソ５世・デ・アラゴンの同意を得た。

ジスペルト・パルド・デ・ラ・カスタ司教の死去により空席となっていたソゴルブ司教区及びサンタ・マリア・デ・アルバラシン教会の司教にこの日選出され、２７歳の司教就任年齢まで教区長に指名される。

１４５３年３月９日

司教区での、世俗的な問題処理については兄ペレ・デル・ミラを、宗教的な問題処理についてはアルフォンス・デ・ボルジャを代理人に指名。

１４５５年

司教に叙階される。

代理としてドーリア（サルデーニャ）司教フアン・アナドンを任命。役人のフェルナンド・フライレとフアン・マルケスと共に管理。

１４５５年４月２０日

カリストゥス３世の教皇即位式に出席。

１４５５年６月１３日

カリストゥス３世により、ボローニャの総代理及び知事に任命され、その権限をラヴェンナとロマーニャの領土に広げる（１４５５年７月１３日）。

１４５５年６月１７日

ロドリゴ・ボルジアと共に約百名の随行員を連れ、ボローニャへ向けローマ出発。

１４５５年６月２９日

悪天候の中、ロドリゴ・ボルジアと共に、ボローニャ到着。

司教館に宿泊。

１４５５年８月

サン・ペトローニオ大聖堂への行列で教皇の勅書を読み上げ、ローマから来たアウグスティヌス会士による十字軍の説教を開始することで、カリストゥス３世の新たな十字軍計画を支援。

ボローニャでは、十六人委員会の司法権力やベンティヴォーリオ家の勢力が教皇庁を上回っている時期で、無能との評価を受けることになる。

１４５５年９月

十六人委員会がサンテ・ベンティヴォーリオに結婚祝いとして贈り物をする許可を与える。

１４５５年１１月～１４５８年５月

カリストゥス３世が開始した、サンティ・クアットロ・コロナティ聖堂の美化工事を推進し、特に扉、階段、窓、家具を修復。

１４５６年２月２０日

カリストゥス３世により、枢機卿に指名される。

１４５６年４月２７日

教会首席書記官として、神学の学位を取得。

１４５６年５月２５日

カリストゥス３世により、ボローニャのサンタ・チェチーリア・デ・コマリア修道院の受益者に任命される。

１４５６年６月７日

カリストゥス３世により、２か月毎に自分の司教区の空席の聖職禄を受ける。

１４５６年

１４５６年７月 ベオグラード包囲戦でのマホメッド２世率いるオスマン帝国軍に対する勝利を祝うため、全ての聖遺物を率いて行進を先導。

１４５６年８月１８日

教会法の授業に１年間出席しなかったことを免除される。この時期、民法に専念。

１４５６年９月１７日

枢機卿会議にて、サンティ・クアットロ・コロナティ司祭枢機卿に任命される。

１４５６年９月２４日

カリストゥス３世により、サヴォイア公国内の空席の聖職禄を受ける。

１４５６年１０月

ローマ到着。

１４５６年１１月１６日

ローマ到着。サンタ・マリア・デル・ポポロ教会に宿泊。

１４５６年１１月１７日

枢機卿会議で赤い帽子を受け取る。

１４５６年１２月３０日

カリストゥス３世により、自身の領土及びミラノ公国内で７千フィオリーノに達するまでの空席の聖職禄を受ける。

１４５７年

初めの数か月に、教皇とアラゴン王権下の幾つかの大聖堂及び教会組織間で起こった紛争に介入。十分の一税の徴収に関するもので、責任の所在が恩恵を享受する枢機卿か徴税官のどちらにあるのか明確ではなく、例えばソゴルブ＝アルバラシン司教リュイス・ジョアン・デル・ミラなどは免除特権を訴えていた。

１４５７年１月７日

広範な民事及び刑事権限を与えられて、教皇特使として、ボローニャに向けローマ出発。

１４５７年１月２７日

ボローニャ大助祭。

１４５７年２月１７日

ノヴァーラのサン・マルタ城郭外教区長、年収７百８０ドゥカート。

１４５７年２月２６日

ヴェルチェッリ教区のベネディクト会の聖ヴィットーレ・コロナ修道院とサン・ジェンナーロ修道院、それぞれ年収３百フィオリーノと２百フィオリーノ。

１４５７年７月１０日

パヴィア 教区のサン・ピエトロ・イン・ブレーメ修道院。

１４５７年１０月２３日

ボローニャ近郊ポンテ・レーニ貧困者病院。

１４５８年２月１７日

ヴェルチェッリのサン・ベニーニョ・デ・ムレーヨ修道院。

１４５８年５月３１日

フォルリのドゥラーノ修道院とサン・メルクリアーレ修道院。

１４５８年６月２７日

アルフォンソ５世・デ・アラゴン、死。

１４５８年６月３０日

カリストゥス３世により、ヴァレンシア大聖堂聖具室長、サンタ・マリア・デ・シャティヴァ教会助祭、クリェラの教会助祭に任命され、年収１千リーヴル・トゥルノワを得る。

１４５８年

ジローナに自分の推薦者を就かせようとしたフアン２世・デ・アラゴンがロドリゴ・ボルジアにヴァレンシアの裁量権を与えて支持を取り付け、コズメ・デ・モンセラートはリュイス・ジョアン・デル・ミラと協力関係を築いたため、親族間に緊張が生じる。

１４５８年８月４日

おじカリストゥス３世危篤の知らせを受け、２名のボローニャ人と共にボローニャ出発（１４５８年８月８日）。

１４５８年８月１１日

ローマ到着。

１４５８年８月６日

おじカリストゥス３世、死。

１４５８年８月１１日

ローマ到着。

１４５８年８月１６日～１４５８年８月１９日

コンクラーヴェに参加。ピウス２世が選出される。

１４５９年４月１８日

マントヴァ公会議に同行する８人の枢機卿の一員として、ピウス２世と共にシエナに行き、この日勅書に署名し、ビーキ宮殿に滞在。

１４５９年５月９日

ピウス２世のボローニャ入城式に参加。

１４５９年５月２２日

フェッラーラでカルピ邸に宿泊。

１４５９年５月２７日

９０から百人の随行員を率い、ピウス２世と共にマントヴァに乗馬して入城。

２６歳前後だったが実年齢より１０歳以上老けて見られ、「痩せてみすぼらしい外見をしていた」と述べられている。

１４５９年６月１日

マントヴァ公会議に出席し、ピウス２世によりシチリア王位を得たため忠誠の誓いを行うフアン２世・デ・アラゴンの大使団に同席。

１４５９年夏

ジローナの収入を諦めて代替の年金を受け入れる。

１４５９年１０月７日

ピウス２世により、リェイダ司教に指名される。

裕福でないソゴルブ司教との交換であったため、フアン２世・デ・アラゴンとの関係が悪化。

フアン２世・デ・アラゴンはロドリゴ・ボルジアの仲介を通じてマヨルカ又はパレルモの司教座を与えることで阻止を試みる。

リュイス・ジョアン・デル・ミラはリェイダを放棄する代わりに年間２千フィオリーノの補償を求め、フアン２世・デ・アラゴンはこれを半分に減額しようとする。

１４５９年１０月１２日

以前におじカリストゥス３世が考えていたレヴァンテ地方の司教座に関する計画を放棄し、ヴィク司教座からの年金を得て収入を増やす。ヴィク司教はコズメ・デ・モンセラート。

１４５９年１１月１２日

最終的にフアン２世・デ・アラゴンが譲歩。リュイス・ジョアン・デル・ミラはソゴルブ司教を放棄してリェイダ司教座を獲得。この司教座から年間１千フィオリーノのアラゴン金貨と、ヴィチェンツァから同様の年金を受け取る。

１４６０年４月

ルドヴィーコ・スカランピ、アラン・ド・コエティヴィ、フアン・デ・トルクマーダ枢機卿と共に、ジャン・ダンジューに対してナポリ王国を防衛する教皇軍の将軍ナポレオーネ・オルシーニとフェッランテ・ダラゴーナの支援のために、ピウス２世により派遣される。

１４６０年１０月９日

リェイダ司教にリュイス・ジョアン・デル・ミラが指名された知らせが、リェイダ聖堂参事会に届く。

１４６１年２月２３日

代理人フアン・デ・アルカニスを通じてリェイダ司教に就任。死の直前まで在職。

１４６１年６月２１日

ローマの暑さを理由にシエナに去ることを発表。

１４６１年１０月６日

ロドリゴ・ボルジアによるリェイダ司教区への介入を確認するよう、ガスパール・サンスを派遣。

１４６１年１０月９日

シエナにて、ロドリゴ・ボルジア宛てに手紙を書く。相談なくリェイダ司教区の聖堂参事会員職を与えたことに対して不満を述べる。

１４６２年３月

ローマに、ロドリゴ・ボルジアのスフォルツァ・チェザリーニ宮殿に比肩するような「美しい宮殿」を所有。

１４６２年６月１７日（木）

ピウス２世がヴィテルボで主催した聖体祭に参加。教皇から枢機卿たちに装飾を命じられ、リュイス・ジョアン・デル・ミラは行列の終着地である、ヴィテルボ大聖堂広場から司教宮殿までを担当。広場の両側を横切る縄で繋がれた大きな梁にタペストリーを吊るした。そこに祭壇を設置し、右側には教皇の玉座と枢機卿の席が、左側には司教、首席書記官、修道院長の席を置いた。広場の端には聖母マリアの墓が高い位置に建てられ、その上に、家々の屋根の高さに天国が演出され、神が威厳をもって座し、天使、聖人、光輝く星々に囲まれており、聖母被昇天を表現。

ミサが終了し、教皇の祝福の後、天使に扮した子供が来たる奇跡を告げた。突然、墓が開かれ、美しい少女が現れ、天使によって持ち上げられ、帯を落として天国の栄光に運ばれた。子が彼女を出迎え、彼女の額に接吻し、彼女を父のもとに連れていった。その後、天使たちが歌い、楽器を奏で、天国の栄光の歓喜を示した。

集まった群衆は多く、教皇は人々にパピ宮殿の後ろに広がる牧草地に座るよう招き、祝福を授け、免罪を与えた。

リュイス・ジョアン・デル・ミラはパピ宮殿にて、教皇と枢機卿たちのために５百ドゥカートかけて「王が主催するような」宴会を催す。部屋は中央に「金と銀で」飾られた噴水のある高いアーチの上にある中庭を利用して、「非常に壮麗に」装飾されていた。 壁はまた、「それを作った芸術家の絶妙な創意工夫を示す、記憶に残る古代の物語」を表す美しいタペストリーで覆われていた。 宴会には重厚な金銀の食器が使用され、歌手たちが竪琴を演奏した。 ピウス２世は、『回想録』の中で、その優れた組織力、楽しい会話や冗談で時が過ぎたことを称賛している。

１４６３年４月３０日

エンリケ４世・デ・カスティーリャのカタルーニャにおける代理人により、シモン・ガルシアというリェイダの世俗の弁護士に対する訴訟を起こすことで民事の司法権を侵害しないように勧告される。

１４６３年１０月～１４６３年１１月

ペストのためローマを離れる。

１４６４年２月２４日

シエナ到着。

１４６４年４月５日

フィレンツェとカタルーニャに向け、ローマ出発。

１４６４年７月

フアン２世・デ・アラゴンによって包囲された都市の降伏交渉のために王兵と共にリェイダ到着。

１４６４年７月６日

リェイダ降伏条件に介入。不在の、リェイダ前司教の代理であり、カタルーニャ議会（ジェネラリタート）議長であり、反乱の主要な指導者の１人であったマヌエル・デ・モンスアールに宥和的な態度をとる。

１４６４年７月２０日

リェイダの司教宮殿で教会の憲章を宣誓し、司教団からの忠誠の誓いを受ける。

１４６４年

市議会の願いに応え、リェイダの厳しい状況を無視した王からの人員と資金の度重なる要求を和らげる。

司教宮殿で、司教団との定期的な会合を通じて、教会及び経済生活を正常化させる役割を果たす。

１４６４年８月２７日～１４６４年８月３０日

パウルス２世を選出したコンクラーヴェに不参加。

１４６４年９月

リェイダに避難。マヌエル・デ・モンスアールに政治的中立を保つよう説得。

後にフェルナンド２世・デ・アラゴンの統治時代にマヌエル・デ・モンスアールを総代理職に復帰させることに成功。

１４６６年６月５日

３５名の護衛騎士と共にヴァレンシア到着。歓迎を受ける。

１４６７年２月１０日

ローマ到着。

１４６８年７月

ローマで流行したペストの影響で、他の枢機卿と共にローマを離れ、トスカーナのサン・サルヴァトーレ・スル・モンテ・アミアータ修道院に移る。

１４６８年９月～１４６８年１０月

ローマ不在。

１４６８年１０月１５日

枢機卿会議に出席。

１４６？年

健康状態悪化。

１４６９年

フアン２世・デ・アラゴンによって招集されたモンソンでの議会に、リェイダ教区を代表して出席。新しい総代理マヌエル・デ・モンスアールと協力して、評議会と市政府の利益に有利となるよう努める。

１４６９年１２月２２日

王が司教座聖堂団に対して維持していた一種の拒否権とも言える法律が撤廃されたという知らせを受け取る。

１４７０年１月２３日

マヌエル・デ・モンスアールと共に、リェイダ到着。

１４７０年１月３１日

シンカに向け、リェイダ出発。

アルフェース、スニェー、ペジェネス、ヴァルフォゴーナ、及びサンクリメンツ家の土地を司教座聖堂団に回復するために裁判所を訪問するなど議会の介入を促進。

１４７１年

ベアトリュー・カタラ・デ・ヴァレリオラからカリコラ、ブファーリ、パロマール、ベニソーダ、アドサネータと共に、アルバイダ渓谷の別荘を購入。

これらの領土は、フアン２世・デ・アラゴンがカタルーニャ内戦の費用捻出のために競売にかけた土地だった。リュイス・ジョアン・デル・ミラの統治によって財政上の対立が増大したとしても、少なくとも過去数十年間蔓延していた封建的暴力の兆候は緩和された。

１４７１年～１４７７年

アルバイダ宮殿建設に着手。

家族と共にアルバイダ宮殿に居住。

１４７２年６月２７日

４人の司教と共にサン・ヴィセンで、シクストゥス４世によりスペイン王への教皇特使に任命されたロドリゴ・ボルジアを出迎える。

１４７２年

アルバイダへの帰途、カタロージャ近くで襲撃される。

１４７４年～１４７８年

アルバイダに居住。

１４７５年１月

フランスによるルセリョー侵攻直後に、バルセロナの様々な身分からフアン２世・デ・アラゴンへ提出された５百６０件の苦情の署名者の中に名前が含まれている。

１４７６年～

クリェラ評議会議長に就任。スエカ評議会議長も兼任していた。

都市当局が枢機卿の収入で修道院を再建しようとしていたため、クリェラ評議会との小さな紛争を解決。

１４７８年５月２６日

息子ジャウマ・デル・ミラにアルバイダ伯爵領及びカリコラを譲渡。３万スエルド以上の年間収入を約束したが、リュイス・ジョアン・デル・ミラの収入が年間１６万８千スエルドに達する一方で、この約束は果たされず。

１４７７年

リェイダ教区のサン・ヴィセン修道院及びラングル教区ディジョンのサン・ベニーニョ修道院の管理を取得。

１４７８年６月１５日

ベルヴィスからベルジーダを購入。

１４８３年３月２０日

フェルナンド２世・デ・アラゴンの抗議にもかかわらず、ヴィク司教ギリェム・ラモン・デ・モンカーダに対して、彼が教皇庁を通じて獲得した３百ドゥカートの年金を要求。

１４８９年夏

十分の一税の徴収をめぐって代理人とリェイダ政府との間で訴訟が起きる。

１４８９年１１月５日

フェルナンド２世・デ・アラゴンの反対にもかかわらず、リェイダ教区にサンタ・マリア・デ・ロダ修道院の小修道院長職を組み入れることをインノケンティウス８世が同意し、獲得。

１４９０年

リェイダ大聖堂の聖具室が焼失し、そこに保管されていた礼拝具にも大きな損害が出る。

マヌエル・デ・モンスアールが派遣した使節がアルバイダとグラナダの王宮に赴き、リュイス・ジョアン・デル・ミラとフェルナンド２世・デ・アラゴンの協力を要望。

１４９３年２月１日

財産を遺言で処分する許可を教皇アレクサンデル６世から得る。

１４９４年１１月２０日

アルフェスにてリュイス・ジョアン・デル・ミラが招集した教会会議で、リェイダ司教補佐ヴィセンテ・トリリェスが聖堂参事会と口論。

１４９４年

リョンバイの最大の債権者となる。

１４９５年～１４９８年

リュイス・ジョアン・デル・ミラの命令の下で、ドイツの印刷業者エンリック・ボーテルが聖務日課書の編集に着手。カタルーニャで印刷された最初の聖務日課書が出版される。

１４９７年

プラネスの売却で得た１百５０万スエルドによって、オトス男爵領を財産に加える。

１４９７年

リェイダ大聖堂参事会が、サラゴサに工房を構えるジョアン・ジュストとアントーニオ・ヴィルトに、礼拝堂の修復と新聖歌隊席の再構築を依頼。

１４９８年１１月２２日

リェイダ教区の教会、家屋、砦、城の修復という約束を守らず、激怒したフェルナンド２世・デ・アラゴンはリバゴルサ伯爵に警告。伯爵はリュイス・ジョアン・デル・ミラの収入の差し押さえを命じた。

リェイダ大聖堂の聖具室の修復に、僅か６千スエルドを提供。

１４９８年

リェイダ大聖堂の聖具室の修復や聖歌隊席の建設に貢献した人々に贖宥を与える法令を公布。これにより修復を経済的に支援し、大聖堂の「ほぼ無限の遺物」を思い起こさせることで信者の献身を刺激しようとする。

１４９８年

エンリック・ボーテルがリェイダで贖宥の布告をカタルーニャ語で印刷。リェイダで印刷が始まった初期の貴重な例である。

１５００年～１５０２年

ジョアン・ジュストとアントーニオ・ヴィルトがリェイダ大聖堂礼拝堂の修復と新聖歌隊席の再構築に着手。

１５０１年

収入の１０分の１である８百ドゥカートを枢機卿として教皇庁に寄与。対トルコ戦費に充てられる。

１５０２年

息子ジャウマ・デル・ミラがアルバイダの収入を不当に奪い、住民に対して暴力を振るい、自身の権利に対して侵害しているとして、告発。ヴァレンシア王立法廷で訴訟を起こし、財政関連の職掌を返還されるよう副王に求める。

１５０２年

収入の１０分の１である８百ドゥカートを枢機卿として教皇庁に寄与。対トルコ戦費に充てられる。

１５０３年１１月８日

ヴァレンシアの聖堂参事会から、白いダマスク織の外套などの宗教的装飾品を受け取る。

１５０３年

収入の１０分の１である８百ドゥカートを枢機卿として教皇庁に寄与。対トルコ戦費に充てられる。

１５１０年１２月９日以前

ヴァレンシア州のベルジーダにて死（１５０７年７月２０日）。

１５１０年

ベルジーダの教会のアルコレヤ礼拝堂に埋葬される。

１５１１年

遺骸がリェイダ大聖堂に移される。

１５７４年

遺骸がアルバイダのサンタ・アナ修道院に移される。

１４８９年

この年頃、夫ルドヴィーコ・ミリオラーティが亡くなるが、オルシーニ家の宮殿であるモンテ・ジョルダーノ宮殿に暮らす。後、息子オルシーノ・ミリオラーティが相続する。ここにルクレツィア・ボルジアを引き取り、教育。

１４８９年５月２１日

息子オルシーノ・ミリオラーティがジューリア・ファルネーゼと結婚。

１４９３年

この頃？、アレクサンデル６世に勧められて、サンタ・マリア・イン・ポルティコ宮殿に引っ越し、ルクレツィア・ボルジアと共に住む。

１４９３年６月１２日

ルクレツィア・ボルジアとジョヴァンニ・スフォルツァのヴァティカン宮殿での結婚式に参列。

１４９４年５月１日

ローマにてマントヴァ公妃イザベッラ・デステ宛てに手紙をしたためる。友人を推薦している。

１４９４年１０月１４日

アレクサンデル６世とオルシーノ・ミリオラーティ２人がジューリア・ファルネーゼをそれぞれ自分のもとに呼び寄せようとしており、信じられないようなこの悶着を恥じたアレッサンドロ・ファルネーゼ枢機卿から頼まれて、ローマに行き事態を収めようと努力を払うが好転せず、この日カポディモンテに戻る。

１５０２年１月６日（木）

ルクレツィア・ボルジアに随行し、フェッラーラへ向けローマ出発。

１５０５年１１月

この頃までに死（１５０９年頃）。

１４６５～１４６７年？

生。母アンジェリーナ・ラムはリェイダの貴族であり、父リュイス・ジョアン・デル・ミラは１４６４年７月から１４６６年にリェイダ滞在のため、この頃と推測。

１４７７年５月８日

フアン２世・デ・アラゴンにより、アルバイダ伯爵に叙爵される。

１４７８年５月２８日

レオノール・デ・トラスタマラ・イ・フンケルスと結婚（１４７７年、１４７８年５月２６日、１４８８年５月２８日）。

１４９１年

父リュイス・ジョアン・デル・ミラの代理人として徴収するため、リェイダ聖堂参事会に赴く。

１４９４年６月６日

フェルナンド２世・デ・アラゴンの要求や脅迫は無駄に終わり、強要や聖職売買を行ったためにリェイダ聖堂参事会を激怒させる。

１４９８年

ペトレル、アルバラト領主フランセスク・アギロ・デ・ロメウと激しく対立し、暴力事件や訴訟が発生。最終的にジョアン・デル・ミラに有利に解決。

１５０２年

父リュイス・ジョアン・デル・ミラとの間でアルバイダの統治と収入に関する対立が発生。

１５１４年１０月６日

娘アンジェラ・デル・ミラとフェラン・デ・プロシタの婚前契約を結び、持参金は１０万スエルドであり、結婚後４年以内に支払うことで合意。

１４９４年

ガスパール・デ・プロシタと結婚。

１４７４年４月２２日

バルセロナ大聖堂の聖堂参事会員のために教皇シクストゥス４世からの勅書を提出。

定期的にバルセロナ大聖堂議会に出席。

１４８４年

インノケンティウス８世により、父母を明かすことなく嫡出子として認められる。

１４８５年

バルセロナ大聖堂の聖具保管担当者に任命される。

１４９２年１２月２６日

アレクサンデル６世により、バルセロナ教会の受益者に任命される。

１４９４年

サラゴサの聖具保管担当者に任命される。

１４９７年

リェイダ大学に在籍。

バルセロナ大聖堂の聖具保管担当者に任命される。

１５０７年

記録あり。

１４８４年

インノケンティウス８世により、父母を明かすことなく嫡出子として認められる。

１４９４年

サンタ・マリア・デ・シャティヴァ教会の聖堂参事会員及び聖堂参事会長に任命される（１４９６年）。

１４９０年３月１２日

サント・ヴァレリ・イン・セーデ礼拝堂の受益者に任命される。

１４９１年１０月３０日

マヌエル・デ・モンスアールの死により、リェイダ大聖堂参事会長候補に選ばれる。

１４９１年７月１２日

リェイダ大学法学部に在籍。リェイダの行政官が大学の管理委員会の運営を妨害しないよう、また聖職者である彼らの権利を侵害しないよう、他の大学生と共に学長に介入を嘆願。

１４９２年７月１２日

リェイダの学生たちの不満を煽る。

市当局は事態を沈静化させるため、直ちにバルセロナに使節を送る。

１４９０年

リェイダ大学法学部に在籍。

１４９１年１１月２１日

リュイス・ジョアン・デル・ミラにより、リェイダ教区の総代理に任命される。

１５０６年以降

ホフレ・ボルジアと結婚。

１５？？年

フランチェスコ・ボルジアを出産。

１５？？年

ルクレツィア・ボルジアを出産。

１５？？年

マリーナ・ボルジアを出産。

１５１７年

夫ホフレ・ボルジア、死。

１５８２年８月２３日

夫婦共同で遺言書を作成。

１５８４年６月２３日

ヴァレンシアにて、カルレス・リャンソルとの結婚証明書作成。公証人はフアン・ガルセスとハイメ・ガルシア・デ・フリアス。